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2003 Agora diary
このページではAgora子ども美術工場のこどもたちの様子、周辺の自然、カメパオなどをレポートしていきます。(渋垂)


PHOTO/kamepao の改造計画を話し合い、プランを描く。/030301




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- March 3 -




ハッサク採り/2003/03/13/(THU)/晴れ



アゴラの西側に大きなハッサクの木があります。今ちょうど大きな実がたわわになっています。送迎に来たお母さんといっしょにこどもたちはハッサクを採りました。はじめての経験だったのでしょうかハッサクをもぐこどもたちは嬉しそうでした。おかあさんも、、です。甘み控えめですので、蜂蜜を入れて、、それとも、そのまま?、、マーマレードもいいかな?、、召し上がってください。



こどもたちは満開のヒヤシンス、シクラメン、ベゴニアの花を描く。パレットに思いの色を出す。描くリズムも様々。大胆に、ゆったりと自分のペースでいいですね。茶色の球根のあちこちに白絵の具がシュワーと開いた。「白い絵の具が広がったよ!」偶然の出来事。球根の模様みたいだね。ビニールでパラシュートの製作。屋根裏から降ろしたり、外では凧のように、風を掴んで走った。パラシュートもいいが、外で走るのも楽しい。


作って、遊んで、仲良くやってます。/2003/03/12/(WED)/晴れ



石膏液を塗ったボード紙に水彩で描く。描いた先から絵の具が石膏に吸い込んでいきます。仕上がりもしっとりした色彩になります。紙に描くのとは違う感触。ボードの形も様々な物を用意し自由に選択。試しながら思い思いの絵を描きました。この紙を気に入ったようです。



チェスの駒を紙粘土で作る。先週は板を切り抜いて作った駒が、思い通りの形にならないとのことで変更。来週色づけ。細かい形も出来たようで、満足してました。空き箱で車。タンクローリー車のようです。お菓子の空き箱を上手に組み合わせ。デザインがしゃれてますね。ゲーム機やソフトを入れるミニケース。手提げ部は板を糸鋸で切り、寸法の調整など、手際よく作っていました。開き扉の施錠も木製作。大切なゲーム機とソフトを入れ、持ち運び出来ます。先週完成した三角蓋のゲーム機箱は、ニスで塗装しました。ぬいぐるみ作り、縫い目も細かくなり、裁縫も手慣れてきました。



赤いテーブルの上では今日もお料理。今日は中華のようで餃子の具を皮は丸く切った色紙の中に入れ、上手に皮を絞って餃子を作っていました。本当の餃子の作り方と一緒です。牛乳パックの家の前ではいつも美味しそうなごちそうが並んでいます。
「僕たちの家」のグループは牛乳パックの壁と天井が完成し、小さな部屋が出来ました。中の棚やテーブル。風呂、シャワー懐中電気の電灯も付きました。3人がしゃがんで入れる広さです。居心地良さそうな3人です。部屋の外ではミニゴム鉄砲?ロケット?でテーブルのまえの箱に的当。じょうずに当たってますね。
3時間がいい感じで流れ、作って遊んで、仲のいいこどもたちです。


チロの家とボロリング場/2003/03/09/(SUN)/晴れ



12月のはじめから作り始めた犬小屋「チロの家」が完成。赤い屋根と白い壁に塗装。可愛い犬小屋がで来ました。「やったー」と言った感じで、赤い屋根の上にまたがって満足気でした。チロもきっと喜ぶでしょう。
庭にある、小さな隠れ家、がだいぶ傷んでいました。この建物を作った子供たちで片付け。腐食した床板を取り外したり、ペンキを塗り替えをしました。新しいプランは「ボロリング」場に改造するようです。ボロリングとは彼らが付けた造語。ボーリングはミニボーリングで、ペットボトルを倒すゲームのようです。
1年生の二人がカメパオの改造計画と模型を作る。カメパオの東側出入り口とトンネルで結んだ小屋を造る計画。カメパオの使用法の提案があった。


今日は青空がきれいないい天気。屋根越しに小さな雲がポツリ。裏山の斜面にウラシマソウの芽がすーっと伸びていた。フキは白い花を咲かせ、タンポポもあちこちに咲き出した。図鑑を持って出かける、散歩の季節がやってきました。


プランが進行/2003/03/08/(SAT)/晴れ



三角屋根のミニハウスを作りたい。三人の女の子が作り始めました。まずベースになる木枠づくり。角材の寸法をとり、鋸で材料の切り出し。ドリルドライバーで木枠をビス止め。カメパオの近くに設置予定。SLハウスの壁の取り付け、少しずつ進行しています。観音開きに開く格子窓がしゃれている。扉、隙間などを塞ぐなど今後の課題も話していた。予定ではSLハウスはカメパオの網の通路の途中を開け繋ぐ予定。
室内のカメカメランドの増殖。二人の男の子たちが牛乳パックの家の南側壁からさらに牛乳パックの壁を拡げている。彼らは牛乳パックの上に水色の画用紙を張って水色の壁にしたいようだ。どんな形になるのかな。



箱絵が完成。ベニヤを糸鋸で切り抜き、花、木、動物などを前後に配置。自分の描いた劇がはじまる舞台装置です。



テーブルの天板はタイル。タイルを配色してコンクリートボンドで接着。おしゃれなテーブルが出来ました。おやつをこのテーブルで食べるのかな。
ハムスターの遊具をデザイン、小さなシーソー、三角ブランコ。図面を描いていました。ハムスターの大好きな女の子です。
ビニールでパラシュートづくり。重りになるマスコットのデザインと製作。アゴラの屋根裏から実験。重り、紐のながさの調整をしてふわっと降りてきた。


指人形の舞台/2003/03/06/(THU)/曇りのち小雨



くまさんとトリケラトプスの指人形で遊ぶ舞台を製作。色紙と絵の具で装飾。舞台の上はカラーセロファンを張る。蛍光灯の光が赤や黄色のセロファンを通して舞台照明。お話し作って演じて見たら楽しいね。ボード紙に接着材を混ぜた石膏液を塗り、水彩で描く。紙に描くのとは違い、描くと同時に石膏に絵の具がスッーと吸い込まれ、しっとりとした表情を作る。
旅行中のお友達が来週には帰ってきます。みんな待っていますよ。


もう春ですね/2003/03/05/(WED)/曇りのち小雨



牛乳パックの家の前に赤い布を掛けたテーブル(牛乳パック製)を出し、仲良く食事。小さなカップにおいしそうな料理が盛られていました。外壁を今日も木調にガムテープを細かく切って張っていました。秘密基地は小さな家が整備されさらにお風呂も製作。最近は秘密基地と言うより、「僕たちのうちだよ!」と言っています。このこどもたちにも外のカメパオのことを話し、改造プランのアイディアを聞いたのですが興味は示さず、自分たちの今行っている、牛乳パックの家、「僕たちの家」のことで気持ちがいっぱいのようです。この活動にあまり参加していない男の子二人がカメパオ内部の改造プランを提案してくれた。カメパオ内部の四隅に花壇とベンチの設置。中央にマットを敷き工作が出来るようにする。もう一案は、中央に円筒形の部屋を作り、天井から外を展望出来るようにするなどのプランが出ました。




ゲーム機を入れる三角蓋の箱が完成。内側にフェルトで綿を入れたクッションも作る。ワタ鳥の小さなぬいぐるみ完成。空をふわふわ飛ぶ雲の鳥のようですね。籐の吊り飾り。籐の輪が知恵の輪のように繋がり、風に揺れます。お母さんへの誕生プレゼント。虹の蓋とピンクのネコの絵のステキな箱が可愛いですね。中には大きな籐の輪?これもお母さんへの誕生プレゼント。お母さん喜ぶよ。オリジナル折り紙、いつもいろんな創作折り紙を見せてくれる。オレンジの怪獣がいい。角材をカンナで削り木製の刀を作る。カンナの使い方も手慣れてきて、きれいに削れていました。もう少し時間がかかるようです。カンナの削りかすは、赤いテーブルにそうめんで並んでいました。箱のトラック完成。箱を上手に利用しかっこのいいトラックだね。、紙粘土で作ったマグネット付きマスコット人形、しゃれたデザインでした。木製くねくねの製作。木製くねくねは来週完成。楽しみだね。
タンポポの花ががあちこちで咲きはじめています。玄関先のコンクリートの割れ目からもタンポポが花開いていました。まだ少し寒さが残っていますが、アゴラの周辺はもう春ですね。


カメパオ(KPPW99)改造計画/2003/03/01/(SAT)/雨





こどもたちと庭に設置してあるカメパオ(kppw99)の様子と破損した個所の修復及びリフォームに付いて話をしました。まず、こどもたちとカメパオの中に入って今の状態を把握し、今後どんな改造をしていくかを話し合いました。その後、個人やグループで考え、プランを絵と模型にしました。

1,先週行ったメンテナンスの報告。ベニヤの破損状況。昨年の秋、部材を準備した状態からリフォームが中断していること。新しいミニハウスなど庭への建設プランが三件出ていること。などをこどもたちに話す。

2,カメパオ(kppw99)のリフォームとミニハウスなどの建設計画を合体することが可能かどうか考え、リフォームプラントと既存のミニハウス、新たなカメパオ計画などを入れた設計プランなどを考える。

3,プランを元に模型も作ってみた。

こどもたちから出たプラン内容
・アゴラとカメパオを繋いでいた(ネットの首部分)の復活を望む声!部屋の段ボールのカメカメランドと繋がり、行き来できる。
・ネットの途中に開口部を作り、計画中のミニハウス、SLハウスなどを繋げる。
・ネットの上にビニールを張ることで雨の日でも行き来できる。ビニールのはしには竹を半分に割った樋を付け水の溜まりを防ぐ。
・カメパオシティー計画と名前を付、agora,カメパオ、ミニハウス、新しい計画を総合したプラン。
・kppw99の改造プランには二階建て(親子ガメ)、外部への梯子、滑り台、山桃の木とカメパオを結ぶ荷物を運ぶロープウエイ。
・カメパオの上に傘状の屋根。展望台(キャンプで星を見よう)を取り付け、上り下りには階段を設置。
・屋外の木などを利用したブランコ。カメパオからの滑り台。
・内部のプランにカメカメ観測所。鳥の観測が出来るよう観測台、覗き窓。テーブル、椅子、棚の設置。
・もう一つカメパオを作り繋ぐ。
・自由に工作できる作業場。花壇。
・ペンキで各所を塗装し直す。

こどもたちから出たプランは、他のコースのこどもたちとも相談し、今後具体的に建設していきます。






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