ブログ小説 妙なこと 第八話(8)

美加が、修二の部屋から、台所にやってきました。
「いつもながら、ほんとに簡単に、引っかかるんだからー!??。」
と言って、台所に入って来たのです。
「またいつもの手で、起こしたのー?!。」
「いつも寝坊するから、修二は引っかかるんだわよー!?。」
と、美津子が少し笑いながら、言ったのでした。
美加は台所を通り過ぎて洗面所に行き、
顔を洗い、歯を磨いたのでした。

美加は台所に来て、
「きのうお母さん!ありがとう!?。」
「いつものところに干すのを、忘れちゃったのよねえー!?。」
「きのうに限って!??。」
と言うと、
「いいのよ!それは!!。」
「でも鍵は、きょう見たら、そのまま閉まってたわ!?。」
「変だわねえー!??。」
と、美津子が言ったのでした。

「美加!ハムエッグでいい!?」
「それと、きのうの残りのハンバーグもあるけど!?。」
と美津子が言うと、
「ハムエッグでいいわ!?。」
と、美加が答えたのです。
「やっぱり!!?。」と言うと美津子は、
今できたハムエッグを皿に盛り、千切りキャベツを載せると、
うれしそうに出したのでした。

美加はご飯と、味噌汁を自分でよそうと、
「いただきまーす!」と言って、朝食を食べ始めたのです。
すると修二が、台所にやってきたのです。
「おはよう!?。」と、修二が言うと、
「おはよう!?」と、美津子が言ったのです。
「おはよう!?。」と、美加が言うと、
「お姉ちゃんにまたやられたよー!?。」と、修二が言ったのでした。
すると美津子が、
「ハムエッグそれとも、ハンバーグ?!。」
と言うと修二は、「両方!」と、答えたのです。

「おかあさん!おにぎりだけ作ってくんないかなあー!?。」
と、修二がご飯をよそりながら、言ったのです。
「ご飯。きのうの残りだけどいいのー?!。」
と、美津子が、ハムエッグを作りながら、
ハンバーグを電子レンジに入れ言うと、
「いいよー!とにかく作ってよー!?。」
「ふたつでいいから!」
と、修二が言ったのでした。

「わかったわー!」
「具は梅干とおかかでいい?。シャケないから!」
と、美津子が言うと、
「いいよー!作ってくれればー!?。」
と、修二は味噌汁をよそりながら、答えたのでした。
美津子は、ハムエッグを皿に盛り、千切りキャベツを添え、
チンしたハンバーグをのせると、修二の前に出したのです。

「いっただっきまーす!。」
と、修二は言うと、朝食を食べ始めたのです。
美津子は、おにぎりをふたつ作ったあと、
自分の分の朝食のしたくをして、最後に食べ始めたのでした。
「ところでお母さん!鍵、どうだった?!。」
と、修二が言うと、
「お父さんとふたりで確認したんだけど!。」
「そのまま閉まっていたわ!」
「わけがわからないわよー?まったく!??。」
と、美津子が答えたのです。

「今回は、なんにも異常なしかあー?!!」
「またきっとあるよー!。こういう事は!?。」
と、修二が言うと、
「まったく気持ち悪い!。」
「お母さんいやだよー!。こんなことがいつもあるんじゃー!?。」
と、美津子が言ったのでした。
「しゅうじー!余計なこと言わない!!。」
と、美加が言ったのです。

「ごちそうさんでした!。」
「じゃあねー!サンキュー!!?。」
と、言うと修二は、皿の上に置いてあるおにぎりを、ラップに包むと、
それを持って、居間に行き、置いといたバッグに入れたのでした。
修二は、「いってきまーす!!。」と言うと、
靴を履き玄関を出ると、自転車の前のカゴにバッグを入れ、
健介と待ち合わせている駅に向ったのでした。


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