ブログ小説 妙なこと 第八話(6)

居間に来た義雄が、修二がゲームをやっていたんで、
「適当なところでやめて寝ろよ!。」
と言うと、
「うん!。わかってるよー!?」
「あした朝、出かけるから、もう少しやったら寝るよー!?。」
と、修二は答えたのです。
「じゃあー!お父さんは部屋に行って寝るから、あとは頼むなあー!?。」
と言うと、義雄は夫婦の部屋に行ったのでした。

美津子は家計簿をつけ終わると、
部屋に着替えを取りに行き、お風呂に入る前に、
洗い物を洗濯機に入れると、洗剤を入れ、スイッチを回したのです。
それからお風呂に入ったのでした。
お風呂から出ると、冷蔵庫を開け、ウーロン茶を取り出すと、
コップに注ぎ、飲んだのです。(うっそー!??)
「ああー!やっぱり風呂上りは、ウーロン茶に限るわねえー!?。」
と、言ったのでした。

そしてしばらくすると、ピッピッピーと音がして、
洗濯機が止まったのです。
「さーてと、干して寝ようかなー!?。」
と、美津子は言うと、
洗濯機のとこに行き、洗濯したものを取り出すと、
洗濯カゴに入れ、風呂場に入り、物干し竿に洗濯物を干して、
窓を開けたのでした。
窓の外には、泥棒よけように、格子がつけてあったのです。
洗面所で歯を磨き終わると、
次々に、部屋の灯りを消していったのでした。

「しゅうーじー!。まだゲームやってるの!?。」
「いいかげんにやめなさいよ!?。」
と、美津子が居間に来て言うと、
「わかってるよー!!?。」
「きりのいいところでやめるから!?」
と言うとすぐ、
「あっ!!」と言うと、
「終わるかあー!?。」と言って、テレビゲームを片づけだしたのでした。

「お母さん、部屋に行くから、電気消してね!。」
「あと、この部屋だけだから!頼むわよ!!?。」
と、美津子が言うと、
「わかったよー!?。」
「片づけたら、電気消して俺も部屋に行くから!?。」
と、修二は片づけをしながら、そう言ったのです。
そのことばを聞いた美津子は、夫婦の部屋に行ったのでした。

居間に残った修二は、
「健介のヤツ、パンクした自転車じゃー困るし、
お父さんにでも、朝送ってもらうつもりかなあー??!。」
「でも、健介のお父さんは、朝早く出かけるから、
時間が合わないよなあー??!。」
「心配するなって言ってたけど!?」
「ほんとに大丈夫かなあー?!。」
などと、片づけながら考えていたのでした。

「あああ!なんか眠くなってきたなあー?!。」
「あしたは、朝少し早く起きなきゃなあー?!。」
と言うと、片づけ終わるとすぐに、
エアコンのスイッチを切り、居間の灯りを消すと、
自分の部屋に行ったのです。
階段を上ると、美加とすれ違ったのでした。

「お姉ちゃん!どこ行くのー??!。」
と、修二が言うと、
「洗濯物を干しに行くの!?。」
と言って、美加は階段を降りて行ったのです。
美加が洗濯機のところに行くと、中に何もないので、
風呂場の中を覗くと、美加の下着がちゃんと干してあったのでした。

「お母さんやってくれたんだあー!?。」
「うっかりしちゃった!?。」
と、安心したように言うと、すぐ、
「でも!おかしいわねえー??!。」
「なんで、忘れたのかしら??」
「いつもやってることなのに!?。」
と、ひとりごとを言ったのでした。

美加は、風呂場の灯りを消すと、
すぐに自分の部屋に、戻ってきたのです。
そして、部屋のエアコンのタイマーをセットすると、
朝までぐっすり寝たのでした。
修二も同じように、エアコンのタイマーをセットすると、
朝までぐっすり寝たのでした。


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