本来コーヒー紅茶などをお出しし御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを好きなだけ用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
修二は、部屋に入ると自分の机の上にバッグを置いたあと、
洋服ダンスを開けたのです。
「何着てくかなあー!??」
と言ってから、
「そうだあー!?」
「あしたの天気見なくっちゃあー!??」
と修二は言うと、部屋を出て急いで階段を下りたのでした。
階段を下りると居間に入り、
テレビのリモコンを持ち、すぐにスイッチを入れたのです。
「天気予報のチャンネルはーっと??!」
と言いながら、リモコンのチャンネルをあちこち変えたのでした。
「ここかあー!??」
と言ってお天気チャンネルを見ていると、
行楽地の天気の中で、
伊豆地方の天気予報が映し出されたのです。
「やっぱり晴れだ!!」
「ラッキー!」
と修二は言うと、うれしそうにテレビのスイッチを切り、
居間を出ると、階段を上がりまた自分の部屋に戻ったのでした。
そして部屋に入ると、開けっ放しのタンスのところに行き、
ああでもない、こうでもないと、(表現が古い!)
あした着ていく服の選定をしたのです。
「へんだわねえー!?」
「さっき居間でテレビの音がしていたみたいだけどー!?」
「修二かしら??!」
と美津子は言うと、
居間に向かったのでした。
「誰もいないわねえー!?」
「洗面所に行った気配もないしー!?」
と美津子は言うと、
居間を出て階段の下までいったのです。
するとちょうど義雄がチャイムを鳴らし、
ドアを開け、玄関に入って来たのでした。
義雄が、
「ただいまー!」と言うと、
「お帰りなさーい!!?」
と美津子がうれしそうに言ったのです。そして、
「お夕飯の支度が出来ていますから!?」
「着替えてきてくださいねっ!?」
と言ったのでした。
「分かったあー!?」
と義雄は答えると、
玄関を上がり、
すぐに着替えをしに夫婦の部屋へと行ったのです。
「しゅうじー!」
「お父さん帰って来たから!?」
「もうすぐご飯よー!?」
と美津子が言うと、
「はーい!今行くー!!?」
と修二が答えたのです。
すると美津子は、すぐに台所に戻ったのでした。
「”今行くー”って言っちゃったし!?」
「あまり遅いとうるさいからなあー!?」
とうれしそうに修二は言うと、
選んだ服をタンスの前に置き、
急いでタンスを閉め、
自分の部屋を出て階段を下り、
洗面所に向かったのでした。
それからじきに玄関のチャイムが、
「ピンポーン!」と鳴りドアが開くと、
すぐに美加が、
「ただいまー!?」
と言ったのです。すると台所から、
「お帰りー!?」
と美津子が言ったのでした。
すぐに美加は玄関を上がり、
階段を上がって自分の部屋に行ったのでした。
部屋に入るとすぐショルダーバッグを置き、
「だいぶ遅くなっちゃったわねえー!?」
と言って、すばやく着替えを済ませ、
すぐに洗面所へ向かったのです。
ちょうど義雄と入れ替わり入ったのでした。
台所では、夕飯の支度が出来ていたのです。
美加が席に着けば全員で食事が出来るのでした。
じきに、
「お待たせー!?」
と言って美加が台所に来たのです。
そして席に座ったのでした。
「暖かいうちに食べてよー!?」
と美津子が言うと、
「じゃあー!?」
「とりあえずカンパイするかー!?」
と義雄が言ったのです。すると美津子が、
「何にカンパイするんですかー??!」
と聞いたのでした。
「うーん??」
「とりあえず健康だなあー!?」
とニコニコしながら義雄は言ってから、
「健康を祝してカンパーイ!!」
と言ったのです。すると、
全員がグラスを手にして乾杯したのでした。
すぐ義雄が、
「しゅうじー!?」
「あした伊豆に、いず行くんだあー!??」
とうれしそうにダジャレを言うと、
「伊豆だけにいずかなあー!??」
と笑いながら修二が言ったのでした。
「バッカじゃない!!??」
「ふたりともー!??」
と美加が言うと、
「ほんと!」
「この親に、この子有りねえー!?」
と美津子があきれたように言ったのです。
「急に決まったんで!」
「8時ごろまでには電話よこすってさあー!?」
と修二がうれしそうに答えると、
「わたしだけ話がみえないんだけどー??!」
と美加は言い、
「しゅうじー!」
「伊豆行くってどういうことー!??」
と言ったのでした。