ブログ小説 妙なこと 第十四話(3)

修二は着替えを持って自分の部屋から階段を下りてくると、
風呂場に行き風呂に入ったのでした。
しばらくして、電話がかかってきたのです。
「美加かしら!?」
と美津子は言うと、電話口まで行ったのでした。

「もしもしー!?」
「わかったわー!?今行きますから!?」
と言うと、電話を切った美津子でした。
居間に入ると、
「お父さん!?美加を迎えに行ってきますから!?」
と美津子が言うと、
「ご苦労さん!?気をつけて!!?」
と義雄が言ったのです。

「じゃあー!?お願いしますねっ!!?」
と美津子は言うと、
台所に鍵を取りに行ったのでした。
すぐに玄関に来ると、靴を履きドアを開け、
自分の軽自動車に乗り込み、家を出発したのでした。

「きょうは変な時間帯に帰って来たわねえー!??」
「何か都合ができたのかしら!?」
と美津子は、ひとりごとを言ったのです。
駅に着くと、いつもの場所で美加が待っていたのでした。
美加が車に乗り込むと、
「お帰りー!?」
と美津子が言うと、
「ただいまあー!?」
と美加が言ったのでした。

美加を乗せるとすぐに出発したのです。
美津子は運転しながら、
「きょうは中途半端な時間帯なのねえー!?」
と言うと、
「電車事故で30分遅れたのよー!?」
「自殺だわねえー!?きっと!!?」
「待たされた後すぐに乗る電車って!なんかいやなのよねえー!??」
と美加が言ったのでした。

「そうねえー!?確かに!?」
と美津子は答えると、
「それより、きょうはお父さんが早く帰って来たのよー!?」
「それでねっ!わたしが10分ぐらいでお風呂から出るからって言ったら!??」
「修二が8分ぐらいで出るって言ったのよー!?」
と言って美加の気分を換えるように、
義雄のお風呂の話をし始めたのでした。

話をし終わる頃に、車は家に着いたのでした。
玄関を開け美加が、
「ただいまあー!?」
と言うと、修二が居間から出てきて、
「お帰りー!?」
と言い、すぐに美津子も入って来て、
「ただいまあー!?」
と言うと、
「お帰りー!?味噌汁だけどー!?」
「ちょっと前に、ガスのスイッチ入れといたからさあー!??」
と修二が言ったのでした。

「ありがとう!?」
と美津子は言うと、玄関をロックしたのでした。
美津子は台所のいつもの場所に鍵を置くと、
洗面所に行き手を洗いうがいをしたのでした。

美加は居間に行くと、
「ただいまあー!?」と義雄に言ったのです。
「おかえりー!?」
とうれしそうに義雄は答えたのでした。

そのあと洗面所に行き、手を洗いうがいをした美加は、
「わたし先に着替えてくるから!?」と美津子に言うと、
自分の部屋に行き、バッグを置くと、
ジーパンとトレーナーに着替えてから、
着替えを持って風呂場のカゴにそれらを置いたのでした。
それから食堂に来たのです。

「お味噌汁だけでいいわー!?」
「マックで食べたからー!?」
と美加が言うと、
「肉じゃがチンしたけど!?食べないのー??!」
と美津子が言ったのでした。

「食べるー食べるー!?」
とうれしそうに美加は言うと、
美津子が出してきた肉じゃがをほおばったのでした。
「お姉ちゃん!?屁が出るよー!??」
「そんなに食べるとさあー!?」
とうれしそうに修二が、いつの間にか台所に来てそう言ったのでした。

「イモ類はビタミンが豊富だから、食べたほうがいいんだよー!?」
「食物繊維も豊富だしねえー!?」
「知らないのー?しゅうじー!??」
と美加が言うと、
「知ってるよー!?そんなことはー!??」
「ちぇっ!?うまくごまかすんだからなあー!??」
と言うと、すぐに居間に戻った修二でした。

「美加をからかいに来ただけなのかあー!?」
「くだらないことでうれしがってるんだから!?」
と美津子があきれたように言うと、
「そんな年頃なのよねえー!??」
「おいしいー!?肉じゃが!!?」
と美加はうれしそうに言い、
味噌汁を一口飲むと、また食べ始めたのでした。

「巨人はまた黒負(くろま)けだあー!?」
と義雄が言うと、
「もう放送は終わるけどさあー!?」
「まだ3点差じゃあー!?わからないよー!?」
と修二が言ったのです。
「主軸が打てないんだから!?逆転なんかできないさあー!??」
「1点しか取れないんだから!!?」
と義雄は言うと、リモコンのリターンボタンを押し、
ロッテ・オリックス戦に切り替えたのでした。


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