ブログ小説 妙なこと 第十三話(3)

「修二!?話があるんだけどなっ!??」
と、義雄が台所に来て言うと、
義雄と修二はテーブルのイスに座ったのでした。

「なに?お父さん!?」
と修二が言うと、
「さっき名古屋から電話があって!?」
「こうちゃんの息子の武君が、東京に来たいんだってさあー!??」
「それでなっ!?」
「お母さんが泊まるのはかまわないけど!?」
「修二の都合を聞いたほうがいいって言うんだあー!??」
「それでいつが都合がいいかあとで連絡入れるって言ったんだよー!??」
「どうかなあー??!」
と義雄が修二に言ったのでした。

「そうだなあー!??」
「図書館は月曜日が休みだから!?」
「月曜なら東京案内できるからさあー!?」
と修二が言ったのです。

「じゃあー!?」
「月曜日なら1日東京案内できるからと伝えておくかあー!??」
「だったら日曜日の夜来てもらったほうがいいなあー!??」
と義雄が言うと、
「そーだねえ!?」
「じゃあー!?日曜は少し早めに図書館を出て来るよー!?」
と修二が言ったのでした。

そして義雄は電話口まで行くと、
名古屋へ電話を掛けたのでした。
「こうちゃんそんなわけだから!?」
「修二が月曜なら1日東京を案内できるからさあー!??」
と義雄が言うと、
「じゃあー!?」
「はっきりした新幹線の到着時間を!」
「土曜日の夜の今頃、電話するから!??」
と幸治が言ったのでした。

「よっちゃん!ほんとうにありがとう!?」
「奥さんにも、修二君にもよろしく言っといて!??」
と幸治が言うと、
「わかったー!?」
「じゃあー!?土曜の夜に電話ちょうだい!!?」
と言って、電話を切った義雄でした。

台所に戻って来た義雄は、
「修二!?」
「今度の土曜の今頃に、新幹線の到着時間を連絡するってさあー!??」
「忘れずに憶えていてくれよなあー!??」
と修二に言ったのです。
「うん!わかったあー!?」
と修二は答えると、
イスから立ち上がり、自分の部屋に戻って行ったのでした。

じきに美津子が、車に美加を乗せて戻って来たのです。
「ただいまあー!?」「ただいまあー!??」
と美津子と美加が、玄関を開けると言ったのでした。
義雄は大きな声でイスに座ったまま、
「おかえりー!!?」
と言ったのです。
そしてうれしそうにビールを一口飲んだのでした。

美津子と美加が台所に来たのです。
「お父さん!?お風呂入ったあー?!」
と美加が言うと、
「おおー!?入った!!?」
「美加!?お疲れさん!?」
「お母さんもお疲れさん!!?」
と義雄がうれしそうに言ったのでした。

「わたしはついでに言ったみたいだけどー!??」
と美津子が言うと、
「そんなことはないよー!??」
「心の底(そこ)から言ってますー!!?」(よわい!!)
と義雄が言ったのです。

「わたし、お風呂入るからねえー!??」
「お母さんはー?!」
と美加が言うと、
「あなたが入ってからでいいわ!?」
と答えたのです。すぐに美加が、
「じゃあー!?お先にー!?」
と言って2階の自分の部屋に向ったのでした。

「ところで名古屋の話はどうなりましたあー?!」
と美津子が言うと、
「修二に話したら、月曜日ならいいってさあー!?」
「だから日曜日の夜着くように言ったよー!??」
「土曜日のさっきの時間ぐらいに!?」
「はっきりした新幹線の時間を、電話で連絡してくるって!!?」
と義雄が言ったのです。

「そうですかあー!??」
「わかりました!!?」
「ところでお父さん!?ご飯は??!」
と美津子が言うと、
「ビールがまだ残ってるから!?」
「終わったらもらうよー!??」
と義雄が言ったのでした。

「じゃあー!?早く飲んでください!?」
「いつまでも洗い物ができないからあー?!」
と美津子が言うと、
「あいわかった!!?」
と義雄は言い、急いで残ってるビールをジョッキへ注ぐと、
一気に飲んだのでした。そして、
「お母さんご飯!!?」
とうれしそうに言ったのです。


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