ブログ小説 妙なこと 第十一話(7)

「お父さん!?ちょっと待っててよ!?」
「もうすぐお母さんが来るからさー!??」
と修二が言うと、すぐに美津子が来たのでした。
「修二!紅茶飲むでしょ!?」
と美津子が言うと、
「うん!サンキュー!!?」
と修二が言ったのです。

「お父さん!?これくらいでいい??!」
とグラスを持って、義雄に注いだブランデーを見せたのです。
「おおー!?そのぐらいでいいよ!?」
「あと、お湯を同じぐらい入れれば!?」
と義雄が言ったのでした。
そして修二はふたりにお湯割りを作って、
手渡したのです。

「ありがとう!?」
とふたりは修二に言ったのでした。
それから義雄と和雄は、乾杯をしてお湯割りを一口飲んだのでした。
「お姉ちゃんはどうせ、まだお風呂だし!?」
「長いからさあー!?」
「お父さん話し始めてよー!?」
と修二が言ったのです。

「何が長いってー??!」
と言って美加が居間に来たのでした。
「お姉ちゃん!?」
「何でこんなに早いんだよー??!」
「いつも1時間以上は入ってるのにー??!」
と修二が言うと、
「お母さんが早く出なさいって言うんだもん!?」
「よかった間に合って!!?」
とうれしそうに言うと、コタツに入ったのです。

「じゃあー!?みんな揃ったようだから話すかあー!?」
と義雄は言うと、
もう一口お湯割りを飲むと、話し始めたのでした。

「そいつは駄じゃれが好きなんで!?」
「最初はギャグで!?話を作ったのかと思って聞いていたんだけど!?」
「どうも本当に体験したことのようなんだ!!?」
と義雄が言うと、
「はい!?紅茶!?」
そう言うと美津子は、美加と修二の前に、
ティーカップを置いたのです。

「ありがとう!?」と美加が言うと、
「サンキュー!?」と修二は言ったのです。
「なんだあー!?お母さん!?」
「タイミングが悪いなあー!?」
と義雄が言うと、
「すいませんねっ!!?」
「お父さんもう話していいわよ!?」
と美津子は言うと、紅茶を一口飲んだのでした。

「じゃあー!?話をするから!?」
と言うと義雄は、真剣な顔つきで話始めたのです。
「この話は本人から直接聞いた話だから!?」
「そいつは内田っていう名前なんだけど!?」
「もうふたり、飯島と米山という競馬好きのやつがいたんだ!?」
と言って前おきしたのです。

「内田は東京にほんとに久しぶりに来たんだけど!?」
「競馬好きなヤツふたりが、日曜日は天皇賞だけど!?」
「日曜日は混むから土曜日に内田さん行かないかって!?」
「誘われたそうなんだ!!?」
「本人は場外売り場は、横浜にいたときに行ったことあるけど!?」
「実際の競馬場なんか行ったことないから!?」
「どんなとこだか見てみたいと思ったそうなんだ!??」
と義雄は言うと、お湯割りを一口飲んだのでした。

「そしてふたりと待ち合わせて、車で朝早く出かけたそうなんだ!。」
「朝早く行かないと、指定席も買えないし!?」
「駐車場も少ないから車を置けないんだ!!?」
「とにかく三人はならんで指定席を買ったんだってさあー!?」

「そして入り口が開くと、とりあえず指定席のところまで行ったんだけど!?」
「内田はなんか昔。入り口に入った時に!?」」
「来たことがあるような気がしたんだそうだ?!」
と義雄が言うと、
「それって!名古屋のおじさんみたいだね!??」
「むかし来たことがあるみたいだって言ってたじゃん!??」
と修二が言ったのです。

「そうなんだ!!?とにかく話を続けるからな!!?」
と義雄は言ったあと、
「上にある指定席から徐々に下に下がって来て!?」
「そのふたりに、中を案内してもらったそうなんだけど!?」
「そして、2階に来たら!!?」
「内田が言ったそうなんだ!!?」
「やっぱり!子供会で来ているよー!?」
「きょうみたいに競馬はやっていなかったけど!!?」
「と言ったそうなんだ!!?でも飯島と米山は!?」
「でもお前が指差してる場所は!最近新しくなった所だぜー!!?」
「!と言ったそうなんだけど!!?」
「でも確かにこの場所に着たんだよー!!?」
「そう内田は言ったそうなんだ!!?」


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