ブログ小説 妙なこと 第十話 (10)

東京駅に着き四人は京葉線のホームへ向ったのです。
エスカレーターに乗り地下へと下りて行くと、
幸治が「あれ?!」と言ったのでした。
すると義雄が、
「こうちゃんどうしたー??!」
と言ったのでした。

「あれー?!むかし来たことがあるような気がするよー!??」
と幸治が言うと、
「出張かなんかで来たのかい?!」
と義雄が言ったのでした。
「いやっ!?なんかすごくむかしのような気がするよー?!」
「エスカレーターで下りて行ったんだけど!??」
「今はっきり思い出せないんだよー!??」
と幸治が言ったのです。

それからまたエスカレーターを下りると、
京葉線のホームへ出たのでした。
「今度の電車だと、乗り換えなきゃならないから!?」
「もう1本次の電車にしよう!?」
と義雄が言ったのです。すると、
「そうなんだあー!?」
「やっぱり、乗りなれてるから!?」
「よっちゃんときてよかったよー!?。」
と幸治がうれしそうに言ったのでした。

四人は1本電車を見送り、その次の電車に乗ったのです。
そして途中舞浜の駅でたくさんの人が降りたのでした。
「すごく大勢降りたねー!??」
と幸治が言うと、
「ディズニーランドだから!?」
と義雄が言ったのです。

「武!?ディズニーランドだってー!??」
と幸治が言うと、
「知ってるよー!?」
「さっきから見えてたからー!?」
と武はぶっきらぼーに答えたのでした。

「舞浜の駅でだいたい半分ぐらいきたかなー??!」
「東京駅から30分ちょっとで着くから!?」
と義雄が言ったのです。
そして電車はしばらく走ると、海浜幕張の駅に着いたのでした。
大勢の人たちがこの駅で降りたのです。
四人はぞろぞろとみんなが向う入り口のほうに、
同じように歩いて行ったのでした。

階段を上ったところで、
「4列でお並びください!!」
とモーターショーの係りの人が言ってたのでした。
義雄と幸治が前を歩いて、後ろに修二と武が続いて歩いていたので、
そのまま2列で、列に並んだのでした。
1時間半ほど並んで会場に入ったのです。

そしてデジカメを持ってきたのは、修二と武でした。
ふたりは、いろいろな車を写していたのです。
最初おとなしく見ていた義雄と幸治でしたが、
きれいなコンパニオン(中には・・・?いいえ!好みです!!)
を見ると、デジカメを横取りして、
いつの間にかデジカメ小僧と化し、写真を撮りまくっていたふたりでした。

「いいねえーいいねえー!?」
と幸治が言うと、
「ほんとだなー!?来てよかったよー!!?」
と義雄が言ったのです。
義雄と幸治は、ほんとうにニコニコしながら、(ニヤニヤかな?)
各ブースをまわって行ったのです。

ほとんどの外車のブースで、日本人のコンパニオンがいたので、
「何で外車なのに、外人のコンパニオンじゃあーないんだよー!!??」
などと小さな声で、文句を言っていたふたりでした。
それから四人は、乗用車だけでなく、二輪車、商用車、
パーツのブースまでほとんどのブースを回ったのです。
カードの容量いっぱいに写しまくったので、途中売店で、
カードを買った義雄と幸治でした。

昼を軽く食べ済ませると、まだ行っていないブースへと行き、
全部のブースをとりあえずまわり終えたのです。
そして出口専用のところから出て、幕張メッセをあとにしたのでした。
それから階段を上がり、駅の近くまで続いている歩道橋を
四人はニコニコ、デジカメで撮った写真を見ながら、
ものすごくゆっくりと歩いて行ったのです。(疲れたんだなー!?きっと!!)


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