ブログ小説 妙なこと 第十話 (6)

美加は自分の部屋に着替えを取りに行って、
それから風呂に入ったのでした。

「お父さん!?ご飯はどうします!??」
「チャーハンですけど!!?」
と美津子が言うと、
「チャーハンかあー??!」
「普通のご飯はないのかあー!?」
と義雄が言ったのです。

「冷凍したのがあります!?」
「チンすれば食べれますけど!??」
と美津子が言ったので、
「それでいい!それで!!?」
と義雄が言ったのでした。

義雄は蜆の味噌汁と漬物とチンして暖めたご飯で、
夕食を済ませたのです。そして居間に行き、
テレビを付けニュースを見たのでした。

美津子はあとかたづけを済ませると、
風呂場に行き、
「美加!?お風呂と、電気頼むわね!!?」
と言うと、
「はーい!。」と美加が返事をしたのです。
それから美加はいつものように、一時間以上風呂に入っていたのでした。

「美加にお風呂と電気頼んできましたけど!?」
「お父さん!?まだここにいます!??」
と居間に来て美津子が言うと、
「お母さん!?もう部屋に行くのか?!」
と義雄が訊いたのです。

「ええ!きょうは名古屋の方が来ないので!?」
「なんかへんに疲れちゃったんですよー!?」
「もう、やすみます!?。」
と美津子が言うと、
「じゃあー!?俺も寝るかあー!!??」
と言うとすぐに義雄は、テレビのスイッチを切ったのです。
それからふたりは、夫婦の部屋に行って寝たのでした。

そして土曜の朝が来たのです。(アサー!!!!)
いつものように最初に美津子が起き、しばらくしてから義雄が起き、
ふだんどおりの朝でした。
修二は義雄が出かけて、だいぶ経ってから起き、
朝飯を食べ、美津子に作ってもらったおにぎりとおかずを持って、
いつもどおりに健介と待ち合わせた図書館へ、
自転車に乗って出かけたのでした。

それからすぐに美加が起きてきたのです。
「お母さん!?みんな出かけたの?!」
と美加が言うと、
「お父さんも修二も出かけたわよー!?」
「あなたがいちばん遅いの!!?。」
「顔洗って、着替えてらっしゃい!!?」
「ご飯いっしょに食べましょ!?」
と美津子が言ったのです。

「はーい!!?」と言って美加が洗面所に行くと、
「まったくー!?返事だけはいいんだからあー!??」
と少し笑いながら美津子は言って、
ふたりの食事のしたくをしたのでした。
そして美津子と美加は、いつもの椅子に座り、食べ始めたのです。

「ねえー!?美加!?。」
「きのうも言ったけど、ジュンちゃんち家の好みを!?」
「それとなく探って来てよー!??」
と美津子が言うと、
「そのつもりでいるんだけど!?」
「普段見たこともないものを出されるから、困るのよー!?」
「何も知らないから、訊いてばかりでさあー!??」
と困った様子で答えた美加でした。

「ジュンちゃんに直接聞いてみたらー?!」
と美津子が言うと、美加が、
「ジュンちゃんに聞いても!?」
「”お姉さん!?気を使わなくていいから!?”って言って!?」
「なんにも教えてくれないのよー!??」
と言ったのでした。

「誘導尋問みたいに、好みのものを言わせようかと今考えてるのよー!??」
と美加が言うと、
「そうねえー!?そうして聞き出すしかないわねえー!?」
「修二から聞いてもらうのがいちばん手っ取り早いけど!?」
「そういうのをあの子、ものすごくいやがるから!!?。」
「とにかくうまく聞き出してね!?美加!??」
と美津子が言ったのでした。

それから美津子と美加は、いろいろな話をしながら、朝食を食べたのです。
ふたりは食べ終わると、食器を流しに持っていったのでした。
「お母さん悪いけど!?」
「レポート書かなきゃならないから!?」
「お昼まで、自分の部屋で書いてるからね!。」
と美加が言うと、
「そう!?がんばってね!?」
と美津子が言ったのでした。

「美加!?じゃあ留守番しててちょうだい!?」
「片づけはやっておくから!?。」
と美津子が言うと、
「どこか行くの?!」
と美加が言ったのです。

「きょう近くのスーパーで、早朝売出しをやっているのよー!?」
「ちょうどよかったわ!?お昼には帰ってくるから!?。」
と美津子が言うと、
「わかったわ!?」
と答えると、二階に上がっていった美加でした。


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