本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものをどんどん用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
店に残った一平と和樹は、
座敷に戻りまた飲み直したのです。
「先輩!?あしたデートですかねえー!??」
と和樹が言うと、
「そうかもしれないなあー??!」
「絵里ちゃんをだしに使って早く帰ろうとしてたもんなあー??!」
と一平が言ったのでした。
「でしょう?!!」
「絵里ちゃんがうちに連絡したからって言ってるのに!?」
と和樹がいうと、
「いいじゃないか!!?」
「相手がいるんだから!??」
とニコニコしながら一平が言ったのです。
「お前は誰か彼女はいないのかよー??!」
と一平が言うと、
「俺は携帯でチュッチュする相手はいませんよー!??」
「一平さんはいいですねえー!??」
「会えないときはテレビ電話でキスしてるそうですから!!?」
と言って和樹が、一平を冷やかしたのでした。
「先輩かあー!?言ったのは!??」
と一平が言うと、
「そうですよー!?」
「みんな知ってますよー!??」
と和樹が言ったのです。
「なんだあー!?みんな知ってるのかあー?!!」
と少し照れて言ったあと、
「じゃあー!?白石さんの話のことも知ってるのかぁ?!」
と一平が和樹に訊いたのでした。
「なんですかあー??白石さんの話って!!?」
と和樹が言うと、
「いやー!?知らなければ別に、それはそれでいいんだ!??」
「知り合いのうちの話さ!??」
と一平はごまかして言ったあと、
「ところで絵里ちゃんは好きなタイプかあー??!」
と和樹に訊いたのです。
「絵里ちゃんですかあー?!よく気がつくしねえー!?」
「先月までいた子とはぜんぜん違いますから!?」
「まあー!?好きなタイプって言われてもよくわかんないけど!??」
「でも同い年なんですよー!??」
と和樹が言ったのでした。
「へー!?そうなんだあー??!」
「ポチャッとしているから!?」
「22・3(にじゅうにさん)かと思ったよ!??」
「けっこういってるんだな!??」
「女性の年は聞きにくいしなあー!??」
と一平が言ったのです。
「ところで、せんぱーい!?」
「泰三さんの付き合っている彼女って!?見たことありますー??!」
と和樹が言うと、
「ちょっとだけなっ!?」
と一平は答えたのでした。
「ちょっとだけじゃー!?どんな顔だか覚えてませんよねえー!??」
と和樹が言うと、
「ああー!?ちょっとだけだから!??」
「でもけっこうきれいな子だったよ!!?」
と一平は言ったのでした。
「そうそう!?せんぱーい!??」
「お見舞いの花束持って、今週2回定時で帰ったけど!??」
「誰か入院しているんですか?!」
と和樹が言うと、
「ああー!?知り合いが入院してるんだ!!?」
「なんでー??!」
と一平が言ったのです。
「受付の子が、外車で迎えに女の人が来たって言ったんで!!?」
「どんな関係かなあー?と、思ったんですよー?!」
と和樹が言ったのでした。
「ちょうど見舞いに行く通り道だから、寄ってもらったんだよー!??」
「目立つかなあー??!」
と一平が言うと、
「そりゃあー!?目立ちますよー!??」
「定時に会社の前で、花束抱えてればー!?」
「しかも外車でお迎えじゃあーねえー??!」
と和樹がニコニコしながらそう言ったのでした。
「彼女じゃあーないんですか??!」
と和樹が言うと、
「違う!違う!そんな関係じゃーないよー!?」
「かずきー!?そんなことより、ビール残ってるから飲んじゃえよー!??」
「俺はもう飲めねえからさー!??」
そう言うと一平は、
和樹の前にあるコップにビールを注いだのでした。
それからふたりは、残ってる料理をすべてきれいに食べたのでした。
そして店の主人に、
「ごちそうさん!!?」
とふたりは言うと、店を出たのです。
いっしょに駅まで行き、違う電車に乗り帰路についたのでした。
一平は高田馬場の駅で電車を降り、
いつも寄るスーパーで買い物をしてから、
いつもの道を歩きマンションに戻ったのです。
部屋に入ると窓を開け、スーパーで買った物を冷蔵庫に入れ、
着替えをしたのでした。
ジャージに着替え終わると、風呂掃除をし、
風呂をいつもの温度にセットしてから、戸締りをしたのです。
それからパソコンの部屋に入ると、パソコンのスイッチを入れたあと、
ベッドにダイビングしたのでした。
これで、お。し。ま。い。
第十章へ続く(予定?!)
*********************************
読んでくださいまして、ありがとうございました。
ブログ小説 携帯によろしく 第九章 以外の話 も、
読んでいただければ幸いです。m(_ _)m
ブログ へもお寄りください。(^◇^)/
*********************************