本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
ニコニコしながら、
「お父さま!?おご飯召し上がります??!」
と小百合が言うと、
「そうだなあー??!」
「少し食べるかあー??!」
「おかずはなんだね?!」
と大が言い、
「ヒレカツですけどー?!」
と小百合が答えたのでした。
「ヒレカツ?!。そういうのじゃなくて!?」
「あっさりしたのがいいなあー??!」
と大が言うと、
「そういえば、辛子明太子がありますけど!??」
と小百合が言ったのです。
「それがいい!!一平君も食べるだろう??!」
「若いんだから?!」
と大が言うと、
「お茶漬けなら、なんとか食べれると思います!!?」
と言い、残ってるワインを飲み干した一平でした。
「じゃあー!?そうしよう!??」
「小百合!?ご飯の上に明太子をのせ!?」
「刻み海苔をのせて、お茶をかけて持って来てくれないか?!」
と大が言うと、
「わかりましたわ!?おやじさん!!?」
と笑いながら小百合が言ったのです。
思わず大と一平は顔を見合わせると、
「わっ!はっはっ!!」と、大笑いしたのでした。
それからすぐに小百合は、台所に向ったのです。
一平は立ち上がると大に、
「ちょっと失礼します!。」
と言って、会釈をして食堂を出たのでした。
そして廊下に出ると、ラジオ体操を始めたのです。
大はトイレに行ったのかと思っていたのです。
3分ほどすると、一平が食堂に戻って来たのでした。
うっすら汗をかいていたので、
「どうしたんだい!??」
「トイレじゃなかったのかね!??」
「汗かいてるけど??!」
と大が言うと、
「はい!ちょっと腹ごなしに体操をしてきました!。」
と一平は答えたのです。
「無理しなくてもいいんだよ!?」
と大が言うと、
「いいえ!?もうだいぶおなかがへこんで来ましたから!?」
「食べれます!。」
とハンカチを取り出し、汗をぬぐってそう言ったのでした。
じきに小百合がお盆を持って現れたのです。
それを見た大は、
急いで残ってるワインを飲み干したのでした。
お盆の上には、大きめの茶碗と皿の上には辛子明太子がふた切れ、
それに海苔の缶と急須が載っていたのでした。
「ジャーがこちらにあるので、ここで支度をしますから!?」
と小百合が言ったのです。
ポットから急須にお湯を入れ、
茶碗にご飯をよそり、その上に辛子明太子と刻み海苔をのせ、
その上から、急須に入ったお茶を注いだのでした。
できたお茶漬けをお盆に載せ運ぶと、
大から先に出したのです。
そして小百合は一平が食べる茶碗は、
ご飯を少しかるくよそったほうを出したのでした。
「どうぞ召し上がってください!?」
と小百合が言うと、
ふたりとも、「いただきます!」と言って、
お茶漬けをうまそうに食べたのです。
「いやー!?こんな大きな辛子明太子!?」
「もったいないっすねえー??!」
と言って一平は、うれしそうに食べたのでした。
「1つづつじゃなくて、半分づつのがよかったかしら!?」
と小百合が言うと、
「なーに!これぐらいは食べれるさあー??!」
「なあー?!一平君!!?。」
と大が言ったのです。
「はいー!?だいじょうぶだあー!??」
と物まねをして、そう言ったのでした。
「似てるー!?」
と小百合はうれしそうに言ったのです。
「そうですかあー??!」
と一平もうれしそうに言ったのでした。
食事が済むと、
「一平君!また来るだろう!??」
と大が言ったのです。
「はい!お見舞いに来ますので!?」
「またその時に寄らせてもらいます!?。」
と一平は答えたのでした。