本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
「俺はワインの銘柄はわからないから!?」
「料理に合いそうなのを持ってきてくれないか?!」
と大が言うと、
「わかりましたわ!?」
「でもその前に、一平さんを紹介しなければなりませんわねえ!?」
「きょうもお見舞いに来てくれたんですのよ!?」
と言うと、食堂に向かったのでした。
「一平さん!?お食事時中すいませんが!?」
「主人が戻ってまいりましたので、紹介いたしますわ!?」
と食堂に入ると、一平に向って言ったのです。
一平はすぐにイスを引き、立ち上がったのでした。
そしてすぐに大が入って来たのです。
「うちの主人の大と言います!?」
「あちらにいらっしゃるのが、山本一平さんです!?」
と菊枝は言うと、
台所の隣のワインセラーのある部屋に向ったのでした。
大の顔を見ると、
「初めまして!山本一平と申します!。」
そう言うと、お辞儀をしたのです。
「すまないね食事中に!?」
「きょうは優のお見舞いに来てくれたそうで!?」
「ありがとう!?」
と大が言うと、
「いいえ!とんでもありません!?」
「わたしこそ、夕食をごちそうになりまして!?」
「ありがとうございます!?」
と一平が言ったのでした。
「座って食事を続けてください!?」
と大が言うと、
「ありがとうございます!?」
と言って座って、一平は食べてる振りをしたのです。
それを見ていた小百合が、
「一平さん!?おご飯とお味噌汁のおかわりは?!」
と言ってくれたので、
「はい!じゃーお願いします!?」
と嬉しそうに言った一平でした。
小百合は、
「ご馳走様でした!。」
と言うと、
自分の食べたものを片づける振りをして、
ワゴンのところに自分の食べた食器を持って行ったのです。
ワゴンのところから小皿を出すと、
自分が食べてないヒレカツを一切(ひとき)れ載せ、
お盆にその小皿とよそったご飯と味噌汁を載せ、
一平のところに持って行ったのでした。
大は席に座ると、
「いただきます!?」と言ったあと、
前菜を食べ始めたのです。
小百合は一平のところに行くと小声で、
「これ!?お箸(はし)つけていませんから、お食べになって下さい!?」
と言うと一平は、
「すいません小百合さん、気を使ってくれて!?」
と小さな声で言ってから、
「すいません!ありがとうございます!!?」
と大きな声で言って、頭を軽く下げたのでした。
「食器はそのままで結構ですから!?」
「お食事がお済になったら、居間におりますので!?」
と小百合は言うと、会釈をしたのです。
それからワゴンのところに行きお盆を戻すと、
「お父様!?一平さんがお食事がお済になったら!?」
「お宅にお送りしますから!?」
「それまで、居間におりますので!?」
と言うと、小百合は居間に向ったのでした。
「わかった!?」
と大は答えたのです。
すると入れ替わりに、菊枝がワインとグラスを持って来たのです。
「これなら前菜にもお肉にも合いますから!?」
と言うと、グラスをテーブルに置き、
ワインを注いだのでした。
「小百合は、一平君を送って行くそうだから!?」
「それまで居間にいるそうだぞ!?」
と大が言うと、
「小百合が運転するから飲めないので!?」
「残念ですわね!?お相手がいらっしゃらなくて!?」
と菊枝が言ったのです。
「そうだなあー!?」
「お前は医者に、アルコールは止められているからなあー!?」
と大が、わざと大きな声で言ったのです。