本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
一平は窓を開けてあったことに気がつき、
部屋の窓を閉め、戸締りを確かめたのでした。
そして隣の部屋にも行き、窓を閉め、戸締りを確かめたのです。
それから台所へ行き、窓を閉めたのでした。
玄関の戸締りを確認すると、パソコンの部屋に戻ったのです。
着替えと洗濯する物を持って、風呂場に行ったのです。
きょう着てた洗う物を洗濯機に放り込み、
いつものように洗剤と漂白剤と柔軟剤を入れ、
洗濯機のスイッチを入れたのでした。
それから風呂に入ったのです。
風呂を済ませ、ジャージに着替えると、
台所に行き冷蔵庫を開け、缶ビールと魚肉ソーセージを取り出したのでした。
テーブルのところに行き、イスを引き出し座ると、
魚肉ソーセージをつまみに、缶ビールを飲んだのです。
「うまいなあー!?」
そう言って、一口飲んでは一口食べ、
またそれを繰り返したのでした。
一平が缶ビールを飲み終え、魚肉ソーセージを食べ終わると、
あと片づけを済ませ、パソコンの部屋に行き、
パソコンのスイッチを入れたのでした。
メールをひと通り見終わると、GyaOからのメールで、
このあいだ途中で見るのをやめた映画の配信が、
あしたで終わるお知らせのメールが来ていたので、
お気に入りから、GyaOへと接続したのです。
映画の途中から見始め、しばらくすると洗濯機のブザーが鳴ったのですが、
そのまま続きを、終りまで見たのでした。
それから洗濯機のところへ行き、洗濯物を風呂場に干し、
ドアを閉め、風呂場の乾燥機をタイマーセットすると、
洗面所で歯を磨き、電気を消し、台所に行きジャーのスイッチを切ったのです。
そしてあまったご飯をラップに包み、
冷凍庫にそのまま入れたあと、
パソコンの部屋に戻って来たのでした。
パソコンの画面にWindowsのロゴが泳いでいたのです。
Enterキーを押し通常の画面に戻し、
パソコンのスイッチを切ったのでした。
そして一平は部屋の明かりを豆電球にだけして、眠りに就いたのです。
朝、目覚めると一平は、顔を洗いうがいをし、台所に行くと、
フライパンを暖め、きのう冷凍庫に入れたご飯を取り出すと、
そのまま電子レンジで1分、チンしたのでした。
それをフライパンに入れ、
買っておいたチャーハンの素を適当に入れ、混ぜ合わせたのです。
チャーハンを作り終わると、インスタント味噌汁を作り、
朝食として食べたのでした。
「ちょっと味が濃かったなあー!?」
「ご飯の量より少しチャーンの素を多く入れすぎたかな?!」
と言いつつも、全部食べたのでした。
「ご馳走様でした!。」と言い終えると、
使ったフライパンを洗いキッチンペーパーでふき取ると、
棚のいつものところに置いたのです。
そのあと食器を洗い、水きり桶に入れたのでした。
そして歯を磨き終えると、ドライヤーを使い頭をセットしたのです。
一平は着替えを済ませると、いつものカバンを持ち、
いつものように玄関の鍵を閉め、
階段を歩いて降りたのでした。
いつもの道を、高田馬場の駅まで歩いて行ったのです。
電車に乗り会社の近くの駅で降りたのでした。
会社に着くと自分の担当の部へ行き、タイムカードを押し
またいつも通りに一日が始まったのでした。
「一平どうだった!?彼女の様子は!??」
と一平を気づかい、泰三が訊いたのです。
「ナースステーションのすぐ近くの部屋で!?」
「いろいろな機械装置が取り付けてありました。」
と一平が答えたのでした。
「集中治療室じゃないんだー?!」
「手を消毒して、マスクをして、割烹着みたいのを着て!?」
「いくつものベッドがあって!?」
「そういうところに行ったんじゃないのか?!」
と、泰三が言ったのです。
「えー!?個室の部屋でした。」
「もう!治療は終えたんでしょうかねえー!?」
「治療の細かなことは訊けませんでした!?。」
「命が助かってもやはり・・・」
そう言うと、もうそれ以上一平は、話すことができなくなったのでした。
「一平!?話はもういいから、元気出せよ!!?」
と泰三が肩をたたき言うと、
一平は涙をいっぱいため、うなずいたのでした。