本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
「そうですね!?お姉さんに俺のこと話してはいなかったんでしょう!??」
「ボーイフレンドのひとりとしか見ていなかったかも??!」
「とにかく一度は、ユーのお姉さんという人に会いますよ!!?」
「そして彼女にも!!?」
そう言うと、少し涙ぐんだ一平でした。
「あの子にはなんて言うんだ!!?」
「白石のお嬢さんのこと知っていたのか??!」
と泰三が言うと、
「ええ!!」
「育ちゃんには最初に話してありますけど!!??」
と一平は言ったのです。
「だけど、彼女の携帯につながらなかったのが、
事故にあって、携帯を男に拾われたからだなんて!!??」
「俺はてっきり彼女が俺と話すのがいやで、
男が変わりにに出ていたものと勘違いしていたんです!!?」
「彼女もそうとったんですよ!!?」
と一平は泰三に、打ち明けたのでした。
「そうかあー?!そんないきさつがあったのかー!??」
「でも以前付き合っていたのを知っているんなら!?」
「正直に話すしかないなあー?!!」
と泰三が言うと、
「ええ!そのつもりです!!?」
と一平は言ったのです。
一平は昼休みになるのを待ったのでした。
昼になると、「いつでもいいから電話を!?」
ということづけを泰三から聞いていたので、
小百合の携帯にすぐ電話を掛けた一平でした。
「もしもし!?」
「わたくし、山本一平といいますが!?」
「白石小百合さんでしょうか??!」
と言って小百合の携帯に掛けた一平でした。
「はい!白石小百合です!」
「お電話ありがとうがざいます!?」
「二宮さんという方に伝言をお願いしたのですが?!」
「お聞きになったでしょうか??!」
と小百合が言ったのでした。
「はい!このたびはユーさんが、
そんなことになっているとは夢にも思いませんでした。」
「なんと言っていいのか言葉が浮かびません!!?」
「ぜひお見舞いにうかがいたいのですが??!」
「よろしいでしょうか??!!」
と一平が言ったのです。
「ありがとうございます!。」
「ぜひお願いいたします。」
と小百合が言うと、
「入院している病院はどちらの病院でしょうか??!」
「5時に仕事が終わりますので、すぐに行きたいのですが?!」
「面会時間はどうなっているのでしょうか??!」
と一平が言ったのでした。
「今、身内のものだけしか面会できないので、
5時から5時半頃までのあいだに、会社に車で伺いますが!??」
「それでよろしいでしょうか??!」
と小百合が言ったのです。
「もちろん、そうしていただければありがたいのですが!??」
「お手数をかけますが、それでいいのですか??!」
と一平が言うと、
「ええ!妹もきっと喜ぶと思います!?」
「あなたが来てくれて会えば、何か反応があるかもしれませんから!!??」
「よろしくお願いいたします!?。」
と言うと最後のほうは涙声に変わったのでした。
「では会社の前で待っていますから!??」
と一平が言うと、
「ではその時間に伺います。」
「お電話、本当にありがとうございました!?。」
「ではのちほど!?。失礼いたします!?」
と小百合が言ったので、
「こちらこそよろしくお願いします!?。」
「では失礼します!?」と一平は言うと、携帯を切ったのです。
それから急いで社員食堂に、昼飯を食べに行った一平でした。
一平がいつもの席にいくと、泰三たちはもう食べ終わるところでした。
きょうは電話のせいもあるのか、いっこうに食がすすみません。
「一平元気出せよ!!?」
「じゃあー先行くから!!??」と言って、
泰三は食器を載せたお盆を持って、洗い場の棚のところに行ったのです。