本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
テレビの部屋の掃除が終わると、
一平がいつも使っている部屋の掃除をしていいか訊こうと、
風呂場に向った育子でした。
「一平ちゃんお風呂のお掃除終わった??!」
と育子が言うと、
「今もう少しで終わるよ!?」
と一平が言ったのです。
「ずいぶんと丁寧(ていねい)にやっているのねえー!??」
と育子が言ったのでした。
それからすぐに、「今終わった!!?」と一平が言ったのです。
育子は風呂場のドアを開けたのです。
「一平ちゃんどうしたの!?顔がビショビショよ??!」
と一平の顔を見て、育子が言ったのでした。
「うん!?ハンドシャワーを使ってたら、持ち替えるときに、
すべって顔にかかっちゃったんだよー!?」
と一平が答えたのです。
「でもなんか目が赤くなってるけどー??!」
と育子が言うと、
「洗剤が目に入ったんで、こすちゃったんだ!!?」
と言って、また目をこすった一平でした。
「だめよー!?こすっちゃあー??!」
「よけい赤くはれちゃうわよー!??」
と育子が言ったのでした。すると、
「育ちゃん悪いけど!?パソコンの部屋のタンスの上に救急箱があるから!?」
「そこから目薬を持って来てくれるかなあ??!」
と一平が言ったのです。
「わかったわ!!?」
「今取りに行ってくるから、そのままいてね!!?」
そう育子は言うと、急いで目薬を取りに行ったのでした。
すぐに戻ってくると、
「顔を上に向けてみて!??」そう育子は言うと、
手で一平のまぶたを広げて、両目に目薬を差したのです。
「両方とも真っ赤よ!!?」
「少しベッドで横になっていたほうがいいわよー!?」
「どおー?!足元見えるー??!」
と育子が言うと、一平は、
「うん!?見えるよー!?」
「心配かけてごめん!!?」と言ったのでした。
「ひとりで歩けるから!?」と一平が言ったのですが、
育子が心配そうに、いっしょについてきたのです。
一平はゆっくり歩いて、
パソコンの部屋のベッドのところまで行ったのでした。
そして仰向けに寝たのでした。
「どおー?痛い??!」
と育子が訊くと、
「悪いけど!?少し横になってるよー!?」
「目薬をパソコンのとこに置いてってくれる?!!」
「育ちゃん俺のことはいいから、夕飯の支度(したく)あるんだろー!??」
と一平は育子に言ったのでした。
「わかったわ!じゃあー!?ここに置いとくから!!?」
「お風呂もセットしとくからね!!?」
「ゆっくり休んでて、無理しないで!!?」
育子はそう言うと、
「じゃあ一平ちゃん!?夕飯の支度しにいくからね!!?」
と言い、パソコンの部屋を出たのでした。
育子はすぐに風呂場に行き、
風呂の沸き上がりを一時間後に設定したのです。
それから台所に行き、夕飯の支度を始めたのでした。
育子が部屋を出たあと一平は、すぐに寝てしまったのです。
育子が夕飯の支度を終わると、一平のいる部屋に来たのでした。
「一平ちゃん、入るわよー!?」
と言って、部屋に入って来ると、ベッドのところに行き、
横になっている一平の顔を、覗いたのです。
「どんな具合?!まだ目痛いの??!」
と育子が心配そうに言うと、
「育ちゃんありがとう!?」
「育ちゃんの声で今起きたんだ!。」
と一平は言ったのでした。
「育ちゃんが部屋を出たあと、すぐに寝ちゃったみたいだよー!??」
と一平は言うと上半身を起こし、ベッドの上であぐらをかいたのです。
そして両手を使いベッドの横にいる育子のほうに、
あぐらをかいたまま、身体全体(からだぜんたい)を向けたのでした。