本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
ふたりは、めちゃんこ強烈なキスをしたのでした。
しばらくして唇を離すと、
「いい匂いだあー!」
「育ちゃんの匂いだ!!」
と、一平が言うと、
「リンスの匂いじゃあーないの?!」
と、育子が言ったのです。
すると一平が、
「そうで、ありんすか?!」
と、言ったのでした。
それを聞いた育子は、
「よかった!」
「いつもの一平ちゃんに戻ったようね!」
と、うれしそうに言ったのです。
「一平ちゃん!寂しいからいっしょに寝てくれる??!」
と、甘えて言うと、
「仕方ないなあー!?」
「腕枕してやるか!」
と、言ったのでした。
「でもだめよ!検査してないから?!」
と、育子が言うと、
「わかってるよ!」
「それに、あの日だろ!」
「月曜日に検査すれば、次の週ぐらいには結果がわかるだろうし!」
「それまでの我慢さ!!」
と、表面上は平静を装う一平でした。
「ありがとう!わかってくれて!!?」
と言って育子も、平静を装うのでした。
生理の日がいつもより3、4日早く来たのです。
ときどきそういう時もあったので、
一応、生理用品は、持ってきておいたのでした。
そして万が一の時のため、コンドームも買って持って来てたのです。
二人は毛布1枚を掛け、いっしょの布団で寝たのでした。
「腕、痛くない?!」
と育子が言うと、
「やっぱり少し痛いなあー!?」
「育ちゃんが枕をしたら、そのあいだに腕を通すよ!」
「それなら痛くないから!?」
一平はそう言うと、育子の頭の直ぐ上において置いた枕を、
育子の頭の下に入れると首の少し上辺りのところに、
自分の左腕を差し込んだのでした。
「これなら何時間でも、腕枕していられるぞ!」
と、うれしそうに一平は言うと、
育子を、その腕を使って、少し自分のほうに、引き寄せたのでした。
それから一平は、リモコンを使い、部屋の蛍光灯を、
豆球だけにしたのです。
そしてふたりは、幸せ一杯で、朝までぐっすり寝たのでした。
一平が朝目覚めると、育子はもう、ジャージに着替えていたのです。
そして、朝飯のしたくをしていたのでした。
一平は起き上がると、部屋を出て、育子がいる台所に来たのです。
育子が朝飯のしたくをかいがいしくしてるのを見ると、
「育ちゃん!無理しないで寝てろよ!」
「朝飯ぐらい、俺が作ってやるよ!!?」と、言ったのでした。
「ありがとう!そう言ってくれるだけでも、うれしいわ!!?」
と、育子がニコニコして言ったのです。
「じゃあ!?お言葉に甘えて、顔洗って、歯を磨いてくるよ!」
と、一平は言うと、洗面所に向ったのです。
「ところで一平ちゃん!足のほうは、もう大丈夫なの?!」
と、洗面所に向って、育子が言ったのでした。
「ああ!もう大丈夫だよ!」
「俺のは、癖になっているから、忘れた頃、よくやるんだ!!」
と、答えたのです。
「育ちゃんの体調は、本当にだいじょうぶ?!」
と、心配そうに一平が訊くと、
「今のところいいみたい!」
と育子が言うと、
「悪くなったら遠慮せずに言ってくれよ!」
「大事な、からだだから!?」
と、一平が、心配そうに言ったのでした。
洗面所から出てきた一平に
「今!ご飯蒸らしているから!?」
「もう少し待ってね!」
と、育子が言うと、
「俺も、ジャージに着替えちゃうよ!」
と言って、パソコンのある部屋に向ったのでした。
そのあいだに、育子は、布団を片づけ、
シーツを洗濯機に入れ、洗濯したのです。
それから育子が、手を洗うと、
ちょうど一平が、テーブルに来たのでした。
そして急いで、味噌汁をよそうと、
「一平ちゃん!。お茶碗これでいいの?!」
と、茶碗を持って、一平に訊いたのです。
「うん!いつもそれを使ってる!」
と、一平が答えたのでした。
育子は、その茶碗にご飯をよそり、一平に出したのです。
「このお茶碗5つ揃っているから、お客さん用だけど、
使っていいね?!」
と、育子が言うと、
「だーめ!って言うのは嘘!!?」
「もちろんいいよ!」
と一平はおどけて、言ったのでした。