本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものをどんどん用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
「下着はベッドのあるほうの部屋の!」
そう言いかけて、ベッドの部屋へ歩いて行き、
「このタンスの下から2番目と、3番目に入れておくんだ!」
そう指差して、
「2番目にはパンツなどの下半身のもの。
3番目には、ランニングやU首のシャツなどの上半身のものを、入れてるんだ!」
「一番下は靴下」
「わかりやすくていいだろ!?」
そう一平はうれしそうに言ったのです。
育子は洗濯物を持って、一平のあとをついて来たのです。
そして説明を聞くと、タンスの引き出しに、乾いたものを入れたのでした。
「ところでワイシャツは?!」
と、育子が訊くと、
「それはいつも着るのだから、そのビニールに入れて掛けておくんだ!」
そう一平は、答えたのです。
ハンガーラックに掛かって、ビニールをかぶせてあるワイシャツが、並べてありました。
その中に三つほど、ビニールだけのハンガーが、あったのです。
「クリー二ングに出すと、そんな感じでよこすだろ!?」
「そのまま利用してるんだ!」
と、一平は言いました。
育子はワイシャツを、ハンガーに掛け、
その上からビニールをかぶせたのです。
「これでいい?!」そう育子が言うと、
「うん!ありがとう!!」と、一平が言いました。
「じゃあ!ふだん通勤するときは、この部屋だけですむんだ!!?」
と、育子が言うと、
「普段使わないスーツは、隣の部屋のタンスに入れるけどね!」
「普段着なんかは、ベッドの下の引き出しにも入れてあるから!?」
そう一平が言ったので、育子が、
「一平ちゃん!ちょっと開けていい?!」
と訊くと、
「うん!いいよ!!」
「でもブランド品なんかないよ!」と、答えたのです。
育子は引き出しを開けると、
「そんなに、奥行きがないのね!」
「もっとも?!奥行きがありすぎると、奥の物を出すのに大変だけど!」
そう笑いながら言って、ペロッと、舌を出したのでした。
育子が引き出しを元に戻すと、
「育ちゃん立って!」と、一平が言ったので、育子は立ち上がりました。
一平は育子のしぐさがかわいかったので、思わず抱きしめたのです。
そして一平が育子を見つめてキスをしようとしたときに、
風呂のブザーが鳴ったのでした。
「お風呂のお湯がいっぱいになったみたいね!」
「お湯加減、みて来るからねっ!」
そう育子は言うと、風呂場に行ったのです。
「ああ!?」と拍子抜けしたように、一平は言ったのでした。
そして一平は、育子を追いかけるように風呂場に来たのです。
「ごめん!俺がやるよ!!」
「育ちゃんの服が、びしょぬれになったら困るから!?」と、言ったのです。
「だいじょうぶよ!」
「お湯加減みるだけだから!?」
と、育子はうれしそうに言ったのです。
二人はいっしょにお湯加減をみたのでした。
「このぐらいでいいかなあー?!」
「いつも42度に設定してあるから、ちょと熱いかも?!」
と育子の顔を見て言いました。
「いつも私も、42度に設定してあるの!」
そう育子が言ったのです。
二人はそう言うと、風呂のふたを閉めて、
台所の椅子に座ったのです。
「育ちゃん!」
「ところでそのボストンバッグ!何が入ってるの?!」
「来たときに、洋子さんが持っていたから、
洋子さんの物だと思っていたから、訊かなかったけど!」
と一平が言うと、
「ヨーコが気を利かせて、”持って行きな”って言うんで!」
「着替えを持ってきたの!」
と、育子が少し恥ずかしそうに言ったのでした。
「ホントに!!」
「じゃあ!?泊まってってくれる!育ちゃん!!」
そう一平は、うれしそうに言ったのです。
「うん!」そう育子が言うと、
一平は育子のところに行き、手を取り立ち上がらせ、抱き寄せると、
キスをしたのでした。
「狭いけどいっしょに暮らさないか??!」と、一平が言うと、
「よろしくお願いします!」
育子はそう言って、ペコッと、頭を下げたのでした。
(これからふたりは、同棲をするのでしょうか?!??。)
これで、お。し。ま。い。
第四章へ続く(予定?!)
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読んでくださいまして、ありがとうございました。
携帯によろしく 第三章 以外の話 も、
読んでいただければ幸いです。m(_ _)m
ブログ へもお寄りください。(^◇^)/
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