本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
育子が洗い物を済ませると、
「一平ちゃん!この水切りカゴにおいとけばいいの?!」
と言ったので、
「うん!ありがとう!!そうしてくれる?!」
と一平は、答えたのです。
水切りカゴにコーヒーカップと、スプーンを入れると、
「このタオル使っていいの?!」
と流し台のところにかかっているタオルを持って、言ったのです。
「それ、新しく取り替えたのだから、それ使って!」
と一平は答えたのでした。
育子は、そのタオルで手を拭くと、一平のところに来たのです。
「育ちゃん!部屋見る?!」と一平が言うと、
「いいの見て?!」と言ったので、
「もちろん!片付けたから!?」と言うと、
「こっち!」と言って育子の手を握ると、
部屋に案内したのでした。
「ふだんは、ほとんどこの部屋を使ってるんだ!!?」
と言うと、育子は、
「じゃあ!?ちょっとお邪魔します!!?」
そう言って部屋に入ったのでした。
「けっこうきれいに片付いているね!」
「一平ちゃんきれい好きなんだ!?」
と育子が言うと、
「そうでもないけど!」
と、うれしそうに言ったのでした。
「隣の部屋は?!」と育子が言ったので、
「じゃあ!?つぎ!」と言うと、
隣の部屋に育子を案内したのでした。
「こっちは、毎日使ってるわけじゃないから、こんなとこだよ!」
と言って、入ったのです。
「コタツはこっちなんだ!?」
「洗濯物は、こっちに干すの?!」
と育子が言ったので、
「外に干してもいいんだけど!?」
「普段の日は遅いから、中に干しとくんだよ!」
と、一平は、答えたのでした。
一平は、「トイレ入った?!」と訊くと、
「ううん?!まだ!」と育子が言ったので、
「ちょっと待って!」そう言うと、
トイレの中をのぞいたのでした。
「うっかりして、トイレがちゃんとしてあるか、見なかったよ!」
「まあー!いいかな!?」そう言うと、育子にトイレを見せたのでした。
育子がトイレをのぞくと、
「けっこうきれいになってるね!!?」そう言ったのでした。
「次は見えてるからいいか!?」と言ったのは、
洗濯機を置いてあるところと、洗面所でした。
「一応、カーテンで見えなくできるようにはなってるけどね!」
「開けたり閉めたり面倒だから開けっ放しにしてあるよ!」
そう説明したのでした。
「ここがお風呂場!?」
そう言うと、風呂場のドアを開けたのでした。
育子がのぞくと、
「やっぱり、広いわねえ!?」
「わたしのとこは、トイレと一緒だから!?」
と言ったので、一瞬一平は、勘違いをして、
変な想像をしたのでした。(風呂桶の中に便器が入ってる?。ゲッ!!。)
一平が変な顔をしたので、育子が、
「一平ちゃん!なに勘違いしてるのよおー?!」
と育子が笑いながら言いました。
「トイレと一緒って言っても、ユニットって意味よ!」
「トイレがあって、少し離れてバスがある!?」
「外国のホテルによくあるあれよ!」
「わたしのとこは、トイレで、小さい洗面所で、バスが一緒なの!?」
と育子が言ったのでした。すると、
「だよね!だよね!?」
と言った一平でした。
「ありがとう!」
「じゃあー!わたし、帰らなくちゃあ!?」
と育子が言うと、一平は、
「送ってくよ!」
「ボディガードだよ!!」うれしそうに、そう言ったのです。
「ところで!育ちゃんの”うち”どこか訊いてなかったけど!!?」
と一平が言うと、
「そうね!ごめん!!?」
「わたしの事は、何にも話さないで!!?」
「家は、氷川台なの!?」
と育子が言ったのです。
「氷川台って、有楽町線の?!」
と一平が言うと、
「そう!わりと近いでしょ!?」
「びっくりよ!」と、育子が言ったのでした。
「そんなに近いんなら、育ちゃんち家まで送ってくよ!!?」
「ご両親と住んでるの?!」
と一平が訊くと・・・