本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを急いで用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
女の子三人はイスに座り、食べながら六人で話をしたのです。
そして仕事帰りに六人で、
会社近くのいつもの店で、一杯やることになったのでした。
たいらくんは、
「少し遅れるかもしれないけど!?」
「必ず行きますから!!?」
とうれしそうに言ったのでした。
それからたいらくんは最初に食器を片付けると、
「じゃあー!?これで失礼しまーす!?」
と言ってお辞儀をし、
急いでカバンを持って、
次の取引先へと向かったのでした。
「わたしたちも行かなくっちゃあー!?」
「遅くなると、ガードマンのおじさんに怒られちゃうー!?」
と言うと、受付の二人も急いで食器を片付け、
食堂を出て行ったのでした。
そして昼も終わり、
仕事も終わり、
定時の五時になったのです。(はやー!!)
そして泰三が言ったとおり、
ひとりを除いて、他の全員が定時で帰ったのでした。
「頼むなあー!?かずきー!!?」
と泰三が言うと、
「はーい!!?」
「終わったら行きまーす!!?」
と和樹が言ったのです。
「あわてて間違えないようになっ!!?」
「無理してこなくてもいいから!?」
と笑いながら一平が言うと、
「そんなこと言わないでくださいよー!?」
「七時までには絶対終わらせますから!?」
と和樹が言ったのでした。
「文法的に間違ってるんだよなー!?その言い方?!」
「絶対は否定だからさあー!??」
「絶対のあとは、”ない”という否定形にならなきゃあー!??」
と一平がまじめな顔で言うと、
「そうすかあー!??」
「今度から気をつけますから!?」
と和樹が困った顔で言ったのです。すると、
「じゃあー!?なるべく早く来いよー!?」
「待ってるから!?」
と笑いながら言い、
和樹の肩を軽く叩いて、エレベーターに向かった一平でした。
泰三と一平はエレベーターを降りると、
受付のところで、絵里と受付の子ふたりを待ったのでした。
そして会社の者が玄関からどんどん帰って行くのですが、
なかなか三人は現れませんでした。
「おーい!一平??!」
「すっぽかされたんじゃあー!??」
と泰三が言うと、
「遅れちゃってえー!?」
「すいませーん!?」
「お待たせしましたあー!?」
と言って、女の子三人が来たのです。
「ずいぶん待ちましたあー!??」
と絵里が訊くと、
「いやー!?なあーいっぺい??!」
と泰三が言ったのでした。
「ちょっと待っただけだよー!?」
「和樹と打ち合わせしていたから!?」
「ねえー!?先輩!!?」
とニヤニヤしながら一平が言ったのです。
他の社員はもうみんな帰ったのでした。
それから五人でいつもの店へ向かったのです。
絵里が昼に電話して、六人分席を確保してあったのでした。
泰三が先頭で店に入ったのです。
「おやじさん!?来たよー!?」
と泰三が言うとすぐに、
「すいませーん!?席を予約した斉藤ですけどー!?」
と絵里が言ったのでした。
「絵里ちゃんかあー!??」
「斉藤って言ったから!?」
「誰かと思ったよー!?」
とニコニコして店の主人が言ったのです。
「おやじさんよく絵里ちゃんの名前覚えてるねえー!?」
「3・4回しか来てないだろう!??」
と一平が言うと、
「そりゃあー!?商売だからさー!?」
「それに一平さん!かわいい子はすぐ覚えるんだよー!?」
と、うれしそうに言った店の主人でした。
すると店の若い子が、
「一番奥のお席になりまーす!!?」
と言ったのです。それから五人が座ると、
すぐに注文を取りに来たのでした。
「とりあえず!先に5個、中生(ちゅうなま)を持って来てくれるー?!」
「ひとり少し遅れてくるから!?」
と一平が注文を取りに来た子に言い、
「遠慮せずに、ジャンジャン頼んでいいからさあー!?」
と泰三がうれしそうに言うと、
本当に遠慮なく頼んだ4人でした。(あじゃー!!)
それから五人で楽しそうに話をしながら飲んでいると、
6時少し前に泰三の携帯が鳴ったのでした。
「すいませーん!?松平ですけどー!?」
と携帯から、たいらくんの声が聞こえたのです。
「何やってるのー!?遅いじゃん!!??」
と泰三が言うと、
「本当に申し訳ないんですが!?」
「そちらに伺(うかが)うのが、七時過ぎると思うんですけど?!」
「時間的にまだ飲んでいますー!??」
とたいらくんが、すまなそうに言ったのでした。