本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを自腹で用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
翌朝、
心地よい眠りから目覚めた育子は、一平より先に起きたのでした。
一平を起こさないよう起きると、ジャージに着替えたのです。
それから静かに部屋を出ると、
洗面所にいき、歯を磨き顔を洗ったのでした。
そして、きのうの洗った洗濯物を風呂場に干し、
バスユニットの乾燥機のスイッチのタイマーを入れたのです。
「よーし!これでOK(オッケイ)!!?」
と言うと育子は、朝ごはんの支度(したく)を始めたのでした。
しばらくすると一平が起きてきたのです。
「育ちゃん!?おはよう!!?」
と一平が言うと、
「おはよう!!?」
と育子が答えたのです。そして一平は、
「顔洗ってくるよー!?」と言ったのでした。
洗面所から戻ってくると一平は、
エプロン姿の育子を、後ろから優しく抱きしめたのでした。
そして一平は育子を自分のほうに向けさせると、
「愛してるよ!?」
とやさしく言ったのです。
「わたしも愛してる!!?」
と育子が言い、そしてふたりは、めちゃんこ強烈なキスをしたのでした。
それからふたりは、いつもより少し早めの朝食をとったのでした。
一平は食べ終わると、着替えを済ませたのです。
そのあいだ育子は、朝食の後片付けをしたのでした。
それからそのあと戸締りをしたのです。
一平はいつものバッグを持ち、出かけるために玄関に来たのでした。
「じゃあー!?行ってくるよー!?」
と一平が言うと、
「行ってらっしゃーい!!?」
「わたしもすぐ着替えて行くから!?」
と育子が言ったのでした。
「会社!?間に合うのー!??」
と一平が心配そうに言うと、
「ここからのほうが会社まで近いから!?」
「だいじょうぶよー!?」
と育子がうれしそうに答えたのでした。
ふたりはキスをすると、
「じゃあー出たら!?すぐロックするんだよー!?」
と一平が言い、
「はーい!!?」
と育子が答えたのです。
そして育子は一平がドアを閉めるとすぐロックしたのでした。
それからすぐに着替えたのです。
着替えを終え化粧をし、ガスの元栓を確認すると、
育子はドアの鍵を閉め、一平のマンションを出たのでした。
そして歩いて高田馬場の駅へと向かったのです。
駅に着くと電車を乗り継ぎ、
ほぼいつもと同じ時間に、勤務先に着いたのでした。
一平も電車を乗り継ぎ、会社近くのいつもの駅で降り、
少し歩くと会社に着いたのです。
自分の課に着くとタイムカードを押し、
先に来ている同僚に「おはよう!!?」と言うと、
「おはよーす!!?」と返事が返ってきたのでした。
それから一平は自分のロッカーへと向かったのです。
そして着替えを済ませ、自分の机に来るとイスに座ったのでした。
同僚としゃべっていた山田和樹(やまだかずき)が、
一平のところへと来たのです。
「せんぱーい!!?」
「顔色がいいですねえー!?」
と和樹が少し笑いながら言うと、
「そうか!?わかるー??!」
とうれしそうに言った一平でした。
「そりゃあー!?分かりますよ−!?」
「きのう!ルンルンで帰って行ったから!?」
と和樹がうれしそうに言うと、
「ばればれかあー!??」
と一平がニコニコしながら言ったのでした。
「ところで!きょうあたりから?!」
「また新しい設計が始まりそうだなあー!??」
と一平が言うと、
「一平さんはもう!泰三(たいぞう)さん!?」
「アッ!また間違った!!」
「課長代理から聞いているんでしょう!??」
と言って、和樹が探(さぐ)りを入れてきたのでした。
「少しなあー!??」
と一平があやふやに答えると、
「やっぱり!!?」
「俺は”ぺいぺい”だから?!教えてくれないんですよー!?」
「雰囲気が違ってくるんですよねえー??!」
と和樹が、少し緊張したように言ったのです。
「でもお前はまだ!今の設計のほうの修正が終わるまで!?」
「関係ないと思うよー!?」
と一平が言ったのでした。すると、
「修行(しゅぎょう)は厳(きび)しいねえー!?」
と言って、さっき話していた同僚のところへと戻った和樹でした。
「なんだあー!?アイツー!!?」
「探りを入れにきただけかあー!??」
と言った一平でした。
それからしばらくすると朝の朝礼が始まったのです。