本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものをどんどん用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
育子は歩いて地下鉄の氷川台駅まで行き、
そこから池袋で乗り換え、
高田馬場の駅で降り、駅前のスーパーに寄り、
一平のマンションに戻ったのでした。
玄関の鍵を開けると育子は、
すぐ台所の窓を開けたのです。
それからふたつの部屋の窓を開け、空気を入れ替えたのでした。
それから着ている服を脱ぎ、ジャージに着替えたのでした。
「一平ちゃんがお掃除してくれたから!?」
「お風呂は、沸かすだけねっ!!?」
そう言うと育子は風呂場に行き、
リモコンをとりあえず6時にセットしたのです。
そして簡単に台所の掃除を済ませ、
エプロンをすると、夕飯の支度(したく)に取りかかったのでした。
まず最初にジャーに残っているご飯を見たのです。
「ちょっと朝炊きすぎたわねえー!?」
「残ってるご飯どうしようかなあー!??」
そう言って考えてると、育子の携帯が鳴ったのでした。
「もしもしー!?」
「ヨーコ、どうしたのー!?」
「こんな時間に!??」
と育子が言うと、
「きょう休みだって言ってたから!?久しぶりに会って!?」
「お夕飯でも食べようかなって思って電話したのー!?」
と洋子(ようこ)が言ったのでした。
「ごめんねえー!?」
「今、一平ちゃんのマンションなの!?」
「これからお夕飯の支度をしようと思っていたのよー!?」
と育子が言うと、
「そうなのー!?」
「じゃあー!?また今度ねえー!?」
「一平さんによろしく言っててねっ!バイバーイ!!?」
そう言うと洋子は、電話を切ったのでした。
「そうかあー!?洋子ともずっと会っていなかったんだあー!?」
「急がしいて言っていたから!?」
「気を利かせて電話よこさなかったんだねえー!?」
「あの子らしいわ!?」
と、育子は思ったのでした。
そのあと育子は、
ジャーに残っているご飯でチャーハンを作ることにしたのです。
卵と牛と豚のひき肉を少し入れ、レタスを細かくちぎり、
コンソメの素を入れ、塩コショウで味付けを整え、
フライパンで作ったのでした。
チャーハンを冷ましてるあいだに、
ジャガイモを茹で肉じゃがを作ったのでした。
そのあと、冷めたチャーハンをフリーザーパックに入れ、
冷凍室に入れたのです。
そして米を研ぎ終わると、すぐ携帯が鳴ったのでした。
育子は急いで、お釜を炊飯器にセットすると、電話に出たのです。
「もしもしー!?」
「あっそう!?」
「わかりました!!?」
「じゃあー!?待っているからねえー!?」
そううれしそうに育子は答えると、電話を切ったのでした。
それは一平からの電話でした。
炊飯器をタイマーセットすると、
そのあと手作りで、ハンバーグとコロッケを4個づつ作り、
下ごしらえをしたのです。
先にハンバーグ2個とコロッケ2個を作り、
冷(さ)ましたあとフリーザーパックに入れ、冷凍室に入れたのでした。
一平がマンションに帰ってくると育子は、
「先にお風呂入ってくれるー!?」
「作りたてを食べてもらいたいからあー!?」
と言ったのです。
育子といっしょにお風呂に入るつもりだった一平だったので、
「汗かいたから!?」
「じゃあー!?先にシャワー浴びちゃうよー!?」
「その間(あいだ)にはできるよねっ!?」
とうれしそうに言ったのでした。
「うん!?」
「そんなに時間掛からないから!?」
と育子は言うと、
急いで下ごしらえしてあったハンバーグを焼き、
コロッケを揚げたのです。そして、
大きな皿の上にレタスとブロッコリーそれにプチトマトを添え、
出来たてのハンバーグとコロッケをおいたのでした。
すぐに一平はシャワーから出て着替えると、
テーブルの席についたのでした。
育子はすぐに一平の前に置いてある冷えたジョッキにビールを注いだのです。
すぐに一平も育子のコップにビールを注いだのでした。
「お仕事ご苦労様でした!!?」
と育子が言うと一平が、
「育ちゃんこそ!?お疲れ様でした!?」
「こんなにいっぱい、ごちそうを作ってくれてありがとう!!?」
「とにかく乾杯しようかあー!?」
そう言うと、ふたりは乾杯したのです。
「ところで育ちゃん!?」
「お袋と兄さんと姉さんに会って欲しいんだけど!?」
「いつ頃がいいかなあー!?」
と一平が言ったのでした。
これで、お。し。ま。い。
第十四章へ続く(予定?!)
*********************************
読んでくださいまして、ありがとうございました。
ブログ小説 携帯によろしく 第十三章 以外の話 も、
読んでいただければ幸いです。m(_ _)m
ブログ へもお寄りください。(^◇^)/
*********************************