本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
「でも!?すごく元気になっちゃってるんだけどー!?」
と一平が言うと、
「よーしよーし!?」
「いい子だから、ベッド入るまで我慢(がまん)しててねっ!!?」
と育子は言って、
一平の息子(むすこ)をなでなでしたのでした。
一平はうれしそうに、
「わかったあー!?」
と返事をすると、息子をピクピク動かしたのでした。(くだらん!!)
「おもしろーい!!?」
「じゃあー!?先(さき)出るねえー!?」
と育子はニコニコしながら言うと、
風呂場を出てドアを閉めたのです。
「うけたみたいだなあー!?」
「もう少しの我慢だぞー!!?」
そう一平は自分の息子に向かって言うと、
息子をピクピク動かし、
「はーい!!?」と言ったのでした。(ほんとにくだらない!)
それから一平は、
湯舟に浸かると、何を思ったのか、
湯舟の水面を海にみたて、
「潜望鏡!!?」と言って、
自分の息子を水面から、上げたり下げたりしたのでした。(バッカじゃない!!)
一平がお風呂で遊んでいる頃、
育子は着替えを終え、風呂上りの一杯の支度(したく)をしていたのです。
テーブルのまん中にレンジでチンした野菜炒めを盛った皿を置き、
一平と育子の席の前には、
それぞれ冷蔵庫から取り出した冷ヤッコを置いたのでした。
いつものようにガラスの皿にヤッコを載せると、
ぶつ切りのマグロを細かく刻み載せ、
その上に刻んだネギをぱらぱらと載せたものです。
すべて支度を済ませ、
「一平ちゃんまだかなあー!?」
そう育子は言うと、
風呂場に向かって歩いて行ったのでした。
育子は風呂場のドアをノックすると、
「一平ちゃん!?支度できたけどー!?」
「まだあー!?」
と言ったのです。
「今掃除して水抜いたから!?」
「出るよー!?」
と一平が言ったのでした。すると育子が、
「えっっ!!?」
「水抜いちゃったのー!?」
と驚いたように言ったのです。
「まずかったー!??」
と一平が言うと、
「だってもし地震でもあって!?」
「水が出なくなったら!?トイレに流す水が困るでしょー!?」
「万が一のために!?」
「お風呂の残り湯はとっとかなくっちゃあー!?」
と育子が言ったのでした。
「ごめん!!?」
「今度からそうするよー!?」
と一平が言ったのです。そして、
「じゃあー!?出るからあー!?」
と言ったのです。
「わかったわ!?」
「テーブルで待ってるからねっ!!?」
と育子は言うと、
冷蔵庫のところまで行き、そしてドアを開けると、
冷やしておいたジョッキを取り出し、ビンビールを1本出したのでした。
じきに一平が着替えを済ませ、
テーブルの席に座ったのです。そして、
「育ちゃんご苦労様!!?」
「こんなに豪華(ごうか)に支度してくれたんだあー!?」
と一平はうれしそうに言ったのです。
「そんなに豪華でもないけどー!?」
「お夕飯がラーメンだったから!?」
「お腹(なか)空(す)くと思って!!?」
「野菜炒めも作ったの!?」
そう言うと育子は、
「一平ちゃんどうぞ!!?」
と言って、ビールビンを持って注(つ)ぐ格好をしたのでした。
一平は育子にジョッキを差し出したのでした。そして、
「ジョッキ冷えてるなあー!?」
「ありがとう!!?」
と、うれしそうに一平は言ったのです。
育子がジョッキにビールを注ぎ終えると、
今度は一平が育子のグラスにビールを注いだのでした。
それから久しぶりに会ったふたりは、
ビールを飲み、つまみを食べながら、遅くまで話をしたのです。