携帯によろしく 第十二章(7)

一平は、
”やらなきゃねー!?わたしのように!!ウォホホ”
という声を聞いたような気がしたので、(マジー!??)
ディスクデフラグツールをクリックして、
ウインドウのC:を選択すると、
”最適化ボタン”をクリックしたのでした。

「これって!だいぶかかるからなあー!?」
「最近使ってないから、時間が余計かかりそうだなあー??!」
とつぶやくと、
またベッドに横になった一平でした。

10分ほど過ぎた頃、
小さなウインドウに、

最適化が終了しました:
(C:)

と表示されたのでした。すぐに、
”閉じるボタン”を一平はクリックし、
小さなウインドウを閉じ、
ディスクデフラグツールのウインドウも閉じたのでした。

そしてメールを半分以上読み終えると、
「最近は宣伝のメールばかりで!?」
「重要なメールがほとんどないなあー!??」
と一平が言ったのです。
それからまたメールを読んでしばらくすると、
洗濯機のブザーが聞こえたのでした。

パソコンの画面はそのままで、
一平は急いで洗濯機のところに向かったのです。
洗濯物を取り出し、風呂場に干し乾燥機をセットすると、
またパソコンの部屋に戻って来たのでした。

そしてすべてのメールを読み終わると、
メール画面を消し、インターネット接続を切り、
パソコンのコンピュータの電源を切る画面を出し、
やや小さめのウインドウの”電源を切るボタン”
をクリックし、パソコンのスイッチを切ったのでした。(なぜか細か過ぎ!!)

「さーて!?寝るかなあー!??」
と言うと、大きなあくびをしたのでした。
部屋の灯りを小玉にすると、
一平は、深い眠りに就いたのでした。

朝、一平はいつものように携帯の目覚ましで起きたのです。
すぐに洗面所へ行き、顔を洗い歯を磨き、
全部の部屋のカーテンを開け、窓を開け空気を入れ替えると、
乾いた洗濯物を取り込み、いったん部屋に戻り、
それらをタンスにしまったのでした。

それからポットに水を少し追加し、再沸騰ボタンを押したのです。
冷蔵庫の冷凍室から冷凍しておいた炊き込みご飯を取り出し、
ラップしたままお茶碗に入れると、
電子レンジで3分チンしたのでした。(2分かも??)
そしてそれをふきんを使いいったん取り出すと、
ラップを取り除き、箸でご飯をつついたのです。

「もう少しかなあー!?」
と一平は言うと、もう1分チンしたのでした。
待っているあいだにインスタント味噌汁の素をお椀に入れると、
ポットの表示を見て、
「90度あれば十分だなあー!?」
と言ったのです。
それからポットのお湯をお椀に入れかき混ぜた後(あと)、
「いっただっきまーす!!?」
と言って、一平は朝食を食べ始めたのでした。

「炊き込みご飯だけあれば、おかずなんかいらないなあー!??」
と言って一平は、おいしそうに食べたのでした。
食べてる途中で、
「そういえば野沢菜漬を買って切っておいたんだったなあー!?」
  と言うと、冷蔵庫から野沢菜漬の皿を取り出し、
テーブルの上に置きそれも少し食べたのでした。

「ごちそうさまでした!!?」
と一平は言うと、急いで片づけ始めたのです。
食器を洗いすべて片づけ終わると、
着替えをして、頭をセットし、
窓とカーテンを閉め、戸締りをしたのでした。

最後にスーツの上着を着ると、玄関を出たのです。
ドアに鍵をかけ、いつものように階段を下りて、
マンションの玄関を出ると歩いて駅まで行き、
高田馬場の駅から電車に乗り、
会社へ向かった一平でした。

会社近くの駅で電車を降りると、
歩いて会社まで行ったのです。
そして一平は、担当の部まで行くと、
タイムカードを押し、自分のロッカーに行き着替えを済ませ、
自分の机のところに行き、イスに座ったのでした。






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