本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
小百合の車を見送り終えると、
一平はいつものようにエレベーターを使わず、
階段を3階まで上がって行ったのです。
玄関に着くとドアの鍵を開け、部屋に入ったのでした。
着替えを済ませると、
「さーてと!?風呂でも洗うかあー!?」
と言って一平は、風呂場に行ったのです。
風呂場を覗(のぞ)くとフタがしてあり、
風呂が沸いていたのでした。
「そうだったー!?」
「きょうは風呂掃除をしてタイマーを掛けてから出かけたんだあー!??」
「すっかり忘れてたあー!?」
とうれしそうに言って、儲(もう)かった気分の一平でした。
それからとりあえず台所の窓を開け、
二つの部屋のカーテンを開け窓を開け、空気を入れ替えたのでした。
そして一平は、パソコンの部屋に行き、
着替えの下着を持つと脱衣かごのところに行き、
いつものように着ていた下着を洗濯機に突っ込み、
洗剤と柔軟剤を入れ洗濯機を回してから、風呂場に入ったのでした。
30分ほどで風呂から出てくると、
着替えを済ませ、
冷蔵庫のところに行ったのです。
開けるとすぐに缶ビール500mlを取り出し、
魚肉ソーセージを1本とチューブのからしを出したのでした。
流し台の水切りカゴから小皿を持ってくると、
醤油を入れ、チューブのからしをそこに垂らし、
箸でかき混ぜからし醤油にし、
ビニールの端を歯で千切り、皮をむいたのです。
左手で缶ビールを持ち、右手で魚肉ソーセージを持ち、
それにつけたのでした。
それから一平は、
ビールを一口飲むと、魚肉ソーセージをからし醤油につけ食べ、
それを交互にやって、缶ビールを飲んだのです。
「いつもながらうまいなあー!?」
と言って、すぐ1缶飲み終えたのでした。
流し台で洗い物をし、ちょうど洗い終わると、
ジャージのズボンのポケットに入れておいた携帯が、
ブルブル鳴ったのでした。
「もしもしー!?」
「育ちゃん!?仕事終わったのー!??」
と一平が言うと、
「一応わたしの担当は終わったんだけど!?」
「あしたみんなで手分けして、遅れているとこを応援するのー!?」
「だ、か、らー!?」
「午前中には終わりそうもないから!?」
「夕方病院のほうへは仕事の合間を見て、私から電話しとくからねっ!!?」
「仕事が終わったら、直接病院へ行っててちょうだいねー!?」
と、育子が言ったのでした。
「そうかあー!?午後いっしょに行けないんだあー!?」
「わかったよー!?」
と一平が言うと、
「ごめんね、一平ちゃん!?」
「じゃあー!?今、会社だから!!?」
「切るねー!??」
と言って、すぐ携帯を切ってしまった育子でした。
「育ちゃん忙しいんだなあー!?」
と一平は言うと、
携帯に向かって「愛してるよ!チュッ」
と、言ったのでした。 (ばっかじゃない!!?)
台所の窓を最初に閉めると、
次にテレビの部屋の窓を閉め、カーテンを閉めたのです。
パソコンの部屋の灯りだけを残し、
ほかは全部消したのでした。
パソコンの部屋に来るとパソコンのスイッチを入れたのです。
いつものようにしばらく待って画面が出ると、
「メールでも見てメール」などと言いながら、
フレッツのインターネットボタンをクリックしたのでした。
すぐには表示しないので、
いつものように携帯電話をパソコンの机の上に置くと、
ベッドに横になったのでした。
一平は、モニターの画面を眺(なが)めていたのです。そして、
「そういえば最近!?表示に時間が掛かるなあー!??」
「デフラグやらなきゃあーなあー!?」
と、言うだけでした。 (やらなきゃねえー!?わたしのように!!ウォホホ)