本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
朝食を食べ終わり、食器を洗い終わると、
いつものように水切りカゴにそれらを入れると、
パソコンの部屋に戻り、ポロシャツとジーパンに着替えたのでした。
財布と自転車の鍵を持つと、洗面所に行き頭をドライヤーでセットすると、
スニーカーを履きドアに鍵をかけ、
階段を1階まで下りたのでした。
自転車に乗りきのうと同じように、早稲田通りのところにある花屋へ、
お見舞い用の花束を、買いに行ったのでした。
マンションに戻ってくると、
花束を持って階段を、3階まで上がったのです。
マンションのドアを開け、
洗面所に花束を置くと、仕切りのカーテンを閉めたのでした。
それから一平は、珍しく掃除機をかけたのです。
それが済むと、こんどは風呂場の掃除をしたのでした。
風呂の掃除が済み、ふと時計を見るともう11時半を過ぎていたのです。
急いでタクシー会社に電話したのでした。
マンションへ12時半にタクシーが来るよう頼んだのです。
それから昼食のしたくをしたのでした。
炊き込みご飯とインスタント味噌汁と、漬物で昼を済ませたのです。
洗い物をしてから、ジャーのコンセントを抜き、
中身の炊き込みご飯を、ジャーからどんぶりに移し替えると、
ジャーのお釜を洗い、ふきんできれいに水気を拭き取ったのでした。
そしてまたお釜をジャーに戻すと一平は、
「このまま持っていくわけにはいかないしー!??」
「困ったなあー??!」
と言ったのでした。
「スーパーの袋じゃちょっと小さいし!??」
と言ってしばらく考えたあと、
「そういえば、洗濯物のワイシャツをもらう時!?」
「大きな白い袋でもらったなあー!??」
と言うと一平はテレビの部屋に行き、タンスを開けたのでした。
「あった!あったあー!?」
とうれしそうに言うと、袋を持ちタンスを閉めると、
ついでに部屋の窓とカーテンを閉めたのです。
すぐに一平は、台所に戻って来たのでした。
そしてジャーを袋に入れたのです。
それから一平は、パソコンの部屋へ向かったのでした。
パソコンの部屋に入ると、窓を閉めカーテンを閉め、
ポロシャツとジーパンから縦じまのワイシャツと綿パンに着替えたのです。
きのうと違うジャケットを着ると、ネクタイを3本持って洗面所へ行き、
鏡でネクタイの柄を合わせ頭をセットすると、
一平は気にいった柄のネクタイをポケットにしまったのでした。
ほかの2本のネクタイを、
パソコンの部屋に戻りタンスにしまったのです。
台所に行き、流しのところの窓を閉めると、洗面所のところへ行き、
花束を持ち、テーブルの上にある白い袋に入れたジャーを持つと、
玄関に行き、それらを一旦置いたのでした。
それからスリッパを脱ぎ靴を履くと、
携帯と財布と免許証に小銭入れを持っているか確認してから、
花束とジャーを再び持つと、
ドアを開け玄関を出ると、鍵をかけ、
こんどはエレベーターで1階まで降りたのです。
エレベーターから出て歩いていくと、すぐにタクシーが来たのでした。
”ふー!?”
”よかったあー!?間に合ったあー!??”
と一平は心の中で言ったのでした。
手を上げるとタクシーが止まったのです。
タクシーの運転手が窓を開けると、
「12時半に予約したマンションの山本ですけど!?」
「そこの来客用の駐車場でUターンしてくれますか!?」
と一平は言ったのです。
「はい!わかりました!!?」
と運転手は言うと、バックで駐車場に入れるとすぐに、
一平の前で止まり、後ろのドアを開けたのでした。
一平がタクシーに荷物を持って乗り込み、
「慶応大学病院まで!?」
と言うと、
「はい!!」
と運転手は答え、後ろのドアを閉めると、
すぐに車は走り出したのでした。
渋滞もなく、しばらく走るとじきに病院に着いたのです。
タクシ料金を払いタクシーを降りると、
すぐ後ろに大きな外車が止まったのでした。そしてすぐに、
「プップー!!」
とクラクションが鳴ったのです。
一平が外車のほうを向くと、
ナツさんが笑みを浮かべ降りて来たのでした。
運転手は旦那さんのヒデさんでした。
「一平さん!?ご苦労さまです!?」
と言ってナツさんがお辞儀をしたのです。
「こんにちは!?ナツさん!?」
「きのうはごちそう様でした!!??」
「炊き込みご飯おいしくいただきました!!?」
「ジャー!?持って来たんですけど!?」
と一平が言うと、
「いつでもよろしいのにー!?」
「ではうちの主人に、お宅まで持って行ってもらいしょう!?」
とナツさんは言ったのでした。
一平からジャーを受け取るとナツさんは、
助手席のドアを開け、
「お父さん!?これお宅の台所の調理場の上にでも置いといて下さい!?」
「あとでわたしが片づけますから!?」
と言ってナツさんは、助手席のシートの上に置いたのでした。
「わかったよー!?」
とヒデさんが答えると、
「すいません!?よろしくお願いします!!?」
と一平も助手席のドアのところに行き、
会釈しそう言ったのでした。