ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第八話(11)

恩賜箱根公園の駐車場を出発すると、
通ってきた道を戻ったのです。
138号線へ出て、道沿いの桜を見ながら、
乙女峠の乙女トンネルに入ったのでした。
トンネルを抜けると山道を下って行き、
御殿場インターから東名に入ったのです。

「トイレ休憩するでしょ!?」
と慶子が言ったのです。
「ああー!?すぐに足柄サービスエリアだから!?」
「うんこかあー??!」
と良太が言うと、
「りょうたー!?品がないよ!!?」
「おばさんにも言われたじゃんかあー!??」
とすぐ瑞樹が言ったのでした。

するとすぐに良太が、
「ひひーん!!?」と言ったのです。
「ははははっ!!?」
と思わず周が笑ったのでした。
「しゅうー!?笑っちゃあーだめだよー!?」
「良太はすぐ調子に乗るんだからさあー!??」
と瑞樹が言ったのです。

そしてすぐに足柄に到着したのでした。
車を駐車場に止めると、四人は車から降り、
トイレに向かったのです。
いつものように自販機で飲み物を買うと、
瑞樹はお店に入って行ったのでした。

「みずきー!?」
「何か買うのかあー!??」
と良太が言うと、
「うん!?」
「いっちゃんとよっちゃんに!?」
「おみやげを買っていこうと思うんだあー!??」
「何がいいかなあー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「おみやげかあー!?」
「何がいいかなあー!??」
と言って良太が見ていると、
「やっぱり!うなぎパイか信玄餅じゃないかなー!??」
と周が言ったのです。

すると店員が、
「やはり、うなぎパイと信玄餅を!?」
「皆さんおみやげに買われて行きます!?」
と言ったのでした。
「じゃあー!?うちの分も買っていくかなあー!?」
と良太が言ったのです。
周も「俺も買おうー!?」と言ったのでした。

みんなでおみやげを買っていると、
「車のところに行ったら!?」
「みんないないんだもん!??」
と言って慶子が店に入って来たのでした。

「おみやげ買ってるからあー!?」
と瑞樹が言うと、
「じゃあー!?わたしも買おー!!?」
「みんな何買ったあー??!」
と慶子が言ったのでした。
そして慶子も同じようにおみやげを買ったのでした。

四人はおみやげを持って車のところに行くと、
それぞれ自分が買ったものを、トランクに入れたのでした。
そして四人は車に乗り込み、
駐車場を出発したのです。

車は大井松田を過ぎ、秦野中井を過ぎ、
厚木インターを過ぎたのでした。
「どうするー??!」
「海老名寄って行くかあー?!トイレ休憩にー!?」
と良太が言ったのです。

「俺は別にトイレはいいけど!?」
「慶子と瑞樹は寄るんなら早く言わないと!?」
と周が言ったのです。
「別にまだトイレはいいよー!?」
と瑞樹が言うと、
「わたしもまだいいよー!??」
と慶子も言ったのでした。

「東名降りれば!?」
「もしトイレに行きたくなったら早めに言ってくれれば!?」
「コンビニに寄ればいいからさあー!?」
「じゃあー!?」
「そのまま町田まで行くからなあー!?」
と良太が言っていると、
海老名サービスエリアまであと1キロの表示板を過ぎたのでした。

そしてしばらく走ると、東名横浜町田インターを降りたのです。
保土ヶ谷バイパスに入り、しばらく走ると、
「りょうたー!?」
「横浜横須賀道路と首都高狩場線の別れ道だから!?」
「間違えないでくれよなあー!??」
と周が心配して言ったのでした。

「周!?よく知ってんじゃんかよー!??」
と良太が言うと、
「むかし夜通った時、親父が間違えたことがあったから!?」
「憶えてるんだよー!??」
と周が言ったのです。

「周ちゃんだいじょうぶだよー!?」
「良太いい加減だけど!?ナビがあるからさあー!??」
と瑞樹が言ったのでした。
そして料金所を過ぎ、首都高速狩場線へ入ったのです。


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