ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第八話(8)

横浜青葉インターを過ぎるとすぐに港北パーキングでした。
「ほんとにすぐだねえー!?」
「周りも明るくなって来たしねえー!?」
と瑞樹が言ったのです。
しばらく走ると横浜町田インターを過ぎ、
海老名サービスエリアに到着したのでした。

「朝早いのに、もう結構いっぱいじゃん!??」
「土曜日だからだねえー!??」
と駐車場の車を見て、慶子が言ったのです。
いつもながら瑞樹が空いてるスペースを見つけ、
「あそこ!あそこー!!?」
と言って指さしたのでした。

「よーし!!?」
と良太は言うと、空いているスペースを目指し、
車を走らせたのでした。
そして無事に駐車し終えたのです。
「じゃあー!?いつもの自販機の前で待っているからさあー!??」
「どうせお前たち、でかいのだろう??!」
と良太が言うと、
「良太はしらないのー!?うんこ!!?」
と瑞樹が言ったのでした。

「するよー!?」
「きょうはトイレ寄ってこなかったからなあー!??」
と良太が言うと、
「じゃあさあー!?」
「先に待っているとは限らないじゃんかあー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「だよねえー!??」
と慶子が言うと、
「わかったよー!?うるさいなあー!??」
「先にトイレ終わった人が自販機の前で待ってようなあー!??」
「で、いいんだろー!??」
と良太が言い直したのでした。

「それならいいけどさあー!?」
と瑞樹が言い、
「最初からそう言えばいいじゃん!??」
と慶子がうれしそうに言ったのでした。
それから四人は車から降りたのです。
そして、トイレに向かって歩いて行ったのでした。

トイレから出て来たのは周が一番先でした。
ドリップコーヒーの自販機にお金を入れたのです。
何もしないで待っているより待ち時間を少しは増やせるかと思い、
缶コーヒーはやめたのでした。
紙コップのコーヒーをすすりながら、
待っていると瑞樹が来たのです。

「周ちゃん早いねえー!??」
と瑞樹が言うと、
「俺は朝トイレ済ませてきたから!?」
「でも瑞樹!?あいかわらず早いなあー!??」
と周が言ったのです。

「早食い!早ぐそ!芸のうちって言うからねえー!??」
と瑞樹が言った時にちょうどカップルが、
瑞樹の後ろを笑いながら通ったのでした。
「みずきー!?」
「車の中で、何しゃべってもいいけどさあー!?」
「人がいるところでは気をつけろよー!??」
と、少しあわてて周が瑞樹に言ったのでした。

「ごめん周ちゃん!?」
「気がつかなくてさあー!?」
「あたし!?切り替えがうまくきかないんだよー!??」
「あのふたりに、バカカップルって見られたかなあー??!」
とすまなそうに言った瑞樹でした。

「言っちゃった事はもうしょうがないさあー!??」
「これから気をつければいいよー!??」
と周が言うと、
「周はやさしいねえー!??」
「良太だったらバカ呼ばわりするヨー!?きっと!!?」
と瑞樹が言ったのです。

「なんだってえー!??」
「俺がバカ呼ばわりするってー!??」
と、トイレから出て来た良太がうれしそうに言ったのです。
「うるさいなあー!?」
「いつ出てきたんだよー!??」
と言って良太のほうを振り向いた瑞樹でした。

「あのなっ!?基本的に声がでかいんだよー!??」
「お前はさあー!??」
「もう少しおしとやかにしゃべろ!!?」
とニコニコして良太は言ったのでした。
それから三人でコーヒーをすすりながら話していると、
慶子がトイレから出てきたのです。

「おまたせー!??」
と慶子が言うと、
「すっきりしたようだなあー!??」
「ところでどうする!?何か買うかあー??!」 と良太が言ったのです。

「もう行こうよー!??」
「早くしないと!2時頃までに横浜まで戻ってこれないよー!??」
と瑞樹が言ったのです。すると、
「そうだよー!?瑞樹の言うとおりだよー!??」
「早く行こう!行こう!!?」
と慶子が言ったのでした。

「お前に!早く行こうなんて言われたくないよー!??」
「一番待たせたヤツによー!??」
と良太は言うと、もうすでに車に向かって歩き出していたのです。
三人は良太のあとを追いかけて、
早足で歩いて行ったのでした。
四人は車に乗り込み、
すぐ車は、海老名サービスエリアを出発したのでした。


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