ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第八話(4)

携帯を受け取った周は、
「いつもみんなにまかせっきりだから!?」
「俺のところに電話くれるかなあー!??」
と言うと、
「わかったー!??」
「じゃあねえー!??」
と言うと慶子は、電話を切ったのでした。

「じゃあ、さあー!?」
「周ちゃん!?慶子から電話があったら!?」
「あたしんとこに電話くれるー!??」
と瑞樹が言うと、
「ああー!?瑞樹と良太のところに連絡入れるからさあー!??」
「それで、OKだなあー!?」
と周が言ったのでした。

それから良太と瑞樹は、
3月に行った横浜球場でのオープン戦の話や、
いっちゃんとよちゃんとの話を、
かわる代わる話したのでした。

「へーえ!??」
「そんなことがあったんだあー!??」
と話を聞いて周が言うと、
「キャッチボールしに行くのーって、良太に訊いたら!?」
「”ああー!?そーだよー!!?”」
「”きょうは、ただで入れるんだ!”って言ったくせにー!??」
「オープン戦を見に行くって言えばいいのにねえー!??」
と笑いながら玲子が言ったのでした。

「急がなきゃーと思ったんで!?」
「めんどくさかっただけだよー!??」
と言ったのです。そして、
「まったく!くだらないことはしっかり憶えてんだからなあー!??」
「やんなっちゃうよー!??」
と、笑いながら良太は言ったのでした。

みんなで話が弾み、お昼近くになったのです。
「もうこんな時間だあー!?」
「俺帰るよー!??」
と周が言うと、
「周!?昼食べてけばいいよー!??」
「なあー!?おふくろ!??」
と良太が言ったのです。

「そうしなよー!??」
と玲子が言うと、
「昼までに戻るって言ったし!?」
「車を返さなきゃあー!?ならないからさあー!??」
「おばさん悪いけど帰るよー!??」
と周が言ったのでした。
そしてイスから立ち上がったのです。

「ごちそうさんでした!!?」
と周が言うと、
「そうかい!?」
「じゃあー!?しょうがないねえー!??」
「お母さんによろしく言ってねっ!?」
と玲子が言ったのです。

「はい!?」と言い、
玄関に行き靴を履くと周が、
「じゃあ、なあー!?」
と言ったのです。
そして良太と瑞樹も玄関に行き靴を履き、
車のところまでいっしょに行ったのでした。

「慶子から連絡が入ったら電話するからー!??」
と周は言うと、運転席に乗り込んだのでした。
それから周はシートベルトをすると、
軽くクラクションを「プッ」と鳴らし、
自分のうちに向かったのです。
良太と瑞樹は手を振り、
車が見えなくなると、うちに戻ったのでした。

家に戻り台所に行くと、
「ふたりとも手を洗ってきなー!?」
と玲子が言ったのです。
ふたりはそれぞれ、
「はーい!?」「わかったでござる!?」
と言うと、
洗面所に手を洗いに行ったのでした。

「焼きそば、だねっ!?」
と瑞樹が手を洗って言うと、
「ああー!?簡単に出来るから昼は焼きそばが多いんだー!?」
「そうじゃなきゃー!?」
「お袋が、周に食べてけなんて言わないさあー?!」
「焼きそばなら俺だって出来るからなっ!!?」
と良太が手を洗って台所に行きながら言ったのでした。

「なんだってえー??」
と玲子が、フライパンを使い焼きそばを作りながら言うと、
「まったくくだらないことはすぐ耳に入るんだからなー??!」
と良太が笑いながら、
瑞樹のほうに舌を出し、言ったのでした。

「瑞樹ちゃん!?わるいけど!?」
「テーブルの上に食器棚から大きなお皿を三つ取って!?」
「並べてくれるー??!」
「もうすぐできるから!??」
と玲子が言ったのでした。

「はーい!!?」
と瑞樹は言うと、テーブルの上に大きめの皿を並べたのでした。
「おばさん!?お水は!?」
と瑞樹が言うと、
「お水のほうがいいのかい??!」
「お茶を入れようと思ってたんだけど!?」
と玲子が言ったのでした。


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