ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第七話(5)

「そうかあー!??」
「じゃあー!?俺持つよー!!?」
と言ってバッグからバスケットを取り出し、
バッグの横に置いたのです。そして、
「このバッグも必要だよなあー??!」
と言うと、チャックを閉めたのでした。

良太はバッグとバスケットを両手に持つと、
「みずきー!?トランク閉めてくれー!??」
と言い、
「うん!!?」
と瑞樹は答えると、トランクを閉めたのでした。

それからふたりは、駐車場を出ると、
山下公園を散歩したのです。
そしてしばらく歩き、芝生のところを見つけると、
バッグからビニールでできたマットを取り出し、
芝生に広げたのでした。

「ちょっと石を拾ってくるからなあー!??」
と良太は言うと、
近くに落ちている石を拾い持って来て、
マットの四隅に置いたのです。
それから良太は、バッグとバスケットをその上に置いたのでした。
ふたりはスニーカーを脱ぎ、マットの上に座ったのです。

「ちょっと風があるねえー!??」
「そんなに寒くはないけど!!?」
とバスケットから中身を取り出しながら瑞樹が言うと、
「風邪ひくなよ!!?」
と言って良太はブルゾンを脱ぎ、
瑞樹の肩にかけたのでした。

「良太こそ風邪ひいちゃうじゃんかあー!??」
と瑞樹が言うと、
「だいじょうぶだあー!??」
と、志村けんの物まねをして言ったのでした。
すぐに瑞樹は、
「似てるー!!?」と言って笑ったのです。

「もうすぐ11時半だから!?」
「ちょっと早いけど食べよーかあー??!」
と瑞樹が言うと、
「早くはないさあー!??」
「食べ終わるのは12時ぐらいだから!?」
「ちょうどいいかもなっ!!?」
と良太は、言ったのでした。

「そうだねっ!!?」
「もうしたくし終るから!!?」
「これで手を拭いて!!?」
と言って瑞樹は、
ウエットティッシュを1枚、良太に手渡したのでした。

「サンキュー!!?」
と言って良太は受け取ると、
先に顔を拭き裏返すと、手を拭いたのでした。
瑞樹は自分もウエットティッシュで手を拭くと、
ゴミ袋に入れ、
「良太!?これにゴミ入れて!?」
と言ってゴミ袋を手渡したのです。

「ああー!?」
と言ってゴミ袋を受け取ると、
「舞ってちゃうから!?もう少し石持ってくるわあー!??」
と言って良太は、ゴミ袋を持ったままスニーカーを履くと、
石を6個拾ってきたのでした。
ゴミ袋の隅2ヶ所に石を置き、入り口のほうに一個石を置いたのです。
それから良太は、ウエットティッシュで、手を拭きなおしたのでした。

「良太!?これおにぎりー!?」
と言ってから、
「こっちが、梅干で、こっちがシャケで、これがおかか!!?」
と言って瑞樹は、アルミホイルで包んであるおにぎりを開けたのです。
「バッグにウーロン茶とお茶が入ってたでしょー!??」
「良太はどっちがいいの?!」
「あたしにお茶ちょうだい!??」
と言って手を出した瑞樹でした。

「あいわかった!!?」
と良太は言うと、
バッグから500mlのお茶を取り出し、瑞樹に手渡したのです。
瑞樹はお茶を受け取ると、
「ハイこれお箸!!?」
と言って割り箸を手渡したのでした。

「お漬物もあるからね!ここにい置いとくから!?」
「急いで作ったから!?揚げ物が多くてごめんね!!?」
と言って、
「じゃあー!?食べよーかあー!??」
と瑞樹が言ったのです。

すぐに良太が、
「いっただっきまーす!!?」
と言うと、おにぎりをすぐ取り、それを一口食べたのでした。
「うまーい!!?」
と言ってからすぐ、ウーロン茶を飲んだのでした。

「たまには外でこうやって食べるのもいいなあー!!?」
と良太は、うれしそうに言ったのです。
「そうだねえー!!?」
と瑞樹も、おにぎりをほおばりながら、
うれしそうに言ったのでした。


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