ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第六話(11)

しばらく走ると南ルートと北ルートの合流地点に出たのです。
すぐに足柄サービスエリアに着いたのでした。
「じゃあーさっそく!?一風呂(ひとふろ)浴(あ)びるかあー??!」
と良太がニコニコしながら言ったのです。

「そうしよー!?お風呂入ろー??!」
「ねーえねーえー??!」
と瑞樹が言うと、
「しょうがないーなあー!??」
「ためしに入ってみるかー??!」
と周が笑いながら言ったのです。

「だってタオルもボディーシャンプーも、用意してないよー?!!」
と慶子が言うと、
「売ってんだろー?!」
「買えばいいさあー!!?」
と良太が言ったのでした。

「わかったわよー!??」
「わたしだけ入らないんじゃあー!??」
「あんたたちに何言われるかわからないから!?」
「入るわよー!??」
と慶子が、観念したように言ったのでした。

それから四人は車から出ると、すぐにトイレに向ったのです。
「じゃあートイレ終わったら!?」
「あの辺(へん)で待ってるからなっ!!?」
と言って良太は、階段の下の辺(あた)りを指さしたのです。

「わかったー!?」
「OK!!?」
「ほいほい!!?」
と言った三人でした。
それから四人は車から持ってきた空き缶を、
ゴミ箱に捨てたのでした。

そして最初に良太が階段の下のところに来たのでした。
それからじきに残りの三人も階段の下のところに来たのです。
「じゃあー!?行くかあー!??」
と周が言うと、
「よっしゃー!!??」
「いこいこー!!?」
「しょうがないわねー!??」
と三人が口々に言ったのでした。

四人は階段を上がり廊下を歩いて、
あしがら湯の入り口まで来ると、開いていなかったのでした。
「なんだあー??!」
「朝10時からだよー??!」
「まだ2時間以上あるなー!??」
「あきらめるしかないなあー??!」
と良太が言ったのでした。

「おかしいなー??!」
「このあいだインターネットで見たときに!?」
「12時から翌朝10時までって書いてあったけどなあー??!」
と首を傾(かし)げて瑞樹が言うと、
「お前さー!?」
「上り線と下り線があるんだぞー!??」
「こっちは下り線だぞー!??」
と良太が言ったのでした。

「そういえばー??」
「確か上り線にも、お風呂があったんだよー!??」
「上り線には泊まれる所もあるんだ!!?」
と良太が思い出してそう言ったのです。
「瑞樹のことだからきっと!!?」
「上りと下りを見間違えたんじゃあーないのかあー??!」
と周が言ったのでした。

「あれ??!そういえばそうかもしんない!??」
と瑞樹が言うと、
「しょうがないわねー??!」
「今度にしましょ!?」
と言うとすぐに、今来た道を戻りだした慶子でした。

すぐそのあとをほかの三人も追いかけて、
早足で歩いて行ったのです。
階段を下りると四人は、
自販機で、自分が好きな飲み物を買ったのでした。
それから車に戻ったのです。

「じゃー!?行くぞー!??」
と良太は言うと、
ゆっくりと車を走らせたのでした。
少し走るとそこは御殿場インターでした。
インターを降り国道138号線に出たのです。

四人を乗せた車は、138号線から東富士五湖道路を目指したのでした。
入り口の須走(すばしり)インターチェンジに着くと、
ETCレーンのところから東富士五湖道路に入ったのです。
篭坂(かごさか)トンネルを抜け山中湖インターチェンジで下りたのでした。
そしてまた国道138号線に入ったのです。
そしてしばらく行くと、富士急ハイランドの駐車場に着いたのでした。


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