ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第六話(10)

四人が車に戻ると、
「あっ!?缶コーヒーの缶捨てるの忘れてたよー!??」
と良太が言ったのです。
「いいよー別に!?それより何?さっき笑ってたのはー??!」
と、慶子が言ったのでした。

「それがさあー!??」
と言って、さっきのようすを周が笑いながら話したのでした。
「なんだよー!?お前たちふたりで!?」
「俺と慶子をおちょくってたんじゃんかあー!??」
と良太がぶ然と言ったのです。

「そういうわけじゃあー!?ないけどさあー!??」
「そんなに怒るなよー!??」
と周が言うと、
「しょうがないじゃん!?」
「想像しちゃったんだからさー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「失礼しちゃうわねー!?」
「そんな大きいのはしりませんでしたよーだっ!!?」
と慶子が周にはすを尖がらせて言うと、
「それはしりませんでした!!?」
と周は言って、頭を下げたのです。

「なんだよー!?」
「周がシャレ言うなんて珍しいなあー!??」
と良太が言うと、
「シャレ??!」と瑞樹が言い、
「周ほんとにシャレ??!」
と慶子が言ったのでした。

「ちぇっ!?うけようと思って言ったのにー??!!」
「わかんないかなー??!」
と周が、首をかしげうれしそうに言うと、
みんなが大笑いしたのでした。
そしてまた四人は普段の感じに戻ったのです。
そして車は走り出したのでした。

海老名サービスエリアを出ると、まん中の車線を行ったのです。
厚木を過ぎ大井松田も過ぎ、しばらく走ると、
北ルートと南ルートの手前にさしかかったのでした。

「どっちのルートにするー??!」
と良太が言うと、
「どっちでも同じだよー!??」
「どうせ高い車に抜かれちゃうんだからさー??!」
と慶子がうれしそうに言ったのです。

「お前なあー!??」
「四人乗ってるとだいぶ違うんだぞー!??」
「特に上り坂は!!?」
と良太が言うと、
「どっちか決めないと!?もうすぐ分かれ道のとこだよー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「じゃあー!?南!!?」
と慶子が言ったのです。
すぐに良太は南ルートに入ったのでした。
そして2車線ある左側を走って行ったのです。
「すれすれだったあー!!?」
「ああー!?よかったあー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「急な上り坂だから!?」
「アクセル踏み込んでも、スピードが出ないんだよー!??」
と良太が言った瞬間に、
小さな車が良太たちの車を追い越して行ったのでした。
「なんだあー!?今の車は??!」
「すごく小さかったけど!?速かったなー!??」
「外車かー??!」
と、周が言ったのです。

「知るかあー!!?」
と良太が大きな声で言うと、
「知ってるくせにー!??なんなの??!」
と慶子がうれしそうに言ったのでした。

「うるさいなあー!?」
「知らねーって言ってるだろー!!??」
と良太が言うと、
「ナンバー!?黄色かったよ!!?」
「後ろんとこに!?」
「T(テー)、u(ユー)、r(アール)、b(ビー)、o(オー)」
「って書いてあったよー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「あいかわらず!?頭は悪いけど目はいいなあー!!??」
と良太が言ったのでした。
「T、U、R、B、O、かあー??!」
「ターボかな!?ターボエンジンのことかー??!」
と周が言ったのです。

「軽(ケー)のターボのヤツだよー!??」
「それじゃー!?かなわないよねー!??」
「この車じゃあー!??」
とうれしそうに慶子が言ったのでした。
「うるさいなあー!??」
「何でここ通る時に必ず、あとから来た車に抜かれるんだよー!??」
と言ってはすを尖がらせた良太でした。

「御殿場インターの手前の!?」
「足柄サービスエリアでトイレ休憩するからなっ!!?」
と良太が言うと、
「あっ!?お風呂があるところだあー!!?」
「去年寄ったねっ!?」
と瑞樹が、うれしそうに言ったのでした。


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