ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第六話(8)

そして土曜はすぐやって来たのでした。(どようー!!)
「みずきー!?起きたかー!??」
と良太が瑞樹のところに電話したのです。
「うん!?したくしてあるよー!?」
「お金も持ったよー!??」
と瑞樹が答えると、
「じゃあー!?今から出かけるからなー!??」
「朝早いからクラクション鳴らさないからなー!?」
と良太が言ったのでした。

「わかったー!?」
「じゃあーねえー待ってるから!?切るよー!?」
と瑞樹は言うと、携帯を切ったのでした。

「寒いなあー!?1月も終わりだとー!?」
「ほんとに寒いなあー!??」
と言って良太は、エンジンをしばらく暖めていたのでした。
「あんまり遅くなるとうるさいから、行くかー!??」
と良太は言うと、車は走り出したのです。

「瑞樹っちに着いたら、やっと暖かいのがふき出してきたあー!??」
と言って手を、暖房の風が来るところに出していた良太でした。
良太は瑞樹のアパートの前でしばらくいると、
瑞樹が気づき、階段を下りて来たのでした。

「おはよー!?」と瑞樹が言うと、
「おはよー!?」と良太も言ったのでした。
「だいぶ待ったー??!」
と瑞樹が言うと、
「いやあー!?そうでもないよー!?」
「今電話しようと思ってたら!?」
「お前が下りて来たのが見えたからなっ!??」
と良太は答えたのです。

「後ろ乗ろうかあー!??」
と瑞樹が言うと、
「いいよー!?前乗れ!!?」
「トランク開けたから!!?」
と良太が言ったのでした。
「えらそーに!!?」
と瑞樹は言うと、トランクに荷物を入れ閉めると、
ドアを開け助手席に座ったのです。

「お前なあー!??急にキスすんなよなー??!」
と良太が言うと、
「ホントのキスってのはさあー!?」
「口と口でするんだよー!??」
「あんなのキスのうちに、入んないんだよー!??」
と瑞樹が唇を尖がらせ言ったのでした。

「そうかよおー!?じゃあー行くかあー!??」
と良太は言うと、車を発進させたのでした。
それからしばらくすると慶子のアパートが見えたのです。
すぐに瑞樹が電話を掛けたのでした。

「けいこー!?もう着くよー!??」
と瑞樹が言うと、
「今出てくー!?切るよー!??」
とけいこが言ったのでした。
階段を下りてくる慶子の姿が見えたのです。
ちょうど下りて来たときに、車は止まったのでした。

「おはよー!?タイミングいいじゃん!!?」
と瑞樹が言うと、
「おはよー!?りょうたー!??」
「後ろでいいのー??!」
と慶子が言ったのです。
「おはよー!?いいよー!??」
「勝手にほじくり出せー!??トランク空いてるから!?」
と良太が、笑いながら言ったのでした。

「お前が前に乗ると、うるさくってしょうがねーやー!?」
「うちのお袋といっしょでよー!??」
と良太が言うと、
「ああそうですか!?それはよかった!!?」
と慶子が、笑いながら言ったのでした。

それから慶子はトランクに荷物を入れると、
いつものように瑞樹の後ろの席に座ったのです。
そしていつものように、埋め込んである金具を出すと、
シートベルトをしたのでした。

「いいよー!?運転手さん行ってー!?」
と慶子が言う、
「後ろのほうはまだ寒いかあー??!」
と良太が言ったのです。

「上のほうは暖かいけどね!!?」
「下はまだ寒いよー!??」
と慶子は答えたのでした。
「周っちに着くころには、暖かくなってると思うけどなっ!!?」
と良太が言ったのです。
そして車は、周の家に向って走って行ったのでした。

信号機を過ぎると慶子が周に電話したのでした。
「周ちゃん!?おはよー!?」
「もうすぐ着くよー!??」
と慶子が言うと、
「わかったー!?今出るからなー!?」
「切るぞー!??」
と周が答えたのでした。

すぐに周の家の前に車は止まったのです。
周と、母の和江が出て来たのでした。
「おはよー!?」とみんなで言うと、
「おはよー!?」と周と和江も言ったのです。
「りょうちゃん!?安全運転でねっ!?」
「これみんなに1本づつ!!?」
と言って和江は、缶コーヒーを渡したのでした。

「ありがとう!!?」
とみんなで言ったのです。
周はトランクに荷物を入れると、
いつものように良太の後ろの席に座ったのでした。
「おばさん!?だいじょうぶだからさー!??」
「道間違えても、ナビがあるからさー!??」
と瑞樹が笑いながら言ったのでした。

「冬だから雪が積もったら無理しないでねっ!!?」
「何かあったらすぐ電話掛けてよこすんだよー!??」
と和江が言うと、
「わかったよー!?おばさん!!?」
「じゃあー!?行ってくるから!??」
と言って良太は手を振ったのです。

ほかのみんなも手を振ったのでした。
そして車は走り出したのです。
急いで瑞樹と慶子は窓を閉めたのでした。


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