ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第六話(3)

慶子と瑞樹はパフェとパスタのセットを注文したのです。
「良太!?遠慮しないでいいからね!!?」
「好きなの頼みなよー!??」
と瑞樹が言うと、
「良太はたぶんこれ頼むと思うけどね!!??」
と言って、瑞樹にメニューを指して笑った慶子でした。

「だよねー!??」
「私もそう思った!!?」
と瑞樹もうれしそうに言ったのです。
「俺はそうだなあー!??」
「やっぱり!これだなっ!?」
と言って慶子が指さした、デュエットという、
2種類のスパゲッティが楽しめる
おすすめのセットを注文したのでした。

「やっぱりねっ!!?」
「単純でいいわー!??」
と慶子が笑いながら言うと、
「何が単純なんだよー??!」
「けいこー!??」
と良太が言ったのです。

「良太が頼むのをふたりで予想したんだよー!!?」
「予想通りの結果だったから!?」
と瑞樹がニコニコして言ったのでした。
「俺だってよー!?遠慮して頼んでんだからー!??」
「それがわかんないかなあー??!」
「ふたりとも!??」
と良太が笑いながら言ったのです。

「それはどうもありがとさん!!?」
「食べたらすぐ速攻でお店まで行かなくちゃー!?」
と慶子が言うと、
「もう店は決まってるんだあー!??」
「手回しいいじゃんかよー!!?」
と良太がうれしそうに言ったのでした。

しばらく三人で話をしていると、
パスタが運ばれて来たのです。
三人はふつうに食べたのですが、
ご飯物と違い女の子ふたりも、
割りと早くパスタは食べ終わったのでした。
すぐに瑞樹と慶子は、パフェを食べ始めたのです。

「おいしいねー!??」
と瑞樹がニコニコしながら言うと、
「うん!?やっぱりこのセットが一番だねっ!!?」
と慶子が言ったのです。
「甘いものは!?女の子は別腹だからなー!??」
とうれしそうに、コーヒーを飲みながら良太が言ったのでした。

三人はすべてきれいに食べ終わると、
支払いは、瑞樹と慶子が半分づつ出したのでした。
そしてパスタの店を出ると、お目当てのお店へと繰り出したのでした。
下見しておいた気に入った洋服を買ったのです。
二人の荷物は良太が両手で持ったのでした。

最後の店を出ると、
「やっと終わったかー!??」
と良太が言ったのです。
三人はエスカレーターで1階まで降りたのでした。
すると良太が、
「トイレどこだー??!」
と瑞樹に訊いたのです。

「この階にはないよー!??」
「地下1階は女性専用だから!?」
「地下2階に男性トイレはあるよ!!?」
と瑞樹は答えたのでした。
「地下かよー!?上の階は??!」
と良太が言うと、
「3階に女性専用トイレがあるけどー!!?」
「男性トイレは何階だっけー??!」
と瑞樹が慶子に訊いたのです。

「たしかねえー!??」
「5階かなー??!」
と首をかしげてそう答えた慶子でした。
「わかったよー!?地下に行って来るからさー!??」
「お前たち荷物を持って、道路のよくわかるところに出てくれよなあー!??」
「駐車場から出して、ぐるっと回って来るから!?」
と言うと良太は、荷物を二人に手渡したのです。

「トイレはどっちだー??!」
と良太が訊くと、
「あっちの階段の下!!?」
と瑞樹が答えたのです。
良太は急いで階段めがけて走っていたのでした。

良太は地下2階でトイレを済ませると、
また来た階段を上って行ったのです。
それから109を出ると、
急いで走って東急本店の地下駐車場に向ったのでした。

地下駐車場から車を出し、
ぐるっと回って、二人が待ってる109のところに車を止めたのです。
瑞樹と慶子は急いでトランクに荷物を積み込むと、
ドアを開け車に乗り込んだのでした。
良太は慶子がシートベルトをしたのを確認すると、
後ろを確認してから車を発進させたのです。

「りょうたー!?割と早かったねえー!??」
と慶子が言うと、
「あったりめえよー!?こちとら江戸っ子でー!!?」
「ぬかりはねえよー!!??」
と、うれしそうに答えた良太でした。


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