ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第五話(7)

「あああー!?俺が考えるって言ちゃったけどなあー!??」
「困ったなあー??!」
と電話を切ってから、良太はそう言ったのでした。
しばらくしてから、瑞樹から電話があったのです。

「りょうたー!?どうだったあー?!」
「慶子なんか言ってたあー?!」
と瑞樹が言うと、
「なんにも言ってねえよー!!?」
と良太が言ったのでした。

「だけど困ったなあー!?」
「ドライブのコース。俺が考えるからって言ったけど!!?」
「浮かんでこねえーよー!!??」
と良太が言うと、
「あたしもいっしょに考えてやってもいいよー!?」
と瑞樹が言ったのです。

「そうかあー!??」
「わるいなあー!?」
「じゃあーさあー!?あしたどうだあー??!」
「お前のとこ行くけど!?」
と良太が言うと、
「うん!?いいよー!!?」
「7時過ぎなら!?」
と、瑞樹が答えたのでした。

「だけどお前のとこ!?駐車場ないからなあー!??」
「お前が俺んちに来るってのはどうだ!?」
「帰り送ってくからさー!?」
と良太が言うと、
「うーん!?」と言うと瑞樹は少し考えて、
「わかったー!?」
「じゃあー良太んち、行くよー!!?」
と言ったのでした。

「そうかあー!?」
「わるいなあー!?」
「お袋には言っとくからさあー!!?」
と良太は答えたのです。
「じゃあー!?7時頃行くから!?」
と瑞樹が言うと、
「わかったー!!?」
「じゃあなあー!?」
そう言うと良太は、電話を切ったのでした。

そして翌日の夜7時ちょっと前に、
瑞樹は良太の家に着いたのでした。
「こんばんはー!?」
「瑞樹ですけど!?」
そう言って玄関の引き戸を開けて入ったのです。

すぐに良太が台所から出てきたのでした。
「みずきーわるいなあー!?」
「さっき帰って来て、今メシ食ってるからさあー!?」
「2階の俺の部屋で待っててくれないかー!?」
と良太が言うと、
「瑞樹ちゃんご飯は??!」
と、台所から良太の母の玲子が言ったのです。

「食べてきましたあー!?」
と瑞樹が言うと、
「瑞樹ちゃん!?ゼリー嫌い?!」
と言って、台所から玄関に玲子が出てきたのでした。

「嫌いじゃあーないですけど!?」
と瑞樹が答えると、
「じゃあーこっち来てー!?」
そういって手招きをすると、台所に戻って行ったのでした。

「とにかくあがれよ!?」
と良太が言うと、
「はーい!!?」
「失礼しまーす!!?」
そう瑞樹は言うと、
靴を脱ぎあがると、台所に行ったのでした。

玲子は瑞樹がイスに座ると、
「これ食べて!?」と言って、
ゼリーをのせた皿を、瑞樹の前に出したのです。
「すいませんおばさん!?」
「いただきまーす!!?」
と言うと、皿のゼリーの横に置いてあるスプーンで、
ゼリーをすくい食べたのでした。

「どおー??!」
「ふつう!??」
と玲子が言うと、
「うーん!?まずくはないけどー!?」
「おいしいってほどでもないかな?!」
と瑞樹が言ったのでした。

「なんだよー!?おふくろ!!?」
「うまいものだせよー!!??」
「ふつうー!?って訊くかあー!!??」
と良太が言うと、
「だってえー!?お父さんもお前も!?」
「食べないからさあー!?もったいないじゃんよー!?」
と玲子が言ったのです。

「わたしひとりで食べてたんだから!?」
「いいかげん飽(あ)きるわよー!?」
と玲子が言ったのでした。


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