ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第五話(4)

「みずきー!?意外とあっさりOKしたねっ!?」
「良太のことだったら、もっとなんか言うかと思ったよー!??」
と慶子が言ったのです。
「ほんとだねっ!?」
と瑞樹が、ニコニコして言ったのでした。

「じゃあーさー!?周のとこに電話するよー!?」
と慶子は言うと、携帯から電話したのです。
「通じないよー!?」
「どっか出かけたのかなあー!??」
そう慶子は言うと、携帯を切ったのでした。

「大学の友だちとの付き合いもあるし!?」
「いろいろ忙しいんだよー!?」
と瑞樹が言ったのです。
それからまたふたりは、おしゃべりを始めたのでした。

周の家では、具合が小康状態だったおじいさんの容態が急変し、
みんな病院に行っていたのでした。
それで携帯の電源を切っていたのです。
苦しい状態で、酸素マスクをしていたのですが、
その中でおじいさんは、
自分の娘に合って詫(わ)びを入れたいと言ったのでした。

「おやじー!!?今頃なに言ってんだよー!!?」
「不義理しといて!!。」
と周の父の剛(ごう)が言ったのですが、
母の和江が取り持って、
おじいさんの実の娘の家に連絡を入れたのでした。

すぐそちらに向うとの返事でしたが、
連絡を入れて1時間後に、息を引き取ったのでした。

周の家では葬式の準備で忙しかったのです。
家の電話だけでは、知らせるところに電話をかけきれないので、
周も携帯を使い、親戚などへの知らせを手伝っていたのでした。
休みということもあり、通じないところや留守電になっているところも多く、
手配を終えたのが夜の十時を過ぎていたのです。
遠い親戚もあり、お通夜はあさってに決まったのでした。

周から良太のところに連絡があったのです。
「そうかあー!?きょう亡くなったのかー!??」
「俺から瑞樹と慶子には連絡入れておくから!?」
「心配すんなよー!?」
「周!気をしっかり持てよー!!?。」
「じゃあーなー!!??」
良太はそう言うと、携帯電話を切ったのでした。

良太が電話に出たのが夕方の6時近くだったのです。
すぐに良太は瑞樹へ電話したのでした。
「瑞樹かー!?」
「俺だけどさー!?」
「きょうの午後、周っちおじいさんが亡くなったんだってさー!!?」
「お通夜はあさってで、告別式はその次の日に決まったそうなんだ!!?」
と言うと、
「そう!?とうとう亡くなったんだー!?」
「わかった!!?。」
と瑞樹は答えたのです。

「親父に訊いたら!?おじいさんだから!?」
「お通夜だけでもいいって言うんだよー!?」
「どうするかー??!」
と良太が言うと、
「ちょっと待ってー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

良太が言ったことを、慶子に話した瑞樹でした。
「ちょっと慶子と代(か)わるよー!?」
と瑞樹は言うと、慶子に携帯を渡したのです。

「もしもしー!?わたし!!?」
「瑞樹のとこに来ているのー!?」
と慶子が言うと、
「あっ!?そうかー!!?」
「ちょうどよかった!!?。」
「瑞樹から話し聞いたー!??」
と良太が言ったのでした。

「うん!。聞いたあー!!?」
「普段の日だし、おじさんがそう言うなら!?」
「お通夜だけ行こうかー!??」
「とにかく周に了解とってくれるー!?」
と慶子が言ったのです。

「おおーわかったあー!!?」
「すぐに連絡とるからさー!?」
「まだ瑞樹んとこにいるのかあー!??」
と良太が言うと、
「うん!!これからいっしょに夕飯食べるんだー!!?」
と慶子は答えたのでした。

「なら!?周に連絡とったら、!?」
「お前の携帯に連絡入れるからさー!?」
と良太が言うと、
「わかったあー!?」
「じゃあ連絡ちょうだい!!?」
「切るねー!!?」
と慶子は言うと、携帯電話を切ったのです。
そして携帯電話を瑞樹に返したのでした。


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