ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^), 第四話(11)

四人は、白糸の滝の滝つぼのところで、しばらく滝を眺めていたのでした。
「写真も取ったし、もう行くかー!??」
と良太が言ったのです。
階段の上り口にあるみやげもの屋の前を通るとき、
瑞樹は、おばさんが焼いている串に刺さった魚を見て、止まったのでした。

「みずきー行くぞー!??」
と周が言うと、
「わかってるよー!?」
と答えて、瑞樹は足早に三人のところに来たのでした。

「まったく!?珍しい食べ物を見ると、食べたそうにするんだからー!!??」
と慶子が言うと、
「おいしそうだったけどひとりじゃあー!?」
「1匹食べれないからさー!??」
と瑞樹は言ったのでした。

「名物、”草もち”だってさー!?」
と良太が混んでいる店のところで言ったのです。
「みんな買ってるから買うかー!??」
と瑞樹が言うと、
「そうだなあー!?」
「ほかにこれといったものがないから!??」
「おみやげに買っていくかなー!??」
と周が言ったのでした。

すると良太が「俺が試しに買うから!?」
「うまかったら、みんな買えばいいさー!??」
と言って一箱買ったのでした。
そしてすぐに包みを開け、箱から草もちを一個づつ取り出すと、
四人は口にほおばったのでした。

「案外うまいじゃんかー!?」
「ちょっと甘いけど!!?」
と良太が言ったのです。
「うんおいしい!?」
と瑞樹と慶子は言うと、一箱づつおみやげに買ったのでした。
そして、周も良太も買ったのでした。

それから四人はみやげもの屋をうろちょろ覗いたのでした。
そして出口近くで、焼きとうもろこしを売っていたのです。
いい匂いだったので、つい1本買ってしまったのでした。
お金は良太が出したのです。
そこの店で4つに切って、袋に入れてもらったのでした。

そして四人は駐車場に戻ったのです。
そこから15分ほど走り、国道139号線に入ったのでした。
「ジャンケンで決めようぜ!!?」
と瑞樹が抱えている焼きとうもろこしをチラッと見て、
良太が言ったのです。

「危ないじゃん!?良太は運転してるんだからさー!!??」
と慶子が言うと、
「信号で止まったときにジャンケンすればいいだろー!!??」
と良太が言ったのです。
「ならいいけどさー!!?」
と慶子が言ったのでした。

しばらく走ると信号で止まったのです。
「じゃあー!?いくぞー!!?」
と良太が言うと、四人が声をそろえて、
「最初はグー!!??」
「ジャンケンポン!!!!」
と言ったのでした。

良太と周が負けたのです。
「よーし!瑞樹いくよー!!?」
と慶子が言うと、
「いいよー!?」と瑞樹が言い、ふたりで、
「最初はグー!?」
「ジャンケンポン!!??」
と口をそろえて言ったのでした。

「勝ったー!!?」と大きな声で慶子が言ったのです。
「ティッシュちょうだい!!?」と言って瑞樹から受け取ると、
「まあーどっちでもあまり変わらないけどね!?」
と言って、真ん中のほんの少し大きく切ったのを取ったのでした。
瑞樹は真ん中の、慶子が取ったものより、ほんの少し小さいのを取ったのです。

周は良太がお金を出したのだからと、先のほうのを取ったのでした。
「悪いなあー!??」
と良太は言うと、根元の太いところを取り、
瑞樹からティッシュを受け取り、焼きとうもろこしにかじりついたのです。
西富士宮道路に入る道路が少し混んでいました。
「ちょうどよかった!?。」
「混んでいてさー!!?」
と良太は言うと、急いで食べ終えたのでした。

良太は食べ終えると瑞樹からウエットティッシュを受け取り、
口の周りと手を拭くと、真剣に運転したのでした。
そしてETCのところは、スムーズに通ることができたのです。


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