ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^), 第四話(12)

西富士宮道路に入り、何キロか走るとすぐに、
東名の富士インターに入ったのです。
そして四人を乗せた車は、東名を東へと進んで行ったのでした。

「この先、トイレ休憩できるところって、あと何分ぐらい?!」
と瑞樹が訊いたのです。
「次かあー?!」
「えーと!?愛鷹(あしたか)だから!??」
「10分ぐらいあれば着くよー!?。」
と良太が言ったのでした。

「”あしたか”じゃあーないよー”きょう”だよー!!??」
と瑞樹が言うと、
「おめえー!?おもしれえじゃんかよー!??」
「ギャグ言ったりして!!?」
と笑って良太が言ったのです。

「何言ってんだかー!??」
「意味わかんないー!!??」
と瑞樹が言うと、
「ギャグで言ったんじゃあーないのかあー!??」
「次のパーキングは、”あしたか”って言う名前なんだよー!?」
「愛するの愛に、鳥の鷹って言う字を書くんだあー!?」
「まあー!?瑞樹じゃあー読めねえけどなあー!??」
と良太が言ったのでした。

その会話を聞いていた周が、
「ほんとに、地名って難しいよなあー!??」
と、言ったのです。すると、
「周が難しいのに、あたしが読めるわけないじゃん!?」
と、うれしそうに瑞樹が言ったのでした。

しばらくすると、車は愛鷹パーキングに入ったのでした。
車を止めると、
「瑞樹!?時間はあるからゆっくりうんこしって来いよ!?。」
と良太が言うと、
「よくわかったじゃん!!?」
「えへっ!?。」
と少し笑って、瑞樹が言ったのです。

「じゃあー!?売店のところにいるからなあー!!??」
と良太が言うと、
「わかったよー!?」「うん!?」「了解!?」
とほかの三人が、それぞれ言ったのです。
それから四人は、トイレに向って歩いて行ったのでした。

「何だあー!?」
「みんなトイレ行くんじゃんかあー!!?」
と瑞樹が言うと、
「誰も行かないとは言ってないぞ!!?」
と、良太が言ったのです。

トイレから帰ってくるとみんな売店に来たのでした。
最後に慶子が来ると、自販機で飲み物を買ったのです。
そして車に乗り込み、愛鷹パーキングをあとにしたのでした。

三人はそのまま走って行ってかまわないと、
言ったのですが良太が、
「厚木を過ぎると混んでくるから、その前にトイレに寄ろう!?」
と言って、中井パーキングでトイレ休憩をしたのでした。

良太が言うとおり、厚木を過ぎると徐々に車が混んできて、
海老名サービスエリアの手前1キロで渋滞になり、動かなくなったのでした。
「これじゃあー!?」
「海老名に入るのに時間がかかるし、出るのにも大変だねえー!??」
「良太!正解じゃん!!?」
と慶子が言うと、
「あたりきよー!?こちとらあー江戸っ子だい!!?」
と良太が言ったのです。

「ナビに渋滞って出てたからじゃあーないのかあー??!」
と周が言うと、
「ばれたあー!?」
と言って良太はベロを出したのでした。

「なんだあー!??」
「やっぱしね!!?良太がばかに自信ありげに言うと思ったよー」
と瑞樹が笑いながらが言ったのです。
すると少しづつ動き始めたのでした。
そして、少し動いては止まり、少し動いては止まりを繰り返したのでした。

「残ってる”草もち”を食べちゃおうぜ!!?」
と良太が言うと、
「えー!?あと、3つ残ってるから!?」 と瑞樹が言ったのです。
「おかしいじゃん!??」
と慶子が言うと、
「どうせ瑞樹が、内緒で食べちゃったんじゃあーないのかあー!??」
と周が笑いながら言ったのでした。

「へへえー!?そのとおり!!?」
と瑞樹が笑って言うと、
「笑ってごまかすんじゃあーないよー!!??」
と良太が笑いながら言ったのです。
一箱に10個入っていたのですが、最初4個みんなで食べたので、
6個残ってなければおかしいのでした。
そして良太と慶子と周で一個づつ、草もちを食べたのでした。

横浜町田インター手前に来ると普通に動き始めたのです。
時速80キロ程度でしたが、止まることなく走って行ったのでした。
それから徐々にスピードを出せるようになり、
東京料金所を通り、環八通りに降りたのでした。
四人は無事におみやげを持って自宅まで帰りついたのでした。と。さ。

これで、お。し。ま。い。

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