ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^), 第四話(7)

トンネルを抜けても少しづつ進んだのでした。
相模湖東出口を抜けると少し早く走り出したのです。
そして相模湖インターを過ぎると普通に走り出したのでした。

「トイレ休憩するか?!」と良太が言うと、
「うん!そうしよー!!??」
と瑞樹が答えたのでした。
「じゃあー」と良太は言うと、藤野パーキングエリアに入ったのです。
かなり混んでいましたが、少し待つと駐車できたのでした。
トイレ休憩だけで、すぐに駐車場を出て行く車が多かったのです。

「瑞樹はまた、抹茶ソフト買うんでしょ!?」
と慶子が言うと、
「きょうは少し長く乗るから、アンパンも買ってみようと思うんだ!!?」
と瑞樹が言ったのでした。すると、
「距離的には同じぐらいだぞー!?このあいだと!??」
と良太が、シートベルトをはずしながら言ったのです。

「うるさいなあー!??」
「買いたいんだよー!!??」
と瑞樹が言うと、
「やっぱし!!?」と良太が、笑いながら言ったのでした。
そして慶子も周も笑ったのです。

四人は車を降りると、先にトイレに行ったのでした。
最初にトイレから出てきたのは良太で、すぐに周が出て来たのです。
売店に入りいろいろ見ていると、瑞樹が来たのでした。
「結構、種類があるんだな!??」
と周が言うと、
「こないだ来たときより、多いような気がするよ!??」
と瑞樹が言ったのです。

「季節限定品っていうのがあるんだー??!」
「これ買えよー!?みずきー!??」
と良太が言うと、
「自分が買えばいいじゃん!??」
と瑞樹が答えたのでした。

「俺そんなに食べたくないんだよなあー!??」
と良太が言うと、
「わたし食べてもいいけど!?」
と、三人の後ろから声がしたのでした。
すぐに三人が振り向くと、
慶子がニコニコしながら来ていたのです。

「俺におごれっていうことかあー??!」
と良太が言うと、
「ピンポーン」と慶子が言ったのでした。
「わかったよー!?」
「ひとり1個づつ選べよー!??」
と良太が言うと、
「サンキュー!!!」と三人が言ったのでした。

瑞樹はうれしそうに、季節限定のりんごとクリを買ったのでした。
そして瑞樹だけが、抹茶ソフトを買ったのです。
「少しほろ苦くておいしいよ!?」
と言って瑞樹は、ソフトを食べながら車に向かったのでした。

四人は乗車すると、それぞれが自販機で買った飲み物を、
ドリンクホルダーに置いたのです。
良太はシートベルトをし、瑞樹がシートベルトをしたのを確認すると、
「じゃあー出発するぞー!!?」
と言うと車は走り出したのでした。
そして車は、パーキングエリアから本線へと入ったのです。

「さっきの渋滞が嘘のようだなー!??」
とニコニコしながら良太が言うと、
「ほんとだなー!?」
「このまま順調に行けばいいけどなあー!??」
と周も、うれしそうに言ったのでした。

ふたりがそんな会話をしているあいだに、
瑞樹はソフトをなめながらアンパンを食べ、
慶子は缶コーヒーを飲みながらアンパンを食べ、
ふたりともとてもうれしそうでした。

瑞樹と慶子が食べてるのを見た良太が、
「周はアンパン食べないのかあー??!」
と言うと、
「うん!今まだ腹減ってないから!?」
「あとで食べるよー!??」と周が答えたのです。

「お前ら、よく食うなあー!??」
と良太が言うと、
「別腹、別腹。」と瑞樹が言い、
「だよねー!?」と慶子が言ったのです。
それを聞いた良太と周は、大笑いしたのでした。


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