ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^), 第四話(3)

ふたりはそれぞれが、よさそうなドライブコースを、
抜き出して書いてみたのでした。

「こんなもんかなあー??!」
「どう瑞樹はできたあー!??」
と慶子が言うと、
「うーん!?なかなかこれといったものがないのよねえー!??」
「箱根も伊豆も富士五湖もおすすめコースに入ってるしー??!!」
「秋じゃあーなくても、関係なく行けるコースが多いから!?」
と言うと、瑞樹は困った顔をしたのでした。

「だよねー!??」
「今まで行った場所が入ってるコース多いねえ!!??」
と慶子も困った顔をしたのでした。
二人はそれぞれが書いたコースを、交換して見たのです。

「やっぱね!」と慶子が言うと、
「だよねえー!?」と瑞樹が言ったのでした。
「どうするー??!慶子!?」と瑞樹が言うと、
「なんかさー!?面倒くさくなってきたよー!??」
「お茶にしようかあー??!」
と慶子が、笑いながら言ったのでした。

「そうしよーそうしよー!!?」
と、瑞樹はうれしそうに言ったのです。
ふたりは広げた本とレポート用紙を重ねると、
ペンケースにペンを入れそれらを端へと寄せたのでした。

「ねえねえみずきー!??」
「もうきょうは、このぐらいにしようかあー!!??」
と慶子が言うと、
「そうしよう!?」
「またあした集まって、相談しようよー!?」
と瑞樹はうれしそうに言ったのです。

「じゃあーしたくするからねえー!!??」
と言うと瑞樹は、イスを引き、立ち上がったのです。
食器棚のところに用意してあった、
ティーカップと受け皿を取りに行ったのです。
引き出しからスプーンを取り出し、受け皿のところに置いたのです。

「手伝うよー!?」と慶子が言うと、
「じゃあーさあー!?」
「冷蔵庫に入ってる、まるごとバナナをこのお皿に置いてくれるう?!!」
「ビニールの包みは、そこのゴミ箱に入れちゃってね!!?」
と言ってテーブルの上にふたつ皿を置いて、
その上に小さめのフォークを置いたのでした。

「うん!わかったあー!??」と慶子は言うと、
冷蔵庫から、自分がおみやげに買ってきたまるごとバナナを取り出すと、
ビニールの包みをきれいに広げ、中身を皿の上に置いたのでした。
ビニールにくっついている生クリームを指先ですくい、
うれしそうに舐めたのです。
それが済むと包みを、ゴミ箱に捨てたのでした。

瑞樹は受け皿をふたつ置き、その上にティーカップを載せると、
ティーパックを一つづつ入れ、沸いているポットからお湯を注ぎ、
「慶子!?ミルクいる?レモンないけど!!??」
と言ったのでした。

「最初の一杯はそのまま飲むよー!?」
「2度目のときにミルクティーにして飲むから!?」
と慶子は答えたのでした。
すると瑞樹は、受け皿にシュガースティックと、
ミルクの入ったプラスチック容器を置いて、慶子に出したのでした。

「ありがとう!!?」
「瑞樹!?このティーカップいいのじゃん!?。」
「買ったのー??!」
と慶子が言うと、
「ううん!?良太がボーナス出たときに買ってくれたんだよー!?」
「5個セットで1万円もしたんだあー!?」

「あいつ口悪いけど!?そういうとこあるから!??」
と瑞樹が言うと、
「そうだよねー!?」
「ホント口悪いけど!?いいヤツだよねえー!??」
と慶子が言ったのでした。

「だけどいつも!?1万円までだぞー!!??」
「って、言うよねえー!??」
と慶子が言うと、
「うん!言う言う!!?」
と瑞樹が笑いながら言ったのでした。

「アイツさあー!?1万円が許容範囲なんだよー!!?」
「値段のさっ!!?」
「それを超えるとぜったい出さないもん!!?。」
と慶子が言ったのです。
「言えてる、言えてる!。」
と瑞樹がうれしそうに言ってると、瑞樹の携帯が鳴ったのでした。


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