ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^), 第四話(2)

瑞樹は翌朝出勤し、夕方5時に会社が終えると、
電車に乗って駅の近くのスーパーで買い物をしてから、
歩いて帰宅したのでした。
冷蔵庫を開け買い物した物を入れたのです。
「ちょっと先に掃除しちゃうかなー!??」
と瑞樹は言うと、窓を開け掃除機をかけ始めたのでした。

掃除を終えると、今度は風呂掃除をし、
風呂を沸かすスイッチを入れたのです。
風呂を沸かしてるあいだに、夕飯のしたくをしたのでした。

テーブルを拭いたあと、少し大きな皿に、
スーパーで買ってきたメンチカツと冷凍のブロッコリーをチンして暖めて、
キャベツを刻み入れ、プチトマトを3つ載せ、
野菜全体にドレッシングをかけ、メンチカツにソースをかけたのです。
ジャーのご飯を茶椀によそり、インスタント味噌汁の味噌と具をお椀に入れ、
ポットのお湯を注いだのでした。

「いったっだっきまーす!!?。」
と瑞樹は言うと、夕飯を食べ始めたのでした。
夕飯を食べ終わると、すぐに風呂の様子を見に行ったのです。
風呂のフタを開け、お湯をかくはんする棒でお湯をかき混ぜたあと、
手で湯加減をみて「O.K.」と言うと、風呂のスイッチを切りフタをしたのです。

風呂場から出てきた瑞樹は、テーブルの上の食器を片付け、
流しに持って行き、テーブルを拭くと、洗い物をし始めたのでした。
洗い物が済み、紅茶を出す用意をしていると、
「ピンポーン」とチャイムが鳴ったのです。

ドアの外から「わたしー!?」と慶子の声がしたのです。
「今開けるー!?」と瑞樹は言うと、玄関に行きドアを開けたのでした。
「ちょっと早かったかなあー??!」
と慶子が言うと、
「いま何時になるー??!」と瑞樹が言ったのです。
「7時5分前」と慶子が答えたのでした。

「もうすぐ7時になるんだあー?!早いなあー!?」
「とにかく上がって!?」
と瑞樹が言ったのです。
「おじゃましまーす!。」と言って慶子は履物をそろえ、
スリッパに履き替えたのでした。

「瑞樹、これおみや!?」と言って慶子が、
まるごとバナナが二個入ったスーパーの袋ごと、瑞樹に渡したのでした。
「サンキュー!?」
「慶子!ご飯食べた?!」と瑞樹が言うと、
「うん!食べてきたあー!?」
「それ、食後のデザートにいいかなと思ってさあー!?」
と慶子が言ったのです。

「慶子、コーヒーより紅茶のほうがいいんだよねえー?!」
と瑞樹が言うと、
「憶えていてくれてたあー!?」
「ありがとー!!?」と慶子が言ったのでした。

「このテーブルでいいよねえー!!??」
「さっき拭いたから!?」
と瑞樹が言うと、
「うん!ここでいいよー!!?」
と言うと慶子は、イスに腰掛けたのでした。

「今ポットのお湯沸かしているから少し待ってくれる?!」
「20分ぐらいで沸くと思うからさー!!?」
と瑞樹が言うと、
「いいよー!?まだご飯食べたばっかしだから、あとで!!?」
「それより、本買ってきたんだよー!?」
と言って慶子が、瑞樹に買ってきた本を見せたのです。

「あっ!?。それこないだあたしが買った本といっしょのだあー!!??」
と瑞樹が言ったのでした。
「うっそー!!??」
「なあーんだあー?!そんしちゃった!!?」
と慶子が言ったのです。

「秋のドライブ特集って書いてあったから!?」
「買ったんだけどさあー!!??」
と慶子ががっかりして言うと、
「こういう特集号って、1ヶ月ぐらい前から発売するんだよねえー!!?」
「早めにさー!!?」
と瑞樹が言ったのでした。

「いつも瑞樹にばっかり任せてるから、罰が当たったんだよー!!??」
と慶子が、苦笑いして言ったのでした。
「かえってよかったかもしんないよー!!??」
「二人で同じ本持ってれば、何ページって言えばすぐわかるじゃん!!?」
と瑞樹が言ったのです。

「そうだねえー!!?」
「じゃあー!?ふたりで案を出し合おうかー!??」
と慶子が言うと、
「ちょっと待って!!?」
「今、レポート用紙とシャーペン持ってくるからさー!?」
「書き出そう!!??」
と瑞樹は言うと、慶子の買ったものと同じ本と、
レポート用紙とペンケースを持って来たのでした。


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