ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第三話 (9)

「なんだよー!??急ブレーキ踏んでえー??!!。」
と、瑞樹がびっくりして言うと、
「びっくりしたー!!??。」
と、良太が言ったのです。
「だってよー!?道路に出ようとしたら、
すごいスピードで走ってくる車が来たんだぜー!!?」
「ああーよかった!!。」
「ぶつかんないで!?。」と、良太は言ったのでした。

「俺も、ほんとにびっくりしたよー!!?」
と、周が言うと、
「危ないわねえー!?ああいう車が事故起こすんだよー!!?」
と、慶子が言ったのです。すると、
「あれっ??見てないのあたしだけー!??」
「どんな車だったー??!。」
と、瑞樹が言ったのでした。

「外車だよー!!?」
「瑞樹に言っても、知らないと思うけど!?。」
「ジャガーっていう車さー!!?」
「俺もよく知らないけどなっ!。」
と、良太は言ったのです。
それから右を見て、車が来ないのを確認すると、 車線に入ったのでした。

「外車って、やっぱり高いんだろーなあー??」
と、周が言うと、
「やっぱり、外車だからー!?」
「最低!4、500万はするだろーなあー??!」
と、良太が言ったのです。
「高いヤツは1000万以上するよねえー!?きっと!!?。」
と、慶子が言うと、
「だろーなあー!??」
と、良太が言ったのでした。

車はホテルが並んでいる湖畔に沿った道路を行き、
河口湖大橋からの道との合流地点を過ぎたところです。
「ねえー、ねえー、りょーたー!?」
「ぶつかったら、どっちがつおいー!??」(アラレちゃん??)
と、瑞樹が言うと、
「お前よー!俺をおちょくってんのかあー!!??」
と、良太が前を見て、運転しながら言ったのです。

「ばれたー!?」「よくわかったじゃん!!?」
と、瑞樹が大笑いし、手をたたいてそう言ったのでした。
その様子を見た良太は、
「えっ、へー、へー!」
「俺の車に決まってるじゃんかー!!?」
と、笑って言ったのです。

「えっ!!?」と言って、
瑞樹が笑うのをやめたのです。そして、
「ほんと!??。」
と、良太のほうを見て、瑞樹が言うと、
「うそだぴょーん!!??」
と、良太が大笑いして、言ったのでした。

車は車線が右と左に分かれているところを、
右に行ったのです。そのとき、
「ふたりで漫才やってないで、ちゃんと運転してよねえー!!?」
「りょうたー!!?」
「面白いけどさー!!?。」
と、慶子が言ったのでした。

すると、「やべえー!!?」
「道、間違えちゃったあー!!??」
と、良太が言ったのです。
「漫才やってるからだよー!??」
と、慶子が不安そうに言うと、
「だいじょーぶだあー!?」
と、志村けんの真似をしながら言い、
すぐの信号を左に曲がったのでした。

信号が変わるのをしばらく待って、
湖畔沿いの道に入ったのでした。
そして川口美術館の前を通り、
しばらく行くと、交差点にぶつかったのです。
交差点を左に曲がり、少し走り、
トンネルをくぐると、
湖畔沿いの道に出たのでした。

「あっ!島だあー!!?」
と、瑞樹が最初に言ったのです。
「ほんとだ!ほんとだ!!」
と、周がうれしそうに言うと、
「さっき遊覧船で見た島のところに来たんだねえー!?」
と、慶子もうれしそうに言ったのでした。
そこからは、しばらくの間、遊覧船で見た島が見えたのです。

車はそれから少し走り、島の前を過ぎると、
しばらく湖畔沿いの道を行ったのでした。
そして、トンネルをいくつかくぐったあと、
南からくる、湖畔沿いの道との合流地点に出たのです。
そこから四人を乗せた車は、
次の湖の西湖に向って走って行ったのでした。


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