ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第三話 (1) 

「りょうたー!?今なにしてんのー??!。」
と、瑞樹(みずき)が、電話してきたのです。
「なんだよー!?今いいところなのにー!!?」
「どうせ、来週のドライブの話なんだろ!?。」
「ちょっと待って!?」
と、良太は言うと、見ていたDVDを、一旦止めたのでした。

「で!、なんだよー!?」
と、良太が言うと、
「どうせエッチなビデオ、見てたんでしょう!?」
「まったく!いやらしいんだからー!!?。」
と、瑞樹が言ったのです。すると、
「うるせーなあー!??ビデオじゃねえよー!?」
「DVDだよーん!。」
と、良太は答えたのでした。

「同じようなもんじゃん!?」
「どうせ、レンタルなんだからさあー!!?。」
と、瑞樹が言うと、
「えっ!??なぜわかったんだよー??!。」
「レンタルって!??」
「お前!俺が店に入るの見たんかー??!。」
と、良太が言ったのです。

「このあいだ、良太の携帯に電話したら、出なかったんで、
自宅のほうに、電話したんだよー!?。」
「そしたらおばさんが出て、いろいろ話した時に、
”良太の部屋の掃除をしたら、
エッチなビデオがいっぱいあった”って、言ってたもん!。」
と、瑞樹が言うと、
「あのばばあー、余計なことしゃべりやがって!!?」
と、良太が言ったのでした。

「そんなこと言うもんじゃあーないわよー!!?」
「掃除も洗濯もしてくれて、ご飯も作ってくれるんでしょ!!?」
「ありがたく思わなけりゃー、罰が当たるわよ!!。」
と、瑞樹が大きな声で、言ったのです。すると、
「わりーなあー!??。」
「お前んとこ、離婚したんだっけなあー!?。」
と、良太は神妙な顔で、言ったのでした。

「一人暮らし、なれたかあー?!」
「なんかあったら、すぐ、俺んとこに電話しろよなあー!?。」
「車で、すぐに駆けつけるからなっ!!?。」
と、良太が言うと、
「うん!、ありがと!!。」
「良太頭悪いし、口悪いけど、やさしいとこあるからねっ!。」
と、瑞樹が言ったのでした。

「まあ!?口の悪いのは認めるけど!?。」
「お前に頭悪いって、言われたくないよなあー!??」
と言ってすぐ、
「ところで何だよー!??」
「話が進まねえじゃんかー!!?。」
と、良太は言ったのです。

「今度さあ、千葉なんかどお?!」
「小学校のときに、行ったきりだから?!。」
と、瑞樹が言うと、
「お前なあー!?千葉だって広いんだぞー!!?。」
「どこに行きたいんだよー!?」
と、良太が言ったのです。すると、
「だから、どこがいいか訊きたいと思ったんだよー!?」
「それで電話したんだ!。」
と、瑞樹が言ったのです。

「なんだよー!?俺が調べるのかあー??!。」
「めんどくせーなあー!?。」
「本かなんか、ねえのかよー!??」
と、良太が言うと、
「本は買ったよー!?」
「でもドライブだからさー!?」
「いろいろコースが載ってるんだけど、
どういう行き方がいいかわからないから、
良太に相談すればいいかなって、思ったんだあ!??。」
と、瑞樹が言ったのでした。

「しょうがねえなー!?」
「じゃあー!?あした、うちに来いよ!。」
「うちのお袋には、言っておくから!?。」
「夜の7時過ぎになっ!?」
「一応、残業ないと思うから!!?。」
と、良太が言うと、
「帰り、送ってくれる?!。」
と、瑞樹が言ったのです。

「送るに決まってるじゃんかよー!?」
「一応、瑞樹も女だからなっ!。」
「そんなこと、当たり前じゃん!!?」
と、良太は言ったのです。
「よかった!。」
と、うれしそうに瑞樹が言うと、
「本忘れんなよ!!?。」
と、良太が言ったのでした。

「うん!!。」
「じゃあ!?あした7時に行くから!?。」
「じゃー切るねっ!?。」
と言って、瑞樹は電話を切ったのでした。


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