ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第三話 (7)

「へー!!?そんなに入るんだあー!??。」
と、周が言うと、
「うちの親父、直接競馬場に大きなレースを買いに行っても、
朝早く行って並ばなきゃーならないし、
買うのにも並ばなきゃーならないから、
たいへんだって言ってたよー!!?」
「だから今は、場外でしか買わないんだってさー!!?」
と、良太が言ったのでした。

「あっ!馬が走ってるよー!!?」
「練習してんのかなー??!。」
「じゃあ!?きょうレースがあるんだあー?!。」
と、周が言うと、
「夏は、休みだって親父が言ってたよ!?」
「だけどほんとだー!?馬がいる??!。」
と、良太は言ったのでした。

良太はすぐに助手席にいる、瑞樹のTシャツに目がいったのです。
「競馬場に馬がいて、この車に鹿がいる!?。」
「って、ことは、馬と鹿でバカ(馬鹿)かあー!!??」
と、大きな声で、良太が言ったのでした。
「何でお前、鹿のTシャツなんか着てきたんだよー!??。」
と、良太が言うと、
「そんなこと言って、シカトしないでー!!?」
と、瑞樹が言ったのです。

「瑞樹、うまい!!?」と、慶子が言うと、すぐ、
「スゲーうめえー!」と、周も言ったのでした。
「ありがとう」「ありがとー!!?。」
と言って瑞樹は、腕を上げ、両手を握り、それを振ったのです。
するとそれを見て、みんな大笑いしたのでした。
「おまえ!油断できないヤツだなあー!??」
と、笑いながら良太は言ったのです。

東京競馬場を過ぎ、八王子を過ぎしばらく走ると、
小仏トンネルに入ったのでした。
小仏トンネルを出ると、じきに相模湖が見えたのです。
相模湖を過ぎすぐの、藤野パーキングエリアで、
トイレ休憩したのでした。
そんなに広くない駐車場に車を入れると、
お店の前を通り、四人はとりあえず、
トイレに行ったのです。

「どうする!?なんか食べるかー??!」
と、良太が言うと、
「あれ、あれがいい!!?」
と、瑞樹が指差して、言ったのでした。
瑞樹が指さした所を見て、
「抹茶ソフトかあー?!」
「いいなあー!?」
と、周が言ったのです。

お店を覗くと、『ここでしか販売していない、
丹沢あんぱん』というのがあったのですが、
まだ、おなかはすいていないからというので、
四人は、抹茶ソフトを買ったのでした。

車の中で少しのあいだ、それを食べたのです。
良太はコーンの近くまで食べると、
「あと食っちゃえよー!!?」
と言って、それを瑞樹に渡したのでした。

「そう!??悪いわねえー!?」
と言って瑞樹はうれしそうに受け取ると、
うまそうに食べ始めたのです。
「シートベルトしたな!?」と言って、瑞樹を見たあと、
「じゃあーこれから川口インターまで、
ノンストップだあー!!?」
と、良太は言うと、車のアクセルを踏んだのでした。

そして4人を乗せた車は、
藤野パーキングエリアから本線に入ったのです。
しばらく行くと、何箇所か、
小さなトンネルをくぐったのでした。
そしてしばらく行くと、また短いトンネルを、
3箇所くぐったのでした。

一番最後の短いトンネルをくぐると、
すぐ大月インターチェンジでした。
大月インターチェンジを過ぎるとすぐに、
大月ジャンクションです。
大月ジャンクションを左に入ってすぐのトンネルを抜け、
いっきに河口湖インターまで行ったのです。

河口湖インターを降りると、
国道139号線から国道137号線に抜け、
河口湖めぐりの船着場のところまで行ったのです。
湖畔近くの駐車場に車を入れると、
四人は切符売り場で、
河口湖めぐりの切符を買ったのでした。


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