ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第三話 (6)

一週間が経ちました。(はやーい!!)
きょうは、ドライブに行く日です。(フムフム??!)
良太は自分の家(うち)を出発すると、
一番最初に瑞樹のアパートに行き、
そこから慶子のアパートに寄り、
そして周の家に行ったのです。

「おはよう!」と、周が言うと、
車から三人が「おはよう!!!」
と、ほぼ同時に言ったのでした。
「どう!?行けるー??!」
と、助手席から瑞樹が窓を全部開け、顔を出し言うと、
「うん!。俺がいてもなんにも役に立たないから!?」
「それに、気晴らしにちょうどいいし!?」
と、周が言ったのです。

「今、後ろのトランク開けたから!?」
「荷物入れちゃって!!?」
と、良太が言ったのでした。すると、
周の母の和江(かずえ)が、家から出てきたのです。
和江が来ると、慶子も窓を全部開けたのでした。

「みんな、悪いけど頼むね!。」
「もし、おじいさんになんかあったら、すぐ知らせるけど!?」
「急いで帰ってこなくてもいいからね!!?。」
「安全運転が一番だから!!?」
と、みんなに言ってから、
「良ちゃん!頼むね。安全運転だよ!!?。」
と、良太に言ったのでした。

「おばさん、わかってるよー!!」
「任せなさーい!!。」
と、良太がニコニコして言ったのです。
荷物をトランクに入れ、
「じゃあーお母さん!行ってくるよ!?。」
と、周は言うと、車に乗り込んだのでした。

みんなで、「じゃあー行ってきまーす!!?。」
と和江に向って言うと、
「気をつけてねえ!?」
「いってらっしゃーい!!?。」
と言って、和江が手を振ったのでした。
全員が手を振り、和江が見えなくなると、
すぐに瑞樹と慶子は、窓を閉めたのです。

車はしばらく走ると、環八通り(環状8号線)に出たのでした。
瑞樹は振り向くと、後ろの席にいる慶子と周に向って、
「最初、千葉のほうがいいかなーって、思ったんだけどー!??」
「興味あるとこないしー??!」
「結局、富士五湖行くことにしたんだ!!?。」
と、言ったのです。

「みずきー!?なんだそのTシャツ?!。」
「鹿の絵がプリントされてるけど、今はやりかー??!。」
と、周が言うと、
「ううん!?あたしが気に入って、
きょうの為に買ってきたのよーん!?」
と、瑞樹が答えたのです。

「瑞樹!似合ってるじゃん!!?」 と、慶子が言うと、
「おおー!似合ってる、似合ってる!!?」
と、周もニコニコして言ったのでした。

「そおー!?ありがとう!。」
と、瑞樹が言うと、
「ふたりとも、鹿だけに、”シカト”されないように気をつけろよ!?」
と、笑いながら良太が言ったのです。
すると慶子が、「いまいちだよねー!?」と言い、
「ああー!?いまいちだなあー??!。」
と、周も言ったのでした。

「そーかなー??!」
「うまいと思ったけどなあー!?」
と、良太が首をひねりながら、そう言ったのでした。
そして四人が乗った車は、
環八からちょこちょこと道を行き、(ちょっと略し過ぎ?!?かな?)
甲州街道に出て、調布インターから中央高速に入ったのです。
するとじきに東京競馬場が見えたのでした。

「このあたりってさー!?」
「ユーミンの曲のなかの詞で、右だか左だか忘れたけど、
競馬場という詞が出てくるってお父さんが言ってたよ!?」
と、慶子が言ったのです。
「そういえば、うちの親父もそんなこと言ってたなー!??」
と、良太も言ったのです。
「中央高速から見た風景を詞に書いたんだー!??」
「ふーん!??。」
と、周が言ったのです。

「俺たち親の世代は、ユーミンって人気あったみたいだなー!??」
「周の親父さんはそんなこと言ってなかったかー??!」
と、良太が言うと、
「ああー!?歌はあんまり興味ないみたいだよー!?。」
「よくわかんないけどさー!??」
と、周が答えたのでした。

「競馬場って、けっこう広いんだなあー!??」
「建物も大きいし、どのくらい人が入るんだろう??!。」
と、周が言うと、
「うちのお父さん、大きなレースだけやるけどー!?」
「5万人とか6万人とか入るって、言ってたわ??!。」
と、慶子が言ったのです。


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