ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第二話 (10)

「りょうたー!?」
「飲み物買いたいから、コンビニがあったら寄って!?。」
と、慶子が言ったのです。
「そーだなー!?俺も買おう!。」
と、良太も言ったのでした。
そしてコンビニの駐車場に、入ったのでした。

四人は、それぞれ好きな飲み物を、買ったのです。
良太は最初にコンビニから出てくると、車に乗り込み、
残っていたおにぎりを、買ってきたお茶を飲みながら、
一個たいらげたのでした。

そしてすぐ、慶子と周が車に戻ってきたのです。
「良太!おにぎり食べたのかあー?!。」
と、周が訊くと、
「ああー!お袋に怒られるからなあー!?。」
「二個作ってもらえばよかったよー?!。」
と、良太が言ったのです。

「二個って!??。」
「そこに二個あったじゃん?!。」
と、周が言うと、
「朝出る前に、一個食べてきたの!!。」
と、良太が答えたのでした。
「じゃあー!俺半分食べてやるよー!?。」
と、周が言ったので、
「悪いなあー?!、」
と言うと、一個をふたつに割り、残りの半分を周に手渡したのです。

ふたりが、おにぎりを食べ終える頃、瑞樹が車に戻ってきたのでした。
「お待たせー!!?。」
「ちょっと待った??!」
と、瑞樹が言うと、
「あんたが戻ってくるのが遅いから!」
「良太と、周ちゃんふたりで、おにぎり食べ終えたよー!?。」
と、慶子が、まだ口をもぐもぐやっている二人を見て、言ったのでした。

「えー?!おにぎり食べたのー??!。」
「せっかくアイス買ってきたのにー!?。」
「まーいいかあー!!?」
「慶子と、二個づつ食べれば!?。」
と、瑞樹が言ったのです。すると、
「悪いわねえー!??みずきー!!?。」
「わたしも迷ったのよ!。やっぱり別腹よねえー!!??」
と、慶子がうれしそうに、そう言ったのでした。

「俺はもう何にも食えねえ!!?。」
と、良太が苦しそうに言うと、
「俺ももういっぱいだー!!?。」
と、周も言ったのでした。

「ちょっとここで休憩するぞ!!?。」
と、良太が言うと、
瑞樹が慶子にアイスを二個渡し、ふたりはうれしそうに、
その二個のアイスを手に持ち、交互に食べたのでした。

ふたりがアイスを半分ほど食べたときに、
「俺!うんこしってくるわー!!?。」
と、急に良太が言ったのです。するとすぐ、
「黙って行きなさいよー!!?。」
「まったくー!?」
「食べてるじゃん!!?。」
と、慶子が言ったのです。

「へへー?!」
「わりーねえ!?わりーねえー!?。」
と言うと、車を降り、良太はコンビニのトイレに行ったのです。
良太がトイレから戻ってる頃には、
瑞樹と慶子はアイスを食べ終えたのでした。

「はーあっ!、すっきりしたあー!!?。」
と言って、運転席に座り、シートベルトをすると良太は、
「ではみなさん!行きまっせー!!?。」
と言って、アクセルを踏み込んだのでした。

しばらく走ると、ヨットやモーターボートが、
右側に陸揚げされているところを通ったのです。
「このへんに、タモリの店があるって聞いたけど!?。」
「どこかなあー??!。」
と、良太が言ったのです。

「タモリの店?なんていう名前?!。」
と、瑞樹が訊くと、
「忘れた!!。」(ほんとは知ってるんじゃあーないの??!)
と、良太は答えました。そして少し走り、
短いトンネルを抜けると、交差点に出たのでした。

「りょーたー!右に行くのか?!。」
と周がウインカーを見て言ったのです。
「まっすぐ行くとどこに行くんだ!?。」
と、周が言うと、
「旧道みたいだよ!」
「左のトンネルを抜けると、伊豆中央道に出る!。」
「修善寺のほう、天城越えだー!!?。」
と、良太が言ったのでした。

信号を右に曲がり、海沿いを行ったのです。
「ここからは、海がよく見えるはずだよきっと!?。」
「道が海岸沿いに表示されてるから!!?。」
と、良太はナビを見て、言ったのです。
「やっぱり伊豆は、こうでなくっちゃーなあー!!?。」
と、そこから見える海を見ながら、周が言ったのでした。


戻る | |TOPへ | | 次へ 

(別ウインドウで表示しています。)
     


|HOME TOPへ |


Copyright © 2007 taazann007, All rights reserved.