ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第二話 (1)

「りょうたあー!。今度のドライブ!。伊豆なんかどう!?。」
そう良太(りょうた)に、瑞樹(みずき)から電話が掛かってきたのです。
「おお、いいけど!。ほかのやつらどうなんだあー?!。」
と、良太が言うと、
「慶子(けいこ)も周(しゅう)も、大丈夫だって!。」
「でも、周のおじいさんが、病気でよくないらしいのよ!。」
「容態が今のままならいいけど!。」
「悪くなると、死ぬかもしれないんだって!。」
と、言ったのでした。

「そうかあー!。そりゃあー大変だなあー!?」
「また日帰りか?!。」
と、良太が言うと、
「一泊でもいいけどおー!。」
「四人で泊まると安いんだけどおー!。」
「良太も周も一応男だから?!。」
「女の子としては不安なのー!?。」
と、瑞樹が言ったのです。

「お前なんかおそったりはしないけど!。」
「慶子だったら、保障できねえなあー?!。」
と、良太が言ったのでした。
「ひどいわねえ!!。」
「”お前なんか”ってどういうことよっ!。」
「失礼しちゃう!。」
「あたしが一生懸命。ドライブのコースを考えてるのにー!。」
と、瑞樹が言ったのです。

「じゃあ!。おそっちゃうぞー!。」
と、ふざけて良太が言うと、
「良太なら、なんとかしかたなくぎりぎりOKよ!。」
「周ならもちろん!。問題なくOKだけど!。」
と、瑞樹もふざけて、そう言ったのでした。
「ひでえなあー!?。」
「その、えーとーなんだって?!。」
と、良太が言うと、
「なんとかしかたなくぎりぎりよ!。」
と、笑って、瑞樹は言ったのです。

「まあ!。とにかく早めに目的地を決めてくれよー!。」
「ナビの設定があるし!。」
「どう行ったほうが早いか見てみるからさー!?。」
と、良太は言ったのでした。

「じゃあーさー!。良太は”OK”だって、
二人に連絡しとおくからさあー!?。」
「ちゃんと車の点検、しといてよっ!!。」
「四人の命が掛ってるんだから!?。」
と、瑞樹は言うと、電話を切ったのです。
電話を切られた良太は、
「うるせえなあー!。」「ばーか!。」
「いつもしっかり点検してるじゃんかよー!。」
と、切れてる携帯に向って言った良太でした。
でもいつも一泊なんかしないで、
その日のうちに帰って来るのでした。

だから朝早く起きて、ドライブにむかうことが多かったのです。
「今度は伊豆じゃあ!。朝早くでなきゃー!。」
「海岸線の道行くと、混むぞー!!。」
「どのルートがいいかなあー?!。」
と、独り言を言ったのでした。そして、
「やっぱり、瑞樹は頭悪いなあ!?。」
「今頃は夏休みで、予約して、一泊なんか取れるわけねえだろー!!。」
と言いつつも、少しは期待している良太でした。

「けいこー!?。あたしー!。」
「今いいー?!。」と、瑞樹が言うと、
「なにー?、きょうは!。」
「今いいけど!。」と、慶子が答えたのでした。
「来週のドライブなんだけどさー!。」
「良太の車は、”OK”だって!。」
「慶子もいいって言ったよね!。」
と、瑞樹が言ったのです。

「うん!。だいじょうぶだよー!。」
「伊豆じゃあ!。一泊するの?!。」
と、慶子が言うと、
「うん!。そう思ったけど!。無理!。」
「どこも予約いっぱい!。」
「普通の日も、あいていないもん!?。」
「だから!。朝早くなるけどいい?!。」
と、瑞樹が言ったのでした。

「3時か4時かなあー?!。」
「はっきりわからないけど!。」
「良太に聞かなきゃあー?!。」
「だけど!。そのつもりでいてよっ!。」
と、瑞樹が言うと、
「わかった!。」と、慶子が答えると、
「じゃあー!。また連絡するから!。」
「じゃあー切るねー!。」
と、瑞樹は言うと、携帯電話を切ったのでした。

それから今度は、周に電話したのです。
あしたにつづく。(予定?!)
時間です。終わり。


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