ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第二話 (8)

「あっ!!分かれ道だ!!。」と、瑞樹が言ったのです。
「きょうはこっちの道、行きなよー!?。」と、慶子が言うと、
「うるせー!!どっち行ってもいいじゃねえかよー!?。」
と言って、慶子が言った、左ルートに入ったのでした。

「まったくー!?すなおじゃないんだから!??。」 と、慶子が言うと、
「すなおじゃんかよー!。お前が言った道を走ってるぞー!!?。」
と、良太が言ったのです。

「きょうは前の車を抜かしてるねえー!!?。」
と、瑞樹が言うと、
「当たりめえよー!、こちとらあ!江戸っ子だい!!。」 と言ったあとすぐ、
「あっ!!。」と、言ったのです。
前の車を追い抜いてすぐに、
後ろから来た車に、パッシングされたのでした。
そしてすぐ、左の車線に入ったのです。

「せっかく抜いたのに、何で左に入るんだよー??!。」
と、周が言うと、
「うるせーなあー?!」と言ったとたんに、
良太たちの車をいとも簡単に抜き去っていった車があったのです。

「なにー??!今の車!!。」
と、瑞樹が言うと、慶子が、
「あっ!!ベンツだ!!。」と言うと、周も、
「ほんとだ!ベンツだ!!。」と、言ったのでした。

「外車じゃあー勝てないねえ!!。」と、笑いながら瑞樹が言うと、
「こっちは、四人乗ってるんだぞー!。」
「むこうは、ふたりじゃんかー!?。」
と、良太が言うと、
「そういう問題じゃあーないと思うけど!!??。」
と、慶子が笑いをこらえて、言ったのでした。

「どおせ左車線に入るんだから!。」
「ちょっとそれが早くなっただけだあー!?。」
と、良太が言うと、また右側を抜き去って行く車がいたのでした。
「今のはなんだよー?!。」
と、周が良太に訊いたのです。
「あれは、セルシオだあー!!?。」
と、良太が答えると、
「それって、どこのくるま?!。」と、瑞樹が訊くと、
「トヨタが作ってる車だよおー!!。」と、言ったのでした。

「あれ!日本車なんだあー??!」
「外車かと思って、訊いたけど!!?。」と、瑞樹が言ったのです。
それからしばらく走ると、鮎沢パーキングエリアに着いたのです。
「やっと、着いたあー!!。」
「俺行ってくるからさあー!!」
「このままエンジン掛けておくから!!。」
と、言うと良太は、急いでトイレめがけて、走って行ったのでした。

「どうするー??!お店、開いてないしー??!。」
と、慶子が言うと、
「あたしも、トイレもう一回、行ってこようかなあー?!。」
と、瑞樹が言ったのです。

「だったら早く行ってきなさいよー!?。」
「良太より遅く着たら、また何言われるか、しれないよ!。」
と、慶子が言ったのでした。
「うーん??!」
「じゃあ?!やあーめた!。」
と、少し考えてから、瑞樹が言ったのです。

しばらく待っていると良太が、すっきりした顔で、
車に戻って来たのでした。
「悪いなあー!!?。」
「これですっきりしたから、飛ばすからな!。」
と、良太が言うと、
「いいよー!?飛ばさなくたって!!。」
「ふつうに行って!。ふつうに!!」
と、慶子があわてて、言ったのでした。

「あいわかった!。」と、良太は言うと、
運転席のシートべルトをすると、車をゆっくり出したのでした。
東名の本線に入リしばらく走ると、合流地点に入ったのです。
そして、御殿場インターを過ぎると、徐々に下り坂になったのです。
沼津インターまで下り坂は続いたのでした。

沼津インターを降りると、まっすぐ取り付け道路を下って行ったのです。
そして、旧246の道路の信号を右に曲がったのでした。
それからその道を、道なりにまっすぐ行くと、
右手にホテル、左手にファミリーレストランのある信号を、
左に曲がったのでした。
そしてすぐに、上にJRが走っている狭いトンネルを抜け、
少し走ると、橋を渡ったのです。

「この川、なんていう川??!。」
と、瑞樹が訊くと、
「狩野川(かのがわ)だよー!。」
「鮎の友釣りで有名だけど!」
「友釣りはもっと上流でやってる!。」
と、良太は答えたのでした。


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