ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第十話(13)

良太が買ったフレグランスケーキの箱を開けると、
緑色のが5個、黄色いのが5個入っていたのです。
その形は、仙台銘菓”萩の月”にそっくりでした。

「みんなに1個づつやると、2つ余るなあー!?」
「ジャンケンにするかあー!??」
と良太が言うと、
「お前が買ってくれて、みんなにくれるんだから!?」
「残りはお前が食べればいいよー!?」
と周が言ったのです。

「せっかく!良太がそう言ってくれるんだから!?」
「ジャンケンして、あっち向いてホイ!で決めようよー!?」
と瑞樹がうれしそうに言うと、(ナニ、考えてんだよー!!??)
「そーだよー!?」
「瑞樹の言うとおりだよー!?」
と慶子が言ったのでした。

「まあいいけどさあー!?」
「俺は2個あれば十分だから!?」
「三人でやれよー!!?」
と周が言ったのです。すると、
「あっち向いてホイは二人でやるんだから!?」
「3人じゃデキないよー!?」
と瑞樹が言ったのでした。

「まあ!?どうせ周はやっても勝てないけどねっ!!?」
と慶子が薄笑いを浮かべ言うと、
「おおー!?」
「挑戦的な態度だなっ!?」
「よーし!そんなこと言うならやってやるよー!?」
と周が言ったのでした。

「どういうふうにやるー!??」
と瑞樹が言うと、
「ジャンケンで勝ち組と負け組みペアになるまでやって!?」
「そのペアが決まったら!?」
「その組同士であっち向いてホイをやって!!?」
「その勝った人同士でもう一度あっち向いてホイをやればさあー!!?」
「そして勝った人が好きなほうを選ぶようにすればどうかなあー!??」
と周が言ったのです。

「えー!?」
「よくわかんないなあー!??」
と瑞樹が首をひねって言うと、
「やればわかるよー!?」
と周が言ったのです。

それから四人はジャンケンをすることになったのです。
「最初はグー!!?」
と大きな声で瑞樹がエド・はるみの物まねをして言うと、
みんな大笑いしたのでした。

「お前さあー!?」
「それが言いたかったからジャンケンに賛成したんだろー!!??」
と良太が言ったのです。すると慶子と周が、
「そーだよー!?きっと!!?」
「なんだー!そうかあー!?」
と言ってまた大笑いしたのでした。するとすぐ、
「えへっ、バレたあー!?」
と瑞樹が舌を出し、笑いながら言ったのでした。

それから四人は、こぶしを握り親指を突き出し、
「最初はグー!!?」
と言って、それぞれがエド・はるみの物まねをして、
ジャンケンをしたのでした。

最初のジャンケンでうまくふたりづつにならなかったので、
「じゃあー!?もう一度!!?」
とみんなで言って、
3回繰り返してやっとグーとパー組みに分かれたのです。
瑞樹は当然、ずっとエド・はるみの物まねをして、
グーしか出しませんでした。(単純!!)

四人は駐車している車の中で、おおいに盛り上がったです。
そして最後に瑞樹があっち向いてホイで勝って黄色のを選び、
良太が緑色のを取ったのでした。

友部サービスエリアを出てしばらく走ると、
友部JCTから北関東自動車道に入り、
10分ほど走ると、水戸南インターを抜け、
東水戸道路少し走ったのです。
それからじきに水戸大洗インターで降りたのでした。

それから国道51号線に入り、
しばらく走ると大洗リゾートアウトレットモール前の道路に来たのです。
すると、車が駐車場に入るためたくさん並んでいたのでした。
しかたなく最後尾を捜しに道路を行き見つけ、並んだのです。

それから1時間ほど待ち、
やっとの思いで駐車場に入ったのでした。


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