ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第十話(11)

そしてあっという間に1週間が経ち、
ドライブの当日が来たのでした。(あいかわらずハヤー!!)

良太の部屋では、
5時にセットしておいた目覚ましが鳴ったのです。
「もう5時かよー!?」
「眠いなあー!?」
と言いながら良太は起きたのでした。

階段を下りると洗面所によ寄り、
顔を洗い歯を磨いたのです。そして、
前の日に母の玲子に作ってもらっていたおにぎりを1個、
ウーロン茶といっしょに食べ、それを流し込んだのでした。

良太は食べ終えるとトイレにより、
用を済ませると忘れ物がないか確認し、
残りのおにぎりと、
500mlのペットボトルのお茶と、
缶コーヒーを紙袋に入れそれを持ち、
スニーカーを履くと、玄関をそっと開け出かけたのでした。

駐車場に着き車に乗り込むと、
エンジンをかけ駐車場から道路に出ると、
瑞樹に電話を掛けたのです。

「もしもしー!?」
「だあーれだっ!!??」
と良太が言うと、
「こんな朝早くからあー!?」
「間違い電話掛けないでよねえー!??」
と瑞樹が言ったのでした。

「おいー!!?」
「みずきー!?俺だよおー!良太!!?」
と良太が言うと、
「わかってるよん!!?」
「今どこー!??」
と瑞樹が言ったのです。

「寝ぼけてるかと思ったよー!?」
「まったくー!!?」
「今から家(うち)出るからよー!?」
と良太が言うと、
「分かったあー!?」
「じゃあ!?待ってるからねっ!!?」
と瑞樹は答えると、すぐ携帯を切ったのでした。

「はえーなあー!?」
と切れてる携帯に向かって良太は言うと、
携帯をたたみポケットに入れ、すぐに車を走らせたのでした。

いつものドライブと同じように良太は、
最初に瑞樹のアパートに寄り、
次に慶子のアパートに寄り、
最後に周の家に寄ったのでした。
そして、周の母の和江(かずえ)から缶コーヒーをひとりづつ貰(もら)い、
車はトランクに釣り道具を積み終えると、
周の家から環八(かんぱち)通りへ向かったのです。

「茨城のほうは初めてだよねえー!?」
「大洗リゾートアウトレットモールって!?」
「けっこう広そうだねえー!??」
と瑞樹が言うと、
「買いもしないくせによー!!?」
「まあいいけどさあー!?」
「どんな所か見るだけでも話の種になるから!?」
と良太が言ったのでした。

「うるさいなあー!?」
「いいじゃん!!?」
「目の保養だよねえー!?ウインドウショッピン・グー!!?」
と言って瑞樹が、
エド・はるみの物まねをしたのでした。

「おもしれえーじゃんかよー!?」
と笑いながら良太が言うと、
「瑞樹!そっくりー!!?」
「似てるー!!?」
と、周と慶子が大笑いして言ったのでした。

瑞樹は調子に乗り、
「ありがとう!ありがとう!」と言うと、
両手に握りこぶしを作り親指を出し、頭より少し揚げると、
「グー!グー!グー!!」
と言ってそれを振ったのです。そして、
その様子(ようす)を見た三人は、大笑いをしたのでした。

そんな四人を乗せた車は、
6時少し前には、環八通りから首都高速3号渋谷線に入ったのでした。
そして、谷町JCT(ジャンクション)から首都高速都心環状線に入り、少し走り、
江戸橋JCTから首都高速6号向島線に入り、少し走り、
堀切(ほりきり)JCTから首都高速中央環状線に入り、
ちょこっと走り、(微妙な言い方!??)
小菅(こすげ)JCTから首都高速6号三郷線に入り、少し走り、
三郷(みさと)JCTから常磐(じょうばん)自動車道に入ったのでした。
(具体的な時間がないじゃん!!?)


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