ブログ小説 ドライブは誰といっしょに(^◇^) 第十話(10)

それから三人はそれぞれ雑誌を参考にして自分の意見を言い、
1時間ほどで相談は終えたのでした。(略し過ぎかな!??)

「あたし、片付けちゃうから!?」
そう瑞樹は言うと、
部屋のドアを開けたあと、二人のほうを向き、
「まだコップに残ってるじゃんかあー!?」
「飲んじゃいなよー!?」
と言ったのです。

良太と周はあわてて残ってる午後の紅茶を、
一気に飲み干したのでした。

瑞樹はお盆を持つと部屋を出て階段を下り、
一度台所に行ったのですが玲子がいなかったので、
テーブルの上にお盆を置き、
居間に行きドアをノックして、
「おばさーん!?」
「お盆持ってきたけど!?どこに置けばいい!??」
「洗おうかあー!??」
と言ったのです。

「瑞樹ちゃん!?いいよー!?」
「テーブルの上に置いててくれれば、後(あと)で片付けるから!?」
「飲み物が残ってたら、冷蔵庫に入れててくれるー!!??」
と玲子が言ったのでした。すると瑞樹が、
「はーい!!?」
「じゃあー!?あとお願いしまーす!!?」
そう言うと、
台所のテーブルに戻り、冷蔵庫を開け、
残ったジュースと午後の紅茶をしまったのでした。

すぐに瑞樹は階段を上がり部屋に戻ると、
「じゃあー!?慶子に連絡入れといてくれるー!??」
と瑞樹がうれしそうに周に言ったのです。すると、
「分かったー!?」
「俺から慶子には連絡しておくから!?」
と周が言ったのでした。

瑞樹がショルダーバッグを肩に掛けると、
三人は続けて一階に下りて行き、
「お邪魔しましたー!?」
と周は玄関で言うと、
「気をつけて帰ってねえー!?」
と居間から玲子の声がしたのでした。
そして周は、バイクに乗り良太の家をあとにしたのです。

玄関を出て、良太と瑞樹は周を見送ると、
「送ってくるって言ってくるから!?」
と良太は瑞樹に言い、
玄関を入り、
「俺!瑞樹送ってくるからさあー!?」
と良太が居間に向かって言ったのでした。

「何!?もう瑞樹ちゃんも帰るのー!??」
そう言って玲子が居間から出て来たのです。すると、
「おばさん、おじさん、ごちそうさまでした!!?」
そう瑞樹は玄関に入り大きな声で言ったのでした。

「あした仕事だから!?」
「きょうはこれで帰りまーす!!?」
と瑞樹が言うと、
「じゃあー!?また夕飯食べにおいでよー!!?」
と玲子がニコニコして言ったのでした。すると居間から、
「また来なよー!?」
と大きな声で玄太が言ったのでした。

「はーい!!?」
そう言って、うれしそうに瑞樹は答えたのです。
そして玲子が良太に向かって、
「飛ばすんじゃないよー!?」
「安全運転だよー!!?」
と言ったのでした。

「分かってるよー!?」
と良太は答え、
「じゃあー!?行くかあー!?」
「みずきー!!?」
と良太が言うと、
「うん!!?」
と瑞樹はうなずき答えたのです。
そして玄関を出ると、良太がすぐ玄関の引き戸を閉めたのでした。

そしてふたりは手をつなぎ、駐車場まで歩いて行ったのです。
駐車場に着くと、ふたりは車に乗り込み、
シートベルトをして、すぐに出発したのでした。

車が瑞樹のアパートの前に着くと、
瑞樹はシートベルトをはずし、良太のほうに少し身体を向け、
「きょうはありがとうねっ!!?」
と言って良太のほっぺにキスしたのです。
瑞樹はドアを急いで開け、車から出てドアを閉めると、
一目散にアパートの階段を上がって行ったのでした。


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